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第二回 陽気なギャングの日常と襲撃   ⚠️ネタバレ注意

陽気なギャングの日常と襲撃
伊坂幸太郎


あらすじ
嘘を見抜く名人は刃物男騒動に、演説の達人は「幻の女」探し、精確な体内時計を持つ女は謎の招待券の真意を追う。そして天才スリは殴打される中年に遭遇ー
天才強盗四人組が巻き込まれた四つの奇妙な事件。しかも、華麗な銀行襲撃の裏に「社長令嬢誘拐」がなぜか連鎖する。知的で小粋で贅沢な軽快サスペンス!
(祥伝社文庫裏面あらすじ引用)

感想
どうもトト神です!今回は第一回の続編「陽気なギャングの日常と襲撃」です!
これは陽気なギャングシリーズの二作目になります。伊坂幸太郎さんの作品で、シリーズになっているのは2025年1月までこれらだけです。これは作者がデビューする前に1996年の第13回サントリーミステリー大賞で佳作入選した「悪党たちが目にしみる」がもととなっているんです!最初の作品で思い入れがあるからこそ異質の"続編"を作ったんですね!人気作品の続編はつまらないというお約束があると勝手に思ってるんですが、読んでみて感じました。なんだこの面白い作品は!!!!!と。四つの章に分けられてるんですけど、一章は、主人公四人がそれぞれ違った事件を追いかけ、推理していくという話です。この一章だけでみても十分に満足できる内容です。しかし、後の二、三章でどんどん読者を引き込み最後の章で作者得意の伏線回収を一気に進めていくんです。もうヤバいです。伊坂幸太郎さんが好きで結構たくさん読んでるんですけど、出てくるキャラクターが個性的ですよね。また、その人物について本の中で結構説明しているので物語に入りやすくなっています。(人間関係、過去の記憶、いまに至る経緯etc)
このシリーズは全部で第3部作となっていて、上から順に
「陽気なギャングが地球を回す」
「陽気なギャングの日常と襲撃」
「陽気なギャングは三つ数えろ」
となっています。上から二つは今までに紹介してきましたが、三作目はまだ手に入れることができていないので少し後になるかもしれません。すみませんがよろしくお願いします。これで第二回の感想を終わります。最後まで読んでいただきありがとうございました♪

自分の語彙の少なさゆえに同じような紹介文になっていますが、成長の記録としてあたたかく見守ってください。




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