1歳半検診体験レビュー。検診項目、発語や指差し確認などやってきた。
我が子が1歳半になったので、その検診へ行ってきました。
1歳半検診といえば、身体測定のほか、発語や指差し、積み木などを通じて、発達状況を確認すると噂で耳にしたことがあるけれど、実際のところはどーなのってところが気になっていました。
そこで本日は、息子と私(パパ)の二人で訪れた、1歳半検診の体験レビューを書きます。
1歳半検診3項目と必要時間
1歳半検診を大別すると、3項目がありました。
具体的には
保健士さんによる身体測定と発語・指差し・積み木確認
医師による内科・歯科検診(希望者にはフッ素塗布)
栄養士さんによる栄養指導(希望者のみ)
これら3項目を、開始終了まで120分程度でおこなうのですが、なかには90分程度で終えている人も。よくよく考えてみれば、その時々の状況によって、終了時間が変わりますよね。
もし仮に、
希望者による指導項目をのぞいたり
子供たちがスムーズに受けてくれていたり
保健士さんの投入人員が多かったり
などすれば、必然的に終了時間が早まりますね。
保健士による身体測定と発語・指差し・積み木
保健士さんによる測定項目を大別すると2項目。
1つ目は、身体測定。
身長・体重・頭囲・胸囲を計測しました・・・うちの子は、ここから大泣きでした。
2つ目は、発語・指差し・積み木です。
発語の確認方法は、口頭による確認と、絵本でいないいないばぁ!をしている動物をみながら、いっしょに実践できるかを確認します。
指差しは、絵本に載っている6つを理解できているかどうかを確認しました。具体的には、いぬ、ねこ、くつ、ティッシュ、バナナ(あと1つは忘れました)。自治体によって内容は異なるようですが、おおかた、1歳半くらいで理解できる内容のようです。
積み木は、コロナ禍だからということで、割愛しました。こんな時期だから、自治体によっては、積み木をやっていないところもあるようですね。
息子は、発語0、指差し6問正解でした。
指差しに関しては、事前に自宅で確認したところ、200以上は理解してるようなので問題ないのかなとかんじていました。しかし、発語はというと。。。初対面であったり、眠かったり、緊張すると口数が減ってしまうので、発語0でもおかしくないのかなと言った印象です。とはいえ、自宅では発語数は30ほどありますし、2語文は「ぱぱ ねんね」と言えているので、ひとまずこれで良しています。
医師による内科歯科検診
内科検診は、触診と歩行、名前を呼ばれて認識できるか。触診については、肺や手足関節を確認するほか、へそや睾丸をチェック。歩行と名前の理解については、2mほど離れたところから息子の名前を呼んで、歩いてよってくるかどうかをチェックしました。
実は、息子はこのとき要検査項目が見つかったのです。以前おへそのトラブルで治療していただいたのですが、この1歳半検診の触診の際、おへその違和感がまたみつかったとのことなので、近々大学病院で診ていただくことになりました。
歯科検診では、虫歯の有無や歯並びについて診ていただけるようです。ただ、このときは息子が大泣きしてしまって、若干おさえつけながら診てもらったのですが、力で押さえつける方法しか取れないかと思うと情けなくなりますね。力以外で、より効果的な方法を模索しなきゃと改めて感じてます。
余談ですが、このとき、歯に関わる相談もできるので、相談内容をアンケート用紙へ記入しておくとGOODです。また、希望者に限るようですが、フッ素塗布や歯の磨きのコツなども教授していただけるので、私はこれだけでも行ってよかったと思えてます。
任意で栄養士による栄養指導も受けられる
上記2項目を終えたのち、希望者は栄養指導を受けられるようです。
わたしは、個人的に栄養士さんに相談にのっていただきたかったので、すぐさまお願いしました。
相談内容を端的にいうと
フォローアップミルクのやめかた
緑黄色野菜のたべかた
一日の摂取カロリー
牛乳やチーズなど乳製品の取り入れ方
夜泣きと栄養の関係性ってある? など
料理や栄養に関してはいろいろと聞きたいことがあったので、栄養士さんに個別に相談にのっていただきました。ネットで調べればわかる内容のものもあるけれど、対面形式のメリットは、質問に対して具体性をもった回答をいただけること、および継続的に相談できる点です。
つまり、具体的な悩みがあれば、検診以外で伺っても相談にのってもらえるということです。わたしには、これが大きなメリットでした。
モヤとした3つのこと
とはいえ、モヤっとしたことも多々ありました。ここでは3つリストアップして紹介します。
検診の時間とお昼寝の時間
検診の多くは午後から行われることが多いようです。というのは、医師の空き時間を活用して行われるからだそうです。一般的に、開業医の午前診察時間は9-12、午後の診察時間は15-18。つまり、このあいだを狙って検診がおこなわれるそう。もしくは、午後休診日に設定されるようです。
しかし子供にとっては、お昼寝の時間帯とまるかぶり。正直これってどうなのってことで疑問でした。
パパ出席者は私1名、事前アンケート用紙
わたしが伺った日に関して言えば、男性(パパ)は私だけでした。近年、共働き家庭は増える傾向にあるものの、それでも男性が働いて女性が子育てすることが一般的のようですので、これについては致し方ありません。
しかし、事前アンケートの内容にモヤっとしていて、
パパは子育てに参加してくれていますか
ママの現在の感情に近いものを教えてください
など、ママ主体に作られているところが気になってしまいました。もちろん、参加されている方の9割以上は女性だということもわかってます。けれども、地方だと子育てサークルへ行っても、男性(パパ)が参加すると違和感のほうが勝るようで、入室時に拒まれたこともあるし、なんなら直接的にこないでって言われたこともある。
そう思うと、子育てサークルの運営も参加者も、事前アンケートをみる限りでは自治体からも拒まれてるような気になってしまうので、ちょっと残念でした。とはいえ、主夫をやると決めたのは私ですからね。覚悟してます。
保健士さんが褒める推し
今回の1歳半検診で最も気になったことが、保健士さんらしき人達の「褒める」推し。とにかく褒めまくってた。褒めることがいいことだから、とにかく褒めてー!と言いまくってたことが違和感でした。
具体例をあげると「おとなしくしていていい子だねー」と言ってくれていたのですが、滞在時間2時間で5回ほど言っていたから、ちょっと不快さは否めなかったな。2回目から数えてしまったし。
たとえばなんですが、言い方があると私は思ってて、「話をきいてくれてありがとう」とか「お話しできて楽しかったよ」とか。もし仮に、どうしても褒める推しで進めたいのなら、伝え方をもう一工夫していただけたらと心底感じてます。
さいごに
今回は1歳半検診の体験レビューでした。実際に行ってみて思ったことはいろいろあるけれど、やっぱり子供の健康を守り、病気にいちはやくきづいて対応することが重要なことだと、再認識しています。
既に治療を終えたものであっても、再発のリスクだってありますからね。こうして専門医に診ていただけたことで、大ごとになるまえに気づいて対応できると思うと、行って良かったと思います。
また、この1年半、親から子へ一方的にしゃべってきました。ときには自宅で。とにには公園や店で。ほんとうに伝わってるの???って疑いたくなるくらい一方的にしゃべりまくってきましたが、しっかりと受け取ってくれているのだと、改めて気づかせてくれた一日でもありました。
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