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プレゼンに重要な2つのこと ~プレゼンの神様が降りてくるとき~

人前でのプレゼンって、嫌ですよね。
先日も、若い方に向けたプレゼンの機会があって、あの真剣な眼差しに圧倒されながら、ぎりぎりの状況で、精一杯お話ししました。

プレゼンは「場慣れ」と言われます。
でも、僕は、何度経験しても、場慣れなんてしません。

僕は人前で話す機会が多いです。
それでも、僕は決してプレゼン上手になれず、一杯一杯の状況でプレゼンしています。

今回は、僕がプレゼン時に気を付けている2つのことについて書いてみます。

練習と準備


まず一つは、しっかりと練習と準備をすることです。
「何だ、そんなこと、皆が言っていることでしょう」ですよね。

僕はプレゼンを上達したく、プレゼンに関する本を何冊も読みました。
人に自慢できるくらいの数です。
話し方教室にも通って勉強しました。
色んな方法を学びました。
もちろん、多少のプレゼンのテクニックは持っているつもりです。

でも、その中で、一番腑に落ちたのは「練習と準備をすること」です。
プレゼンは、小手先のテクニックよりも、練習と準備に限ります。

プレゼンの神様が降りてくるとき


何度もプレゼンの練習をしていると、ふとした時、例えば入浴中、運転中、寝る前等に、どこからともなく、「このような内容にしたほうが良いんじゃないの」と言うような声が聞こえます。
僕は、これを「プレゼンの神様が降りてきた」と思っています。
その神の声にしたがって、プレゼン内容を加筆修正すると、聞き手をぐっと惹きつける内容にグレードアップします。
プレゼンの神様は、いつも、プレゼンが迫ってきたときに現れます。

たまに、プレゼンの数日前になっても、プレゼンの神様が降りてこない時もあります。
そのときは、まだプレゼンに真摯に向き合っていないときなんでしょうね。

緊張と共存


二つ目は、緊張とうまくつきあってプレゼンすることです。
僕は話のプロではありません。素人です。

結果として緊張せずに流暢にプレゼンができるときもあります。
でも、プレゼン前は、どういう状態でプレゼンすることになるのか、やってみないと分かりません。
僕は緊張しないでプレゼンしている状態の自分に期待するよりも、どうせなら緊張を受け入れてプレゼンに臨むことにしています。

事実、結果として、僕は、緊張せずにプレゼンした時よりも、それなりに緊張してプレゼンした時の方が、その後の聴講者からのアンケート等の評価が高い結果になることが多いです。

スポーツ選手も、競技を行う際には緊張して臨みます。
多少緊張したほうが良い結果が出るのは、それと同じなんでしょうね。

以前、明石家さんまさんが、TV番組で、「緊張しない漫才家は大成しない」と言っていました。あれだけ人前で流暢に話す漫才家でも緊張するんですね。
さんまさんの言葉って、さすがに説得力があります。

最後に


僕は、なるべく、プレゼンからは逃げたいです。
でもプレゼンの機会はやってきます。
プレゼンの機会を頂けることは、幸せなことです。

僕は、聴講者から、「話が上手ですね」という評価よりも、「とてもわかりやすかったです」という評価を期待しています。

これからも、プレゼンの機会を頂けることに感謝して、練習と準備緊張と共存を大切にして、丁寧なプレゼンを心がけながら、プレゼンにトライします。


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