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アイマス歴0年から始めたシャニマス1年生(後編)
≠0.今北産業
【新参】アイマス未経験者がシャニマスに出会う【プレイしてみた】
この沼……深い!!
そんでもってnoteだ!お気持ち表明をやってやらァァア!!!
という事で、アイマス初心者がシャニの好きな所を語る話です。基本的に自分のプレイしたシナリオ・イベント・持っているカードのみでのお話になります。
『言うて新参なんてそんなプレイしてないんだろ?』ああそうだな。
これで足りるか?
※新参なりの誠意として、記事内の画像は全て自分のプレイ画面のキャプのみを使います。
≒6.アイドルのどこが好きなんだい?
前回記事では「キャラへの第一印象と今の印象」について、イルミネ~放クラのキャラ達へのクソデカ感情をシャインスパークしました。
今回はその続きで、アルストロメリア~シーズまでのキャラ一人一人の第一印象、及び今の印象を中心になるべくコンパクトに書いていくつもりです。
諦めろ。ここは限界オタクの『領域』だ。
6.『アルストロメリア』
14.大崎甘奈
双子姉妹の姉だいすきの妹キャラ!わー、わかりやすいキャラしてんなぁ!
「重力」。3Gぐらいある。
シャニマス開始から今に至るまでトップクラスに印象を変えられた内の一人。誰だってこんな姉溺愛キャラ見たら、「姉妹セットでなかよしー!」みたいなの想像するじゃん。詐欺だろコレ。
笑えェーッ!いつもみたいに笑えよォーーッ!!
WING時点では「”姉妹”ではなくキャラ単体でもまぁまぁ立ってるやん」程度の認識だったのに、シナリオやイベントが進めば進む程「孤立への恐怖」というテーマをPU率90%超えと言うぐらいに見せられてきました。シャニの話の上手さによる犠牲者の一人とすら思える程に、キャラが個人として成立しています。
他人を心配する前にテメェの事をなんとかしなっ……!勝手に一人になろうとすんなや……!吐き出せっ……全部っ……!
キリが無いのでとりあえずここまでに留めますが、ともかく甘奈はヤバい女でした。お前……!お前っ……!
15.大崎甜花
双子姉妹キャラ、弱気で一人だと何も出来ない、庇護欲を煽られるタイプ。悪いんだけど俺の好みには合わんなぁ、この子にそこまで肩入れとかしないと思うよ。
誇れ。「姉」だよお前は。
しっかり者の妹、受身の姉というテンプレートはそのままに、要所要所で活躍を見せてくる「強い」キャラでした。甘奈が弱い顔を見せた時に甜花がおずおずと前に出てくるシーンがとにかく印象に残る。
甘奈とは共依存関係にも見えましたが、この二人はその実「独立・確立」がテーマなのではないかと思いました。WINGの頃からそういう感じではありましたが、解釈が俺式ファイナルヘブンぐらい一周しました。
最近だとLPで甜花による努力観が表現されてたのも良かったです。そもそも自分に劣等感を抱いてるのにアイドルを続けてるという時点で、相当に自分と向き合って努力し続けてるキャラなんですよね。「ダメな子」って色眼鏡で見ててスマンかった。でもお休みの約束は出来ん。
個人的ベストオブ甜花ちゃんです。「強い」。
16.桑山千雪
ザ・お姉さん。包容力。はぁー、アルストのキャラは皆わかりやすいなぁ。そんな第一印象のせいでお前は今ここで屍を晒す事となる。
我。”我”が在る。
お姉さんキャラの裏に「確固たる気骨」という暗器を携えた暗殺者。
【薄桃色】という数々のプロデューサーの墓を打ち立てたシナリオは今更言うに及ばず、GRADでも「包容力のある大人」というタグの裏側に隠された剛毅っぷりを見せつけ、桑山千雪という「人間」を思い知らされました。
「お姉さんだから」「大人だから」といって完成されている訳では無く、心裏にある気骨の強さ・割り切れない弱さなどを見せて、ギャップによる夜襲と奇襲でプレイヤーを討ち取りに来たキャラです。
甘奈といい、アルストは感情の暗殺者集団か?
7.『ストレイライト』
前記事でも触れましたが、自分がシャニマスに興味を持ったきっかけはストレイライトの演出・及び曲(WDC・TTW)のカッコ良さからでした。故に、ここからは加減はしねえぞ。
17.芹沢あさひ
果穂とは違った方向の「子供」。天才系の無邪気キャラ。この手のキャラにしては目にハイライトが無い、というのが特徴的に感じたぐらいですね。
シャニにおいて人を見た目で判断する事ほど愚かな事は無い。お前はこれまで何度それで地を舐めたと思っているんだ。今からそれを証明してやる。
自由人・求道者でありながら、筋の通った事に対してはかなり物分りが良いというのが結構意外でした。【.run】のこの流れは特に良かったです。
基本自分(の興味)を最優先にしているし、それでシャニPや冬優子を振り回している姿は完全に思春期の子育てを思わせる物で、これは難儀なキャラだなぁ……って感じです。
まぁでも、この手の天才キャラってのは一人で突っ走っていける力がありますからね。そうやってストレイを強引に引っ張るのもあさひなんでしょう。
ゴメンなぁ……!そりゃ寂しいよなぁ……!
本人の性格・才能という長所に伴う弊害を上手く表現した「子供」です。少々幼すぎる印象もありますが、それもあさひという人間の性質に伴う弊害の一つなんでしょう。自分が中2の頃は完全に人生を諦めてました。
そう考えると、シャニP・ストレイライトという周囲を得て「自分」を曲げないままで居られるあさひには羨ましい気持ちもあります。
いややっぱちょっと幼すぎんか?かっわい……。
18.黛冬優子
新規の弊害の一つとして、「冬優子」というキャラを最初から知っている、というのがあります。猫かぶり系のツンデレキャラね、そんな見え透いた技など来るとわかっていればいくらでも対応出来るぞ、ははっ。
「やっぱりあなた達はワカっていない 黛冬優子という人物を――」
わからされる。「黛冬優子」を。”間合”から逃げられない。
WING編の完成度に始まり、感謝祭・GRAD・LP、【.run】【WE:BD】【The Straylight】、プロデュースカード。俺にとっては全てが必殺クラスでした。
一切ブレないという方向の強さではなく、逆境を受けてその度に硬度と鋭さを増す日本刀メンタル。純粋に生き様を尊敬出来ると思えたキャラです。
強い。強すぎる。「属性」などというつまらん括りを思い出アピール一発でパーフェクトライブして粉砕するカッコよさ。
その上ちゃんとかわいい。勝てねぇ。0:10ついてる。
シャニマスの「深み」をしっかり表現している、本当に良いキャラだと思います。シャニのキャラの中じゃトップクラスに好きです。冬優子の限定の度に俺は恐怖しなければなりません。
あと選択肢が一つしか選べない不具合がいつまでも修正出来ません。
19.和泉愛依
誰にでも優しいザ・ギャル。全く、今更そんなテンプレートの属性攻撃なんて効かねえって何度言えばわかるんだっての。
そう来たかぁ……。
明るいキャラでありながら、「根本がアイドルに向いていない」というかなり致命的な弱点を抱えているというのは珍しいと思いました。
あがり症な上に他者を優先する性格なので、他のアイドルユニットなら王道としても、上昇志向・逆境・反骨心がテーマのストレイライトのキャラとしては異質というキャラです。
だからこそストレイライトの「真ん中」になれたキャラです。
愛依は個人主義であるあさひ・冬優子の緩衝材、ストレイライトのバランサーとして欠かせない存在です。ストレイライトというユニットは、愛依がいなかったら間違いなく崩壊してると確信出来るレベルの危ういバランスで成立している印象を受けました。
じゃあユニットのバランサーとしてアイドルしてるだけなのか?んなワケねーだろ目ン玉かっぽじって見やがれ「和泉愛依」の生き様を。
よくぞ育ったッ!
自分の欠点をWING・GRAD・LPで次々に乗り越え、それぞれ別々の答えを出して成長してきた、いいキャラです。俺を”本気”にさせたな……?
ハァーーーッ!お前らーーーッ!!好きじゃーーーッ!!!
8.『ノクチル』
自分はストレイで興味を持ち、ノクチルにこのシャニマスとかいう底無し沼に突き落とされました。ギアをさらに上げていくぞ。
20.浅倉透
生まれて初めて「属性」を認識出来なかったキャラです。
そりゃまぁ「財布無いわ」に始まり、色々と話題になったキャラではありましたが、第一印象が雲を掴む様な感覚だったのは恐らくコイツだけです。
わからん。「空気」だけがある。
浅倉透というキャラクターは、言葉が足りません。考えてる事も思ってる事もちゃんとあるのに、その二・三割ぐらいしか言葉として発しません。
プレイヤー目線では透の視点も見えていますが、それでも「なんとなく」しか感情が伝わってきません。感情などという形の無い物を、全て言葉として表現するという事その物が不可能なのではないか、そう思わされました。
その上で、透のシナリオには引き込まれる物があります。浅倉ゾーンです。
「考えるな、感じろ」をこれ程までに実感したキャラは初めてでした。無理に実体を捉えようと考える事をやめ、話や雰囲気の流れを「感じる」事にすると、言葉に出来ない・しない面白さを知りました。
独特ではあるが理解出来ない訳ではない、そういう感性・観点からされる透のシナリオは、どれも「なんとなく面白い」というふわっふわした感想になりました。でも、それでいいんだと思います。
今では自分が感じたそのままの印象が「浅倉透」なのだ、と胸を張って言葉を放棄出来ます。
お前くっそカワイイな???
21.樋口円香
最大級の沼。自分をシャニマス沼に爪先から脳天までブチ込んだ張本人。
いやだって、さ?いかにも大人びた分別ある感じのクール系女子じゃん?
スタートからフルスロットルでぶちかましてきやがった。
衝撃のファーストブリットですよ。アイドルマスターにおいて自分からやってきて「アイドル志望というのは嘘です」とかかますとは、へっおもしれー女って感じです。
撃滅のセカンドブリット。加減しろバカ。
ライン超えてねーか?大丈夫か?という他プレイヤーへの心配と、「なんて事言いやがるこの生意気なアマ」という少しの呆れと怒りを抱いたのは今でも覚えています。
抹殺のラストブリット。お前それ言う?よりにもよってアイマスで?
なんもかんもがスゲエ……透とは別方向にキャラが尖ってる……マジで大丈夫なんか、コイツ……? ……ん……?
ん、んん……?
なんつー話の流れしやがる。
ここまで来てようやく「樋口円香」という人間を知る事が出来ました。シーズン4まで進めなかったらどうする気だったんだ。
そして最後の最後に、WING優勝時シナリオ名「蛇足」。
世界一やさしい蛇足。
透・円香のWINGの完成度は本当に凄いと思います。一本の話として過不足無く起承転結がしっかりしてて、読み応え抜群でした。
円香の場合は第一印象が変わったというよりは、見えてなかった物を正しく認識できたという感じです。WING優勝までこの刃を隠していたのは暗殺者としての才能を感じますね。
WING円香の良さに関してはもはや語り尽くされていますが、その後は?となるとですね。
やめだやめ!永遠に話が終わらん!!
専用記事でも作れ馬鹿野郎!!!次だ次!!!!
22.福丸小糸
最初に見た時は甜花ちゃんに近いタイプと思いました。弱気で自己肯定感が低く、違うのは「身の丈に合わない背伸びをする」所かー、と。
ここまで”成る”とは思わなかった。
透・円香というジャイロボールからのノクチル三人目として警戒を払ってたんですが、とにかくアイドルとして王道のサクセスストーリー全開。
想定を超えて第一印象の「弱さ」を克服したのには感服しました。しかし。
うわぁぁぁド王道だ!マジで良い子だなお前!!
最初の「弱さ」も棄てず、それも「福丸小糸」の一つとして話を組み立てた小糸GRADはかなりお気に入りです。ここを超えて「わたしの主人公はわたしだから!」を歌ったと解釈すると、健気すぎて泣けてきます。
小糸、自信を持て。お前は立派な、立派なアイドルだ。
あとこれからもノクチルのストッパーをよろしく頼む。
23.市川雛菜
第一印象、ゆるふわ系女子。その安易な認識でお前の死が確定した。
出るわ出るわの雛菜節。ノクチル最大のジョーカーです。
1ミリもブレない想像を絶する強固な自我で、ありのままにあり続ける283のメンタル強者カテゴリーの一人。15歳でこの精神力は強すぎる。
半数以上のアイドルが大なり小なり曇るシャニマス世界の中で、むしろシャニPやプレイヤーの方が曇るという無敵っぷり。すげえや……。
でも、個人的にそのメンタルは「最初から完成している」というよりは、「柔軟ですぐに適応していく」強さと思いました。自分に足りない物を理解した刹那で学習してるだけで、プレイヤーが雛菜の成長速度を知覚出来てないだけです。
こことかが特にそうで、「自他が完全に理解し合う事は出来ない」という諦観を抱いている感じが「……え……」の一言で見受けられます。
なんか特別な過去があってこうなったというよりは、聡すぎて「あぁ、そういうものなんだな」とある日に悟って、それが人生観になったと推測しています。めっちゃ地頭が良い描写が多いですし。
このGRADの流れも雛菜の「成長」を感じました。アイドルをやる前から自己肯定感の塊ではありますが、それが「自分は自分・他人は他人」という諦観から「自分の事もどこかの誰かには理解してもらえる」という認識にシフトしている、と思いました。雛菜すごい~~~!!
お前それはズルいぞ。
ずっと見てるからなお前ら。
9.『シーズ』
言わずと知れた想像を絶する爆弾です。想定以上の想定外でした。
24.七草にちか
この頃にはシャニマスにも慣れていました。なので「なんかあるな」とは思ってましたが、PVの第一印象からして「好き」「好きになるわ」でした。
爆笑しながら「こいつめっちゃ好きだわ」って言いました。リアルで。
「アイドルを夢見てひたむきに頑張る”普通”の女の子」というパーソナリティは、歴代の赤の系譜に極めて類似した特徴です。
これ程「普通」が「呪い」と感じた事はありませんでした。
酷い。酷すぎる。こんなかわいくてひたむきにアイドルを目指すキャラクターへの仕打ちでは無い。ライターに人の心が無い。
えげつねえ。えげつねえよシャニマス。ここまでするか?ってぐらい初WINGで顔を歪めていました。「絶対負けられん」という想いのままプロデュースしました。実装初日でドルロSSRまで進めた程度には肩入れしてました。三日目でファン人数1000万超えました。
「才能が無い」という所から、「WING敗北が正規ルート」という意見も時々見かけましたが、自分はふざけんなボケはっ倒すぞとしか思えません。
夢を夢として叶える事の何が悪い。何がおかしい。
ここからは単なる心の叫びです。
心の底から望んだ夢を、途中で挫けた後の人間がどうなるか知ってるのか!何も、何も残らないんだぞ!自分を見失って、その後本当に何者でも無くなるんだ!自分が自分を認められなくなって、ただただ辛いって気持ちだけが残るんだ!わかるかこの気持ちが!わかれよッ!!わかれェーーーッ!!!
はぁーっ……はぁーっ……!くそ、くそぉっ……!
こと、にちかに関しては思う所がありすぎるので、ちょっとでもにちかという”アイドル”へのdisが見えたら無言で拳銃を構えるレベルにまで達します。
少なくとも【ノーカラット】でもキッチリ活動を続けている以上、にちかの実力がそれ相応の所まで達している事は純然たる事実です。
才能が無い?それが事実だとしても、にちかがそれを踏み越えてアイドルとしてここに居る事は誰にも否定させんぞ。
それがにちか自身だろうと許さん。俺の好きなアイドルを馬鹿にすんな。
いつかにちかが「にちか」として素直に笑える事だけを願っています。
一つもボケる気にならん。ガチなんだ俺は。次行こう次。
25.緋田美琴
にちかWINGがクソ重だったので警戒レベルはMAXでした。
WINGの終わりまで警戒レベルを下げない事にしました。
よりにもよってアイマスでそれを言うか? part2です。
にちかに比べると素直なシナリオでしたが、別方向に「負けられねえ」と思わせたアイドルです。念入りに鍛えた上でWINGを圧殺しました。
勝ってよかった。素直にそう思いました。
にちかとの相性がどうのこうの、というのはよく言われてる話題だと思いますが、自分としてはにちかと美琴が組んでくれて良かったと思ってます。
美琴のストイックを通り越してドラゴンボールの修行みたいなレッスンや、「パフォーマンスで魅せる」という譲れない信念を持っているのに対し、「パフォーマンスで伝説になった」アイドルに感銘を受け、必死っていうか決死でアイドルになったにちかは、かなり波長が近いです。
誰にも相談しないのはヤバすぎるぞお前。
【ノーカラット】でのこのシーンは、にちかとは全く逆の危うさを持っているという事を理解して血の気が引きました。美琴自身がアイドルとして完成度が高いというせいで、問題が表面化されないというクレイモア地雷です。
そういう所を考えると、アイドルとして別の視点で真剣に取り組んでくれるにちかの存在はかなり大きいです。
”メンデルスゾーン”と”ホームスイートホーム”を持ってきて、「完成度は高いまま、やり方を変えるだけで人の心に届かせる事が出来る」と暗喩したのは「なるほどなー」と思いました。早くその事に気付け。三極やってないで一極編成の強さを知れ。
まだ始まったばかりのユニットですが、この二人がちゃんと噛み合う時が楽しみです。
10.いつまで喋るつもりだ
後半からギアを上げすぎました。全部シャニマスくんが悪いです。
どれだけキャラへの考察を重ねようが、シャニマスを続ける限り「完全に知り尽くした」とは永遠に言えないでしょう。
ただ、ここまで何度と無く言った通り、安易な第一印象で人を見る事は罪とシャニマスくんによく教え込まされました。属性無視攻撃で25回ぐらい殺されてました。致命傷で済んで良かったです。
という事で、完全新規から見たシャニマスとはこういう感じでした、という一人語りでした。後半から何言ってるか自覚出来てないレベルでしたが、まぁもうどうでもいいやスッキリしたし。シャニマス良いよね……いい……
凄まじく乱文になりましたが、読んでくださり有難うございました。