人生迷子おじさんのRPG的悩み

なぜ働きたくないのか。
その本質を巡る冒険のスタートをなにから始めるべきだろうか。
そんなことを原料を投入しながら、あるいは機械的食事を取りながら、あるいはベッドに這いつくばったりしながら数日逡巡していた。
考えるのは楽しかったが壮大になりすぎる妄想が爆発して、ぼくの睡眠を奪い、結果寝てるのか起きてるのか分からないゾンビ状態になり、余計に会社に行きたくなくなった。
無駄な思考は近代的な社会には不要とされる理由はここにあるのだろうか。効率化、生産性、合理性。これらの言葉は、僕らの生活を支配している。しかし、本当にそれでいいのか?僕は、そんな疑問を常に抱いている。

別の視点では、近代的な身体を手に入れるにはまず第一に睡眠を時間通りにおこない、時間通りに起きることができること必要と言えるだろう。おそらくそれは子供の頃から少しづつ自然と慣らされていく。
その自然さが無自覚であるがゆえに呪いのように問題として処理されないまま解決できない。
前回紹介したブッダの考え的な問題の本質にたどり着けないまま、即物的なものに依存しごまかしながら生きていくのだろう。
そういえば、問題を問題にしなければそれは問題にならないと言っていた小説はなんて作品だっただろうか?

閑話休題

本題に戻るとどこから冒険をスタートさせるか問題について考えよう。(マイケル・サンデル風)
なにから始めるべきかと考えていたら、そういえば僕はRPGゲームが苦手だったことを思い出した。
2つの分かれ道があるのが本当に嫌いで、1つの道を行くとずっともう一方が気になってしまう。
じゃあ引き返してもう一方の道を行ってみると今度は最初の道が気になって動けなくなってしまう。
これは心理的迷路状態と言えるのではないだろうか?(そんな言葉はない)
つまり、何が言いたいかというと僕は始め方が苦手で、選択肢が多いとなにもできなくなってしまう。だから、とりあえずなにか書いてみるというところから始めようと思う。
何かを体系立てて資本論のように世界をアッと言わせる何かを作りたいという欲求はあるものの、僕の能力個人特性から考えて個別事象を単に積み上げて結果としてなにかの本質に近づけたらなぁと。
次回以降を書きやすくするため布石を打ったとも言える。


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