「最近何して遊んでんの?」と聞かれて

今日は、古くからの知り合いから受けた一言がきっかけで、考えたことをシェアしたいと思います。その方は経営者で、新卒のころ、北海道で仕事をしていた際に知り合いました。当時、右も左もわからないまま地元住民の方々を巻き込みながら組織を立ち上げるという、重圧の中で奮闘していた自分にとって、彼の存在は心の支えでもありました。

彼はとても楽しそうに人生を生きている方で、地元の店舗やバーなどを経営されている方です。その店舗に誘っていただいたり、「いつ北海道に移住するの?」などと声をかけてくれたり、僕がつらい時に寄り添ってくれる存在でした。そんな彼と久々に北海道で再会した際、ふと、

「宗ちゃん、最近何して遊んでるの?」

と聞かれたのです。

「遊ぶ」という言葉の奥深さ

この「遊ぶ」という表現に、彼の生き方や価値観が詰まっているように感じました。
よく、

「最近どんな仕事をしているの?」
「最近調子はどう?」

と聞かれることはあっても、

「何して遊んでるの?」

という質問は、あまり耳にしません。
しかし、この一言が、僕の心にグッと響きました。

「遊ぶ」というのは、単に娯楽を指すだけでなく、自分が楽しみや喜びを感じる瞬間を探し、その時間を心から楽しむことだと気づかされたのです。仕事と生活に忙殺される中で、遊ぶ余裕があるか、自分が本当にやりたいことに向かっているのか、という問いが突きつけられました。

僕が「遊ぶ」という感覚を取り戻すために

独立し、現在の自分の働き方を見つめ直すと、「遊ぶ」という境地にはまだ遠いかもしれません。それを実現するには、自分が何に重きを置き、どう時間を使うかの選択が問われることに気づきました。すべてを完璧にこなすのではなく、優先すべきもの、心から楽しいと感じられるものを取捨選択する。つまり、自分にとっての「遊び」とは何かを見極め、そこに重点を置いて過ごすことが必要だと感じています。

まとめ

今後、「最近、自分は何をして遊んでいるのか?」という問いを、定期的に自分自身に投げかけていきたいと思います。そうすることで、仕事や生活に追われるだけでなく、自分の心が本当に喜ぶ瞬間を大切にできるのではないかと思うのです。この問いは、きっと僕にとって、バランスを保ちながら日々を楽しむための指針になってくれるでしょう。


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