よく受ける質問コーナー
子どもを褒めることと、そのタイミングについて。
よく教育本や子育て本には、子どもを褒めて伸ばしてあげようということが書かれています。
もちろん褒めてあげることはとても大切ですし、その子の良い所を伸ばす1番の近道です。
しかし、私のお客様の中には、私の子どもには褒めることが見つかりません。悪いことばかりするので。
とおっしゃる方が少なくありません。
そんな方に私が言うのは、ないなら作ってあげてください。と言うことを言っています。
どういうことかというと、子どもに、褒めることがしたくなるような行動を、事前の声掛けや行動で促せばいいのです。
例えば、子どもに洗濯物をたたむお手伝いがして欲しい場合、あえてその子の近くに洗濯物を持っていきます。(この時、子どもは何もしていない状態が望ましいです。もし、何かしていたら、それが終わるタイミングを待ちましょう。)
そして、その子に向かって、「この洗濯物をたたむの手伝ってくれたらお母さんとっても助かるんだけどなー。」
と、手伝って欲しいアピールをします。
それを無視されたら、その子が興味を持ちそうな言い方を探しましょう。
「お母さんとどっちがたたむの早いか競走しよう?よーい、どん」
で刺さる子もいますし、「今とってもしんどくて、1人ではたたむのしんどいの。だから助けてくれる?」と言われてやる気が出る子もいます。
大切なのは、その子にあった声掛けをすることです。
そして、その行動(ここでは洗濯物たたみ)をしたら例えそれが1つだけであったとしても必ず褒める。
こうすれば、誉めるべき行動を意図して作り出すことが出来ます。
是非褒めることが難しいと思っている方は試してみてくださいね。
もし、適切な褒さめ方が分からない、教えて欲しいという事ならいつでもご相談ください。
一緒に最適な言葉がけを探します。