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【レスラーのアイデンティティ】プロレスマスクの理由

皆さま、いつもご愛読いただき誠にありがとうございます。
プロレスマニアです。

本日は、意外と知らないプロレスマスクの意味を解説して参ります!



*起源


プロレスマスクの元々の始まりは、メキシコの先住民族のアステカの人達が敵に素顔をバラさないように仮面を着けて戦い始めたのが始まりだそうです。
そして、その仮面は祭礼にも使用され、とても神聖なものとして扱われていたそうです。

ただ、メキシコが起源かと思ったら、マスクの発祥はヨーロッパ⇒アメリカ⇒メキシコという説もあるそうです。

アメリカで、ヒール(悪役)のキャラを観客からわかりやすくするためにマスクをかぶることで普及したとも言われています。


*マスクの理由


マスクマンの聖地・メキシコのプロレス(ルチャ・リブレ)はもともと圧政者から自由を勝ち取る儀式であり祭りでした(ルチャ・リブレ=自由な戦い、自由への戦い)。
リング上の勧善懲悪にスペイン圧政からの解放を重ね合わせて観客が喜ぶ“祭り”。リンピオ(善玉)とルード(悪玉)を分かりやすくするためにマスクが一般化したと言われています。

覆面レスラーの多くは、昼の仕事があり素性を隠すためにマスクをしていたというのも大きな理由の一つです。

覆面レスラーは基本ヒール(悪役)として活躍するわけなので、あまり素性は明かしたくないですよね。


日本では興業の目的で、マスクを使用するレスラーや団体も多いようです。
マスクがあるだけでキャラも立ちますし、見た目もカッコいいので一石二鳥ですよね!

ちなみに、アメリカなどではマスクではなく顔面ペイントのレスラーの割合も増えてきているようです。


*アイデンティティ


現在では、マスクはレスラーのアイデンティティであり、マスクを剝がされたり、傷つけられることを嫌います。

マスクはもはや選手の一部であり、ファンも選手もマスクにリスペクトをもっています。


*まとめ


プロレスにおけるマスクは、素性を隠し、キャラを作るために誕生したんだと思います。ただ、現代において、このマスクや覆面という要素がよりプロレスの世界観を作り、我々を楽しませてくれることは間違いないでしょう。

もし興味があればいろんな選手のマスクの意味など調べてみてもいいかもしれませんね。



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