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仮想通貨と仮想通貨を現金化する方法のご紹介

2020年8月現在、最近になって、また仮想通貨の話題がニュースで流れるようになってきました。yahooニュースではDeFi(分散型金融)をピックアップしており、アメリカにおいては全米でビットコインのCMが開始されるそうです。ビットコインは10000ドルを超えた価格に安定しており、改めて仮想通貨に興味が出てきた人も多いと思います。

仮想通貨には、ビットコインのような法定通貨に代替する目的として発行されたものや、イーサリアムのように、アプリケーション・プラットフォームが目的になっているものなど、様々な種類がありますが、特に主要通貨では、オンラインおよび実店舗への決済用途に用いることが出来ます。

しかしながら、仮想通貨の代表的な存在であるビットコインですら、1年の間に6000ドルを割り、あるいは10000ドルを超えたり、変動幅が非常に大きいため、商品・サービスの支払いに際しては、法定通貨の方が利便性が高いです。

現在の、最も理想的な短期間での仮想通貨の利用パターンは、6000ドル以下で購入したビットコインを10000ドルで法定通貨に換金し、オンラインおよび実店舗での購入をすること…だと思います(ちなみに、アルトコインの場合はもっと大きな変動幅を持つ傾向にあるので、より高いリターンが期待できます)。

上記のように難しいトレードを考えなくても、試しに買ってみたビットコインを売りたくなった等、何らかの手段で入手した仮想通貨を、日本円をはじめとした法定通貨に換金したいシーンは結構あると思います。

仮想通貨を現金化する方法
1. 仮想通貨取引所を使う
2. Local Bitcoins : P2P(ピア・ツー・ピア取引所)
3. プリペイドカード: bitFlyer VISA プリペイドカード

1. 仮想通貨取引所を使う
仮想通貨を日本円に換金する方法の中で最もメジャーなものは、日本国内の仮想通貨取引所を使うことでしょう。BINANCEをはじめとした海外取引所では日本円に換金出来ないので、その点は注意してください。

そして、国内で最も有名な取引所は、テレビCMも放送されたbitFlyerです。CoinMarketCapの現物取引高を見ても、世界トップクラスであることが確認できます。そのため、コインの流動性を考慮しても、おすすめの取引所の1つです。

【bitFlyerアカウントの開設方法】

bitFlyerの公式サイトから[アカウント作成]画面を開き、メールアドレスを入力します。登録が完了するとキーワードを入力するダイアログボックスが開きます。メールボックス内の[アカウント登録確認メール]を開き、本文内のキーワードをコピーして、ダイアログボックスに貼り付けます。そして、利用規約に同意するとアカウント開設は完了です。

アカウント開設の際には、本人確認書類の提出が求められます。運転免許証・パスポート・マイナンバーカード・在留カードのいずれかを用意しておく必要があります。

【bitFlyerで仮想通貨を日本円に換金する方法】

bitFlyerには「販売所」と「取引所」が用意されています。

まず、「販売所」では、bitFlyer社と仮想通貨の売買をすることになります。ビットコイン販売所あるいはアルトコイン販売所の売買画面を開き、[売る][買う]ボタンで売買することができます。もちろん、日本円に換金できます。

次に、「取引所」では、他のbitFlyerユーザーと仮想通貨の売買を行います。ビットコイン取引所【bitFlyer Lightning】から、ビットコインの売買を行うことができます。取引所では、BTC(ビットコイン)/JPY(日本円)とETH/JPYのペアはありますが、他のアルトコインと日本円のペアは無いため、取引所でETH以外のアルトコインから日本円に換金する際には、アルトコイン/BTCペアを経由する必要があります。

ちなみに、取引所ではレバレッジをかけた高度な取引方法も可能です。

【bitFlyerの手数料】

まず、bitFlyerの仮想通貨から日本円に換金する際の「売買手数料」ですが、ビットコイン販売所・アルトコイン販売所の売買手数料は無料です。

また、ビットコイン簡単取引所およびLightning現物(BTC/JPY)の場合は、約定数量×0.01~0.15%(BTC単位)です。同じく、Lightning現物(ETH/JPY)の場合も約定数量 × 0.01~0.15%(ETH単位)となっています。ビットコインLightning FX/Futuresの場合は無料です。

一見すると、売買手数料が無料の販売所一択ですが、これは実質的に0.1%~0.6%の売買手数料を含んでいます。そのため、大きなロット(単位)で売買するケース以外では、取引所で売買した方が安く済むケースが多いです。

次に、取引所から各所銀行に日本円を出金する際の出金手数料ですが、三井住友銀行の場合で、かつ3万円未満であれば、220円です。三井住友銀行で、かつ3万円以上の場合は440円がかかります。

三井住友銀行以外の場合で、かつ3万円未満であれば、550円です。三井住友銀行以外の場合で、かつ3万円以上の場合は770円がかかります。

【bitFlyerから日本円の引き出し方法】

bitFlyerから日本円を引き出す際には、銀行が選択できます。予め、bitFlyerアカウントに出金に用いる銀行を登録しておく必要があります。なお、クイック入金機能で入金した資産相当額は、7日間出金することが出来ない点に注意してください。

2. Local Bitcoins : P2P(ピア・ツー・ピア取引所)
Local Bitcoins(ローカルビットコイン)は、2012年にフィンランド・ヘルシンキで設立された、P2Pによる店頭取引(直接取引)型の取引所です。仮想通貨黎明期から存在するサービスで、取引できる通貨はBTCのみ。

日本ではあまり馴染みが無いですが、昔から有名なメディアに取り上げられており、世界中にアクティブユーザーが存在します。19年には、フィンランドの金融監督庁から、仮想通貨プロバイダーとして登録されました。

【Local Bitcoins アカウントの開設方法】

Local Bitcoins公式サイトに進み、[sign up free]ボタンをクリックします。次に、任意のユーザー名/メールアドレス/パスワードを入力し[Register]ボタンをクリック。そして、利用規約とプライバシーポリシーに同意すると、確認メールが届きます。

確認メールからリンクを開くと、名前と電話番号、見積もり取引量のチェック(ユーロ換算)が求められます。

最後に、Politically exposed personの確認チェックがあるのですが、過去12ヵ月以内に自身か家族に公共機能を委任された人物に該当する人物がいなければ、Noを選択します。

Local Bitcoinsで仮想通貨を日本円に換金する方法】

前提として、Local Bitcoinsではビットコインのみを扱っています。他のアルトコインは扱っていない点は注意が必要です。

メジャーな換金手段である取引所と違い、Local Bitcoinsでは、BTC/JPYの取引相手を選択するところから始まります。


に進むと、取引価格と取引数量、さらに、取引相手の信頼スコア/取引回数/居住地域/メッセージの返答速度まで表示されています。

売買は取引ページに[Buy][Sell]ボタンがあります。ボタンをクリックして、売却する数量/金額、メッセージ(これは任意です)を入力してトレードリクエストボタンをクリックします。独特なサービスですが、インターフェースは直感的で分かりやすく設計されています。

Local Bitcoinsの手数料】

まず、Local Bitcoinsの取引手数料は基本的に無料です。ただし、Local Bitcoins内で広告を作成し、作成した広告から売買が発生した場合は、広告作成主は、取引金額の1%が請求されます。

次に、Local Bitcoinsでビットコインを売却し日本円を銀行振込する場合ですが、取引所と違い、ユーザー同士で直接取引を行うため、ユーザーが条件を付けていない限り、Local Bitcoinsでの手数料は発生しません。

実際に取引する時には、ユーザーの提示する条件、各所銀行・支払いシステムの手数料を確認しておきましょう。

【Local Bitcoinsから日本円の引き出し方法】

ユーザー同士での直接取引なので、双方で取り決めた決済方法で引き出します。取引相手が日本人の場合は、国内銀行への振込の指定も予め提示されていることがありますが、海外ユーザーの場合は、ウェスタンユニオンやPaypalで決済されるケースが多いです。

取引所と比較して、Local Bitcoins側からの出金手数料もかからない点は魅力的ですが、直接取引ゆえに、振込方法は取引相手のユーザー次第なところがあります。

3. プリペイドカード: bitFlyer VISA プリペイドカード
また、面白い方法として、bitFlyer社が提供するbitFlyer VISAプリペイドカードを用いると、ビットコインで入金したお金を、全国のVISA加盟店で使うことが出来ます。2017年10月にスタートしたサービスですが、知らない方も多いかもしれません。

【bitFlyer VISA プリペイドカードの発行方法】

bitFlyer VISA プリペイドカードの発行にあたり、まずbitFlyerアカウントを取得する必要があります。bitFlyerアカウントの開設方法に関しては、【bitFlyerアカウントの開設方法】をご参照ください。

発行に際してもう1つ、bitFlyerアカウントの他に、bitFlyerと提携しているバンドルアプリが必要になります。

AppStoreあるいはGooglePlayから、バンドルアプリをダウンロードして、ユーザーID・パスワード・生年月日・電話番号を登録します。

次に、バンドルアプリのホーム画面からリアルカード有効化手続きをタップし、郵送されたリアルカードの番号とアクティベーションコードを入力して有効化します。

以上の初期設定を完了させると、バンドルアプリ内にbitFlyer VISAプリペイドカードが登録されます。

【bitFlyer VISA プリペイドカードで仮想通貨を日本円に換金する方法】

bitFlyer VISA プリペイドカードでは、bitFlyerに預けているビットコインを、円建(日本円単位)でチャージすることが出来ます。そして、チャージしたビットコインは日本円としてVISA加盟店で使えます。

ただし、5年のカード有効期限の間に、計100万円以内のチャージ上限、1回3万円以内/月間12万円以内のチャージ上限額があります。

【bitFlyer VISA プリペイドカードの手数料】

bitFlyer VISA プリペイドカードの年会費および利用料は無料です。bitFlyerからプリペイドカードにチャージする際にも送金手数料等は発生しません。あまり知られていないですが、実はかなりお得です。

まとめ
仮想通貨は17年末のバブルを皮切りに世界的に大きく知名度を上げて、いくつかの主要コインでは、日常生活のシーンでも決済手段として使うことも可能ですが、正直、まだまだ法定通貨で決済する方が便利です。

将来的には、法定通貨よりも仮想通貨で決済する方が便利な世の中になっていくのかもしれませんが、現状、決済手段として用いることを考える際には、仮想通貨は日本円などの法定通貨に換金することをオススメします。

仮想通貨を日本円に換金する方法は、bitFlyerをはじめとした取引所を使う以外にも、Local Bitcoinsで直接取引、あるいは、バンドルカード内のbitFlyer VISA プリペイドカードでビットコインをチャージして、プリペイドカードとしてVISA加盟店で使う方法があります。

取引所以外での直接取引やプリペイドカードでは、取引ユーザーのタイミングであったり、利用上限額など考慮する要素が出てきますが、これらの手段では、取引所利用で発生する手数料がかからず、お得に使えます。





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