ランニング中におすすめなPodcast3選
私がランニング中によく聞いているお笑い番組のPodcastを3つ紹介する。
①聴漫才
「聴漫才」は、その名の通り「音だけで楽しむ漫才」だ。約30分間、人気漫才師によって漫才が繰り広げられる。30分の漫才なんて、なかなか無いだろう。「聴漫才」という番組名には、長い時間であるという「長漫才」、既存の漫才の形を超えて新たな漫才の形を提案する「超漫才」といった意味もかかっていると思う。ランニング中は辛くて時間が経つのが遅く感じられるが、「聴漫才」を聞いていれば30分間があっという間に過ぎるのでおすすめだ。
また、出囃子になっているトニーフランクのテーマソングがかっこよくて気分も上がる。(シーズン2では出囃子がショートバージョンになってしまうので少し寂しい)私が最も好きな回は【S2】#2 ジャルジャル「初めてサングラスをかける日」だ。
ランニングをしている時は、自分の足音や周囲の雑音でイヤホンをしていても音声が聞き取りづらいことがある。そんな時、私は女性の声の方が聞き取りやすい。そこで、女性の番組を2つ紹介する。
②エルフのとりま集合ラジオ!
ランニング中の疲れた気分を吹き飛ばしてくれるのが、「エルフのとりま集合ラジオ」だ。底抜けに明るいギャル・荒川さんの声を聞いていると元気になる。エルフ2人の掛け合いは賑やかで、聞いていてとても楽しい。
私が好きなのは、「ギャーチェ」のコーナーだ。「ギャーチェ」とは「ギャル」と「ニーチェ」を掛け合わせた造語で、ギャル語で哲学的なことを言う、というコーナーである。ニーチェの実際の言葉をギャル語に変換した「古典ギャーチェ」と、自分で考えた「創作ギャーチェ」の2種類がある。ポップに芯を食った言葉がリスナーから多数寄せられており、毎回感嘆する。
③ゆりやんレトリィバァの最近どう?
前述した通り私は女性の声が聞き取りやすいタイプなのだが、特にゆりやんさんの声はよく聞こえるので重宝している。彼女の可愛らしく、粒だった声は聞いていてとても癒される。
この番組は、基本的には彼女のひとり語りである。自身のことや、リスナーのお便りから、日常生活で感じることを訥々と語っていくスタイルだ。私は彼女の考え方が好きだ。印象に残っているのは、彼女が「最近ジムに行っている」という話をしていた回だ。自分の体にとって良い行動をするよう心がけていると、周囲から「意識高い系」と揶揄されたそうだ。そんな周囲に対して、彼女は「意識が低い人に構っている暇はない。馬鹿にするのだったら意識が低い人同士でなれ合っていればよい」とばっさり斬る。毅然と言える彼女の姿勢を尊敬した。
以上3つが、私がランニング中によく聞くPodcastの番組である。どの番組も素敵なので、ぜひランニングのお供に聞いてみてほしい。