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NO,3 牧場に必要なもの

何が必要で何をしなきゃならないのか”最適”を探す

日夜考えても追いつかないほどの計画を立てながらも必要な工具や材料などは全く持ってない状況だった。
幕別の遊牧舎まで車を走らせるタイミングや、住んでいる東川町から旭川の会社に向かうときなどにじっくりとこれは必要だな。など洗い出しながら信号などで停止するたびにメモに書いて、メモに書いたのを見て、あ、この工具が必要だ。

あの材料は必要だ。そんなことを考えていた。

今でもそのぐちゃぐちゃなメモは思い出。

資材協力会社の偉大な存在

ひょんなことから士別にある木工所の方から人伝えで、薪を調達する事になりタイミング的に会うことができた。
それが今でも尊敬している同世代の方が経営する”東邦木材工業”でした。

薪の話のついでというか、その時には頭がいっぱいな放牧豚の話を熱くしていた気がします。
すると、プレカットという(この時知った)機械で切り出して家や倉庫などなんでも組み立てられるような機械の切り出しを聞いた。
すぐに、杭を調達したいのですがこのくらいの幅の長さがこのくらいというラフスケッチを画像で送ったら翌週には出来上がっていた。

酒場のカウンターカルチャーが生んだ奇跡

そのほかにもロマンティコというイヤらしい名前の東京の会社社長がNO2で書いているカウンターカルチャーの社長が漢気で設計図を作ってくれて、居酒屋のカウンタートークでことはどんどん進んだ。
もちろん、嬉しくて楽しくて酒も進んだ。

その方と一緒に旅行したり、遊びに行く仲になるとはやはり人生は不思議だ。

母屋に必要な材料から、杭から、あとは長さや幅などどうしても端材などなんでもいいから頂けるものは頂きたいです!と伝え、2トントラックで向かったのがつい最近のことのように感じる。

そうして、頂いた木材や杭、設計図通りの木材各種を頂き。
士別から帰ったのは鮮明で、いよいよ始まってしまった感とこれからどんなドラマが生まれるのかはゾクゾクした。


この杭はオーダーメイド。

この杭の太さは10センチ程度で、、、
今更ながらこんなに太くなくてもよかったと感じている。
この時は逃げたら大惨事!太くして、逃さないようにと考えていたがまんまと逃げられた。笑

いい思い出。

そうして、豚や牛などの資材屋さんを遊牧舎の秦さんに紹介してもらい紹介してもらった会社の方が今でも面白い入社半年のニューカマーと一緒に考えていく事になった。

俺もニューカマーだぜ?
何が必要かもわからないのにお互いしどろもどろした。


NO.4に続く


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