犯罪対策用の看板|日本
※写真はAI生成による画像なので、実際の物や記事内容とは関係ありません。
アフリカの
とある国で、
仕事のために車での移動中
白地に文字だけのある看板を見かけて
違和感を感じた。
普通は看板というと
人目を引くために
派手な色使いの物が多いと思うのだけど、
白地に文字だけって何なのだろうと思った。
文字は私には意味不明だったため、
一緒にいた通訳の人に聞いてみたら、
以下のような内容だった。
「レ◯プは犯罪です」
と書いてありますと言われた。
ええ~~っ、
そんなこと看板に出さなければわからないのか、
それほど多いということなのか、
びっくりした記憶がある。
心の中で
「やはり日本とは全然違うな」
と思いつつそのまま忘れていたけど、
その日本でまた驚くことになった。
東京の地下鉄に乗って移動していたら、
今度は
「痴◯は犯罪です」という表示を見つけて
またもや驚いた。
ええ~~っ、
日本も同じレベルだった、
大丈夫か日本人、しっかりしろ!!!
等と言いたくなったけど、
気になり始めたら結構あっちこっちで
ポスターが貼られていることに気が付き始めた。
さらに
盗◯注意のポスターがあることにも気がついた。
なんてこった!!!
確かに日本でも
テレビのニュース等を通じて
そういうトピックがあったことを思い出した。
開発途上国に行って様々な問題にぶつかると、
「日本ならこういうことないのだろうな」
と思うことがあったけど、
実際にはあまり変わらない状態になっていたのか
と考えを改めたよ。
グローバル社会とは言うけど、
何だか日本人も落ちたものだという
印象が拭えなくなってきた。
ネットでは日本人を称賛するような動画もよくあるけど、
こういうことがあると、
何だか日本の社会全体が暗くなってしまったように感じる。
開発途上国で仕事をしていると、
現地の人たちからは
もっと日本人がたくさん来て、
もっといろいろなことを教えてほしい
といった声もたくさん聞いてきたけど、
肝心の日本がこういう状態では
なんともやるせない気持ちになる。
街の中やスポーツイベントの後のゴミ片付けやらと、
日本人の振る舞いが称賛される一方で、
日本国内でそんなポスターを貼られるほどに
日本人の品格も落ちてきたということだろうか。
今後の社会で責任を担う次世代の方たちが、
良い品格を保てるように願うばかりだ。
以上