知り合いと上手に仕事するためのキーワード「楽しいコト」

本日は、利害関係のない昔からの知り合いと仕事関係になることについて、最近経験したエピソードをもとにお話しします。これは、私がFacebookを通じて昔の知り合いと再会し、その方との仕事上のやり取りから感じたことや学びです。

なぜFacebookでの投稿を控えるのか

まず、私は学生時代から使っているFacebookで、独立や結婚、子供の誕生といった個人的な出来事については、ほとんど投稿していません。なぜかというと、私が独立して会社の代表となったことで、友人や知り合いが私の肩書き「社長」や「代表取締役」に引っ張られてしまうのではないかという懸念があるからです。

たとえば、Facebookで友達としてつながっている人が、私の事業を知ると、応援してくれる人もいれば、違う目的で近づいてくる人もいるかもしれません。特に、過去に独立して苦労された方や、失敗した経験を持つ方に対して、私の投稿がかえって不快に思われる可能性もあると考えています。

さらに、子供についても同じです。今、私には2人の息子がいますが、子供に関する投稿をしない理由は、妊活中の方や子供を望んでいるのに恵まれない方々がいる中で、不用意にデリケートな話題を投げかけることになるかもしれないと感じるからです。私自身、プライベートな内容は慎重に扱いたいという思いから、そういった投稿は避けるようにしています。


昔の知り合いと仕事の縁を再び持つ

最近、Facebookで学生時代の知り合いの一人が独立して事業をされていることを知りました。知人の会社は5期目を迎え、特にデジタルマーケティング分野で成果を出されているとのことでした。先ほどの理由から、普段はDMを控えている私の方から勇気を出して連絡を取ってみたところ、本日リモートでお話しすることができました。

知人と私は大学院時代に出会って以来、ほぼ10年ぶりに話すことになりました。知人は私と同様に、会社員を経て独立し、今では20人ほどの企業を運営しています。

私自身も独立してマーケティング支援やDX支援を行っているので、共通の話題が多く、互いに学び合える良い時間を過ごしました。特に、知人が独立に至るストーリーが非常に印象的でした。また、仕事関連以外にも、お笑いという共通の趣味の話や、私の会社であるFIYのある赤羽の地で幼少期を過ごされた経験もお持ちで、知人と出会った当時では聞けなかった共通点も伺えて、充実した時間となりました。

「楽しいことを一緒にする」という姿勢

このやり取りの中で、特に心に残ったのは、知人の言葉です。
私が「色々お仕事一緒にしましょう」とメッセージを送ったところ、知人からの返事は以下のように来ました。

楽しいコトを一緒に仕込んでいきましょう」

学生時代の知人の経営者

私にとって、この「楽しいコト」という言葉には大きな意味がありました。

仕事をする上で、単に利益や成果を追求するだけでなく、一緒にやること自体が楽しいと思える関係を築けるかどうかは非常に大切です。特に、長年の知り合いとの仕事では、お互いの信頼関係が既にベースにあるので、より「楽しいコト」という言葉にすることで、その点に知り合いという関係と仕事という関係を両立させられることに気づかされました。

今後の展望

この経験から、私は今後も知り合いとの縁を大切にし、「楽しいコト」を軸にして仕事を進めていきたいと感じました。特に、Facebookや他のSNSを通じて繋がっている知り合いの中でも、仕事、プライベートと切り分けすぎずに「楽しいコトを一緒にしたいと思えるか?」という視点で、これからは積極的に連絡を取っていこうと思います。また、楽しいコトを共有できる人との仕事は、結果的に良い成果を生むことが多いと感じました。

最後に、今回の学びを生かして、知り合いとの仕事の関係を広げていく中で、今後も「楽しいコト」をキーワードにした関係性を大切にしながら、ビジネスを進めていきたいと思います。


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