パタゴニアでのテント生活は人生1優雅な日々
社会人になって、早1ヶ月が過ぎたよ。
まず、出社できないので、スーツに袖も通してない、同期の可愛い女の子とワクワクなんてもできないし、「華金」も経験してない…
なかなかの時代に社会人になったもんだなと思っている。
そんな毎日の中で、最近は趣味で旅関連のオンラインイベントを月1で仲間と企画してやったりして、旅のことを思い出す機会が多い。
私はつい2ヶ月前まで南米に50日ほど卒業旅行で行っていた。
卒業旅行つっても、題名は
「僕らのぶっ飛び南米旅」で、泥臭いバックパックをしていた。
チリ、ペルー、ボリビア、アルゼンチン、(予定ではブラジルもコロナでなし)に行った。
マチュピチュ、ナスカ、ウユニ塩湖、アタカマ砂漠、パタゴニアなど色々なところに行って、23歳で素晴らしいものを沢山見て経験してきた。
まじで23歳でこんなの見ていいの?笑
っていつも思っていた。
まぁそんな中、6000mの山に死ぬ気で登ったり、パタゴニアも金が無さすぎたので現地で2000円のテント買って毎日テント生活しながら自炊したりと、学生ならではの旅もできて最高だった。
特に、パタゴニアでのテント生活は最高だったなぁ。
正直2週間ぐらいしか居れなくて悲しかった。
物価が超高いから、移動はなるべくケチったり、テント買ったり、毎日ほんとに自炊しかしなかったり、パイネ国立公園では、みんなバスで行くところ40分ぐらいかけて歩いたり。
学生のバイトでめちゃくちゃ頑張って貯めた金なんて所詮ちっぽけなもんで、パタゴニアでは毎日金に気遣いながら過ごしていた。
2000円のテント、見栄えはクソ悪くて、外張りという所謂雨をちゃんと弾いてくれるやつがついてなかったり、張り綱っていうテントが風で飛ばないように固定する綱が無かったりとまぁ戦闘力はバチクソ低いわけですよ。
でも、学生時代山岳部で鍛えた能力で張り綱DIYしたり、毎回強度高めるために色々試行錯誤したり、場所もちゃんと選んだりとそれなりに工夫した結果2週間ちゃんと持ったし、その後人にもあげて使ってもらいました。
中に敷くマットも、ヨガマット一本買って2人で半分に切って使っていた。
寝袋は値札見落としていて、4000円のやつ買っちゃったんよね。笑
パタゴニアの大自然の中テントで寝たのは本当に最高に気持ちよかったな〜
たまに一緒に行った奴とも話すけど、あれは最高だったよな〜もうこれからできないよ。
なんて話してる。
本当に素晴らしい自然の中で星空満点で、風の音と風に揺られる木の音が気持ちよく聞こえて、空気は最高にうまい。
あんな場所でテント張れるなんて夢にも思わんかったわ。
そして、毎日の自炊飯もまた、楽しかった。
移動して新たに着いた場所で、相方とスーパー行く前に何食分の買い出しか計算して、メモに何買うかを書く。
それをスーパーで買ってちゃんと割り勘する。今日は疲れたからビール買うぞ、とか今日のパスタにツナは入れるかいらないかとか、ハムは高いから無しとか、肉も量り売りで買ってたから、スペイン語圏の肉屋でうまい肉買えるようになったし。
パスタ、野菜炒め、シチュー、グラタン、サンドイッチ、などなど、沢山作ったなぁ。
どれも毎晩身体は疲れてたから、美味いんよね。夜行バス明けの蜂蜜かけたパンとかめっちゃ美味いのよ。
それ食って、シャワーして、テントで昼寝。
最高に人間らしい生活してたわ。
とにかく毎日金と時間と行程と色々考えることだらけだったので、めちゃくちゃ疲れる。
だからちゃんと飯も食うし、めちゃくちゃ寝る。だから体調も毎日万全だった。
今なんて毎日8時に起きて、飯食って筋トレして、PC開いてカタカタしてたら18時になり、飯作って食ってYouTube見て寝る。
別にパタゴニア生活に戻りたいとか、思わないわけでもないけれど、人間って非日常の瞬間に幸せを覚えるんだよなってめっちゃ思う。
日常って毎日だから平凡に見えてしまいがちで、非日常ってあり得ないことの連続だからどれも輝いて見えて幸せに感じる。
だから、パタゴニアにいたときは、毎日ベッドで寝れて美味い飯が食える日本最強だわって思っていたよ。
強欲だよな〜。
まぁ生きてる証拠だよな〜。笑
まぁとにかく最近はそんなキツくもすごく楽しかったパタゴニアでのテント生活を思い出して、またいつかあそこに行ければいいな!
と思っていますわ。
まぁ、旅のことこうやってアウトプットするだけでも俺はめちゃくちゃ幸せだけどな。
沢山の人の旅話も聞きたいな〜。