3目並べをカードにする話
なぜ、3目並べをオリジナルカードゲームにするか。
中学生のころ、教室の後ろの黒板に落書きを書いて、友達同士ではしゃいでいた時期があった。
井の字さえ書けば、あとは丸バツだけ書いて、遊べるゲーム。
至ってシンプルだ。
通常の3目並べは中央の枠に丸を描き、その後、斜めのマスを取れば勝ち確。後攻に絶対に勝てる択は存在しない。
3目並べはある意味ゲームとしては不完全だ。
なのに、若い頃はそれが分かっていても、ハマってしまう中毒性がある。
ならそれをカードゲームにしたらどうなるか、とふと思う。
3目並べをカードゲームにする。
そんな頭のいかれた発想を笑う人は笑うだろう。
だが、個人でゲームを作るということは、自由に邪魔なくゲームを作れるメリットとゲームを認知してもらう際に苦労が伴う等のデメリットがある。
私的には、というより、他の人も大半の人は自分のオリジナルゲームを完成させたら、拡散したいという気持ちは自然と生まれる。
私はその欲望に素直に従う。
だから、今から新作ゲームを作る過程をこの小説を読むことで、楽しんで頂きたい。