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「子どもの足音がうるさい」という下の階からのクレーム

今日は、私が住んでいるマンションでのクレームをきっかけに考えたことについてお話しします。快適に感じていた新居での出来事で、色々と考えをめぐらせた話です。ここまで考えることか?という視点で楽しんでみてください。

突然のクレーム

最近引っ越してきたばかりのマンションで快適な生活を送っていた矢先、ある日突然インターホンが鳴りました。ドアを開けると管理人の方が立っており、「下の階の住人からクレームが入っています。朝6時から8時、そして夕方6時から8時の時間帯に足音がうるさいとのことです」との説明でした。

管理人さん自体はフラットなお立場で、録音された音声も聞いたようですが、正直そんなに大きな音には感じなかったとのことです。しかし、下の階の方にとっては不快な音だったようです。これまで住んでいた場所では一度もこのようなことを言われたことがなかったため、非常にショックを受けました。以来、私たちは音に対して非常に敏感になり、妻も日々の生活にプレッシャーを感じる日々になっていきました。

対策と計画

クレームを受けた後、私たちが取った対策は3つあります。

1.足音をできるだけ立てないように注意すること
特に朝が問題とのことだったので、2歳の子供を朝早くから散歩に連れて行くようにしました。5時半頃に起きることもあるので、そこから1時間ほど一緒に外を歩くようにしています。

2.床マットの追加発注
すでに敷いていたマットに加え、さらに防音性能の高い15ミリ厚の特殊なシートを購入して、リビング全体に敷き詰めました。防音シートはAmazonで購入し、総額は約4万円かかりました…

▼購入した防音マット▼

3.手土産と謝罪の計画
直接下の階の方に謝罪をするため、東京駅で手土産を購入し、今週末に挨拶に伺う計画を立てました。管理人の助言もあり、直接の面会は慎重に進める予定です。クレームを受けた方も、決して怒り狂っているわけではないとのことなので、まずはお土産を渡して相手の反応を見てみようと思っています。

謝罪の準備とシミュレーション

私がこの謝罪で大事だと感じているのは、どのように対応するかという準備です。当日の謝罪の言葉や、伝える順序、タイミングが非常に重要だと考えています。仮に相手が感情的になった場合、すぐにこちらの対策を全て説明してしまうと、後から交渉するための手札を失うことにもなりかねません。
まずは手土産を渡しながら、相手の温度感を探り、「朝の足音でご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ありませんでした。お休みの日でも朝はお静かに過ごされたいですよね。」と、相手の立場に寄り添う言葉をかけてみようと思っています。その後、柔軟に対応する準備ができた段階で、こちらの誠実な対応策として朝の散歩や防音マットの購入といった具体的な取り組みを説明するつもりです。
そして温度感を探る行為の際には地雷ポイントを押さえておく必要があります。
今回管理人さんから、下の階の方は若いご夫婦だと教えてもらいました。管理人さんは「お子さんができれば、足音などは自分ごととして理解してもらえるだろう」と言っていました。しかし、私は直接対面して謝罪する際には、子供の話題は避けることにする予定です。

理由は、相手がもし子供を望んでいるにも関わらず妊活などで苦しんでいる場合、子供に関する話題は非常にデリケートで地雷になりかねないからです。相手の状況を考慮せずに安易に「子供の足音」について触れることで、余計に不快感を与えてしまうリスクがあります。そのため、まずは謝罪を通じて相手の様子を見ながら言葉を選びたいと思っています。管理人さんの助言を鵜呑みにすることなく、自分の感覚で当日慎重に対応するつもりです。

ビジネスとの共通点

この一連の出来事は、ビジネスにおける準備の重要性を改めて考えさせられました。交渉の場では、どんなに些細なやり取りでも細心の注意を払って臨む必要があることを実感していましたが、日常生活にまで同じ思考を持ち込んでいたことに自分でも驚きました。

今週末の謝罪がどのように進むかはまだわかりませんが、しっかりと準備を整えて臨みたいと思います。どのような結果になったかも、今後お伝えできればと思っています。


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