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【自己紹介】企業の隣にもう一人のCMOを置くという新しいビジネス支援の形

自己紹介の記事です。独立の背景や想いを取材いただきましたので、こちらでも公開します!

取材:株式会社CREVAS GROUP 黒宮


宗さんってどんな人?

-宗さんについていろいろ知りたいので、自己紹介をお願いします!

宗敬大と申します。
現在は株式会社FIYの代表取締役として活動しており、中小企業さまを対象に「脱炭素支援」と「マーケティング支援」を行っています。
外部のCMOとしての役割を担い、中小企業さまのご支援をしながら2児(2歳と4歳)の父として日々家族との時間も大切にしています。

-お子さまもいらっしゃったんですね!私も2児の母をしているので共通点があって嬉しいです!2歳と4歳とお子さまとなるとやんちゃな時期ですよね(笑)

おっしゃる通りです...(笑)
現在マンションに住んでいるのですが、先日も下の階の方からクレームをいただきまして、菓子折りを持って謝罪に行きました。ですが、元気に育ってくれていることに関しては私としても非常に嬉しいですので、今後も元気にスクスクと育ってほしいです。


独立のきっかけと背景

-独立の前はどのようなことをされていたのでしょうか?

元々は会社員として働きながら「個人事業主」という形で土日にマーケティング支援の仕事をしていました。コロナのタイミングで「何かできることはないかな?」と考えた結果、「未経験からでもWebマーケターになりたい」人たちにマーケティングについて教えるという講師業を始め、累計100名以上の方々に「Webマーケティングとは」を中心に教えてきました。
その後、現在の「社長や役員の方々を対象にした、マーケティング全般を直接支援する」という形に広がっていった流れです。

-そこからどのようなきっかけで独立をされたのでしょうか?

きっかけはいくつかありますが、1番は「妻からの後押し」が大きかったです。
我が家では毎年1回「宗決算」というイベントを行っています。毎年4月に1年間の家計の棚卸しをして、資産の運用状況や子どものための積み立ての推移をグラフ化したものなどを盛り込んだ30ページ程度の資料を制作します。そして、妻を宗家の株主に見立てて私が宗家の代表取締役として妻に宗家の決算をプレゼンをするというイベントです。

イベント内で今後の方針を話し合う時間があるのですが、その時間に「いつか独立したいんだよね」という話をしました。そのとき、普段は保守的で様々なリスクを考えて行動するような妻が「いつか独立したいと言っても、そのいつかっていつ来るかわからないよね」という言葉をかけてくれて、私としてもそこで覚悟が決まって独立に至ったという背景になります。


年1度の我が家の決算資料。左下のページ数が物語る…

-ご家族に後押しされることほど心強いものはないですよね。素敵なお話をありがとうございます!

もう少しお話しすると、その会話があった宗決算の1年前に私の両親が体調を崩しまして、生命が危ぶまれるような状況になったという経験をしたタイミングもあったので、余計に妻の言葉が響きましたね。
そのとき妻が背中を押してくれていなければ、今でもいつか独立したいなと考えているところでとまっていたかもしれません。


株式会社FIYの役割

-現在、貴社ではどのような事業を展開されているのでしょうか?

主に「マーケティング支援事業」と「脱炭素支援事業」の2つを主軸として展開しています。
マーケティング支援事業では、企業が抱える集客の課題に対して、具体的なマーケティング戦略の提案~施策実行・PDCAまで一貫して対応しています。特にTo Bを中心として、Webマーケティング以外にも展示会などのオフラインマーケティングまでカバーできるため、幅広く集客を強化する支援を行っています。中小企業が直面する「効果的な集客手法がわからない」「既存のマーケティング施策がうまくいっていない」といった悩みに対して、専門的なアドバイスや実践的な施策を提供しているという形になります。

また「IT・DX支援」も行っており、ITやデジタルツールを活用した業務効率化やDX推進もサポートしています。特にデジタル化が遅れている企業に対して、どのようにITを導入し、業務プロセスを改善できるかについて具体的な提案を行っています。Webサイトの改善やSNS活用など、企業のデジタルプレゼンスを強化するための支援も含まれています。


マーケティングのお悩みを一気通貫で対応
”とりあえずFIY/宗さん”と言っていただくことが目標

-マーケティング支援の会社さんはたくさんありますが、宗さんの強みはどこになるのでしょうか?

私は「企業の隣にもう一人のCMO(マーケティング責任者)」として、中小企業と密接に関わりながらマーケティング戦略を一緒に考え、実行していくスタイルで支援を行っています。中小企業が抱える集客やIT活用の課題に対して、実践的かつ寄り添ったサポートを行うことを強みとしています。

また、「セカンドオピニオン」としての役割も担っています。既存のマーケティングパートナーがいる企業に対してもフラットな視点からアドバイスなどの支援をしています。現在の施策が効果的かどうかを見直し、新たな視点で改善点や新しい提案を行っています。


お客様に合わせたかたちで、オーダーメイドにご提供する点が特長

-ちなみに「脱炭素支援」はあまり聞き馴染みがないのですがどのようなことをされているのでしょうか?

企業が脱炭素に取り組むためのサポートを提供しています。特に、J-クレジットなどのカーボンクレジット取引に関する知識を活用し、企業がCO2排出量を削減し、その削減分を取引できる仕組みを構築する支援を行っています。こうした環境価値の取引は、大手企業では進んでいるものの、中小企業にはまだ難しいとされているため、私がその橋渡し役として中小企業に寄り添っているという形になっています。


( 半径2mの幸せ ) nにこだわった生き方を貫く

-仕事においてもプライベートにおいても、宗さんが大事にされていることについて教えてください!

「( 半径2mの幸せ ) nにこだわること」です。
この考え方の元になっているのは大学時代に入っていたお笑いサークルになります。現在ではM-1の決勝にも出場しているお笑いコンビのボケ担当の人と、当時4年間コンビを組んでいた経験がとても濃厚で…目の前のお客さまだったり、見てくれている人たちにどうやったら笑ってもらえるかという部分にやりがいを感じていました。

また、その後社会人になって新卒で自治体のコンサルをしていたときに、地域住民と膝を突き合わせて関係を築き上げていくという経験をさせてもらいました。そのときの肌触り感というのがいまだに残っていますね。今でもそのときに知り合った人からも連絡がきますし、仲良くさせていただいています。
2社目では、3時に寝て6時に起きるみたいな仕事漬けの生活を送っていました。会社にいる、家庭よりも仕事を選んできたんだ!というような大ベテランの方々を見て「自分が大事にしたいものは何だろう」と考えさせられることも多々ありました。

その結果、自分は半径2mの幸せにこだわり続けることが人生において大事にしたいことだと感じて現在も会社の理念として「( 半径2mの幸せ ) n」を掲げています。
原体験が元になった考え方ではありますが、現在の事業内容とも非常にマッチしていると感じています。マーケティング支援から始まり、そこからDXに困っている方がいて「じゃあやってみましょうか!」と始まった事業でもありますし、目の前のお客さまの課題1つ1つに全力で向き合ってきて今後も向き合い続けていきたいので、この理念はFIYにも私自身にも密接につながっていると感じます。

-あえてn乗と表現されていることには何か意味があるのでしょうか?

今後、半径を広げていきたいと考えていますが、それは半径を5mにしたいとか10mにしたいとかという話ではなく、半径2mを幸せにしたいと考える方々を増やしていった結果半径広がっているという形にしたいという意味で「( 半径2mの幸せ ) n」という表現にしています。

私と関わった方々が私の考え方に賛同してくれて、賛同してくれた方々が半径2mを作ってくれたらそれがさらに連鎖してどんどん広がっていくことが私の目指すビジョンです。
なので、今回黒宮さんとお話しさせていただいていますが、私は黒宮さんの背後にどんなに偉い方がいるのかは正直気になっていません。今目の前にいる黒宮さんがどんな方でどんな考え方をしているのかがとても気になっています。そこに私が役立てられることがあれば全力で向き合いたいと思っていますし、その結果黒宮さんに半径2mができて、そこからさらに黒宮さんの周りに方々に広がっていけばいいなと思っています。

-こんなに素敵な考え方を持ってお仕事をされていたら、宗さんのお客さまも気持ちよく依頼ができそうですね...!

大変ありがたいことに、広告をかけずに、1度依頼いただいた企業さんとは継続率はほぼ100%で何年もお付き合いをさせていただいています。
今後も依頼をいただいているお客さまには私ができることを全力でやりながら寄り添い続けていきたいですし、今後ご依頼をいただいてお付き合いさせていただくお客さまが増えたとしてもそこは変わらずにこだわり続けていきたいです。


株式会社FIYからのお知らせ

株式会社FIY
HP:https://fiy-inc.com/
X:https://x.com/SouTakairo
note:https://note.com/great_crab7780/


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