読書とわたし①
noteをふらふらと見ていると読書家さんを多く見うけます。わたしもその1人として認識されたいと思い、今回はこれまでの"読書とわたし"の関係について綴ります。
1- 読書カード
わたしが読書をはじめたのは、小学校の読書活動で使われていた"読書カード"がきっかけでした。
読書カードについて簡単に説明すると、1行に①読み終えた日付、②本の題名、③作者、④感想、を記入する欄があり、その全てを記入することで"1冊読んだ"と認められます。(みなさんもありましたか?)
最初は"本を読むのが楽しい"とは思っておらず、読んだ冊数で競争をしていました。競争がメインなので読む本は『だだだだだ』(題名は仮)のような、とにかく「だ」だけが出てくる絵本など、数を稼げる本をひたすらに読んでいました。
ひたすらに数を稼げる本を読んでいくうちに、そういう本がなくなっていきました。そしたらどうするか。はやく読み終わりそうな本をあさって、読み続けました。はやく読み終わりそうな本の基準は、文字が大きい&ひらがなが多い、だった気がします。
もうここまでくると読書の習慣が自然とついていて、学校教育の作戦にまんまとハマりました。冊数の競争が本来の趣旨ではないと思いますが、負けず嫌いな性格のおかげで功を奏したのだと思います。
また、本の感想を記入しなければいけないので、真面目な性格のわたしは、ちゃんと読んで記入していました。競争なら数を稼ぐことに特化させればいいものの、ちゃんと読んで感想をかく、ということに謎の正義感がありました。
こうして、わたしの読書活動が始まりました。
こうしてみると、読書カード × (競争心 + 真面目 + 正義感)のおかげですかね。
2- (友達 < 読書)?
小学校中学年で友達とのイザコザがあり、小学校高学年から休み時間に図書室に行くなど、読書時間が増えました。
読書時間が増えると、時間に比例するように読書にハマっていき、図書館で本を借りるようになりました。
そして中学生になり、自然と"本の虫"になりました。授業や昼食、掃除、部活などの決まった活動時間以外は、ずっと読書をしていました。
授業が終わって、次の授業の準備が終わったら読書。給食の準備が終わったら読書。中休み・昼休みも、もちろん読書。
読書にハマりすぎて、休み時間に「一緒に遊ぼう!」と友達が誘ってくれたのに「いま本読んでるからムリ」と冷たく返してしまいました。完全にこの時は、"友達 < 読書"になっていました。
大人になってからこのエピソードを思い出して姉に話したら「ヤバいね」と言われました。私もそう思います。
ただ感動的なのが、冷たく返してしまったにも関わらず、その子とは今も仲が続いています。
その子が小学校高学年から仲良しで、部活も一緒でペアを組んでいたので、私への理解があったのかもしれません。本当に感謝しています。
ここで本の虫エビデンスとして(ちょっとした自慢ですが)、中学1年生でしたが300冊以上読んでおり表彰されました。その時はじめて自分が300冊以上読んでいることを知りました。
冊数は、生活ノート的なものがあり(名前は忘れました)、読んだ本を記入する欄があったので、そこに記入+書ききれなくなったらメモ欄に記入していたら、担任の先生が冊数を数えてくれていたみたいです。優しい先生でした。感謝です。
中学生時の読書生活は、まわりの優しさに支えられていたようです。感謝しきれません。
つづく
ここまで読んでくださり、ありがとうございます🌱
中学生時代にわたしの性格(好奇心旺盛な一匹狼&猪突猛進)は出来上がっていそうですね。
※追記
→性格についてはここでは触れていないことに気づきました。わたしの自己紹介で性格などのお話をさせていただきましたので興味がありましたら、ぜひ🌳
思いつきで綴っていたら文字数が多くなってしまったので、つづきは『読書とわたし②』に移そうと思います。
森雨-shiu-