カウンセリングによる変化2 近所の人に挨拶できるようになった
生まれてこのかた、集合住宅にしか住んでません。
それなのに、近所の人に挨拶ができない人でした。
挨拶の必要性を感じなかったり、知らない人は知らない人でも何も困らないからと言った理由がありました。
でも、カウンセリングをして、すべての他者が敵だと認識していたことがわかりました。
文字に起こすと、かなり恐ろしい響き。
敵だから怯えていたんだと、今となればよくわかりました。
そんなことをここまで意識はしていなかったのですが、2回目のカウンセリングを終えて自宅に帰り、エレベーターに乗ろうとしたときのこと。
降りてくるエレベーターから、住人が出てきました。
いつものわたしなら何も言わずに乗り込むところ、なぜか自然に「こんにちは」と言ってました。
言った自分が一番驚きました。
「こんにちは」という言葉がわたしから、同じマンションの住人に出るなんて…
それだけの緊張感があふれる日々だったんだあ、と我ながら思いました。
いまも普通に挨拶できます。
いっぽうで挨拶できないかたを見ると、世の中が敵にみえてるんだろうなあ、って思います。
そういう方に対してこそ「私はあなたの敵じゃないよ」とほほえみかけます。
世界はあなたの敵じゃない。