
よくみる皮膚の病気〈酒さ〉
酒さ
【症状】
中年以降の女性に生じやすく、赤ら顔(発赤や毛細血管拡張)の状態が続きます。顔の赤み、ぶつぶつ、赤い盛り上がり、毛細血管のひろがりなどが主な症状です。また、ほてり、ひりつきなどの症状も出ることがあります。これまでにステロイド外用剤を長期に塗っていた場合のステロイド酒さもあります。
【原因】
はっきりとした原因はわかっていません。
遺伝的要因の関連もあると考えられています。
【治療】
治療法としては、抗生剤や漢方治療の内服、外用剤などです。
選択肢の1つとして、保険外の外用(アゼライン酸)やIPL(光治療)も考慮します。
【日常生活で気を付けること】
ストレスやアルコール、紫外線、香辛料などを避けるようにします。