amazon prime videoを利用して「大豆田とわ子と三人の元夫」を見ている。 3年前のドラマであり、今さら内容について熱く語ってもリアタイ勢が鼻じらむこと請け合いなのでやめておく。 ただ一点だけ、周回遅れのサブスク勢ならではの煩悶を記したくnoteを開いた。 このドラマってエンドロールが素晴らしく凝っている。 稀代のトラックメーカーSTATSにより招聘された5人の人気ラッパー(KID FRESINO、BIM、ゆるふわギャングのNENE、Daichi Yama
小説、特に推理小説の世界においては、もはや一ジャンルとして確立した感すらある「どんでん返し」作品。 帯の「最後の1行であなたは必ず騙される」「仕掛けはタイトルから始まっている」みたいな惹句に、心ときめく人もいれば、「先言わんといてよー」と嘆く人もいることでしょう。僕はどちらかと言えば前者。どんでん返しとわかっていようといまいと、たいてい騙されるから。 最近では、どんでん返し作品のみをまとめた短編集なども続々発刊されています。が、実際それらを読んでみると、よほど優れた書き手
日頃見慣れた言葉でも、フォーマットや文脈から離れたところに置かれると、初めて出会った言葉のように感じることがある。言葉のジャメビュとでも言おうか。 頂戴したメールの署名欄(住所表記)が「千日前線 ○○駅 徒歩〇分」と始まっていた。まず「〒000-0000」や「大阪市〇〇」と来るのが一般的なパターンだから、絶妙な感じで虚を突かれた。 なので、つい「せんにちぜんせん」と読んでしまった。 焦土と化した大阪市中心部。長期化する争い、届かぬ物資、ジリジリと後退を余儀なくされる兵士