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お金を投げつける事と投げ銭は似て非なるもの

最近のスーパーなどでは機械による自動精算システムが増えている為、店員さんはスキャンだけで現金の受け渡しの機会は減っています。

しかしコンビニなどでは現在でも現金の受け渡しは多いと思います。

そこで必ずいるのが

お金を投げつける人

あれって腹立ちませんか?

レジを経験した事ある方なら必ず経験しているはず。

一体何なんでしょう?

私も仕事上、現金の受け渡しを行いますが、しょっちゅうお金を投げつけられる場面に出くわします。

お金を投げつける人の心理

お金を投げつける人の心理は、大きく以下の3つが考えられます。


怒りや不満をぶつける

例えば、レジが混んで中々進まないない場合などです。

コンビニでよくあるのが自分の前の人が公共機関の支払いなど行っており、店員が慣れていない場合などは時間がかかってしまう事もあります。

自分が急いでいる時などはついイライラしてしまう事もあるのも無理ありません。

しかしだからといってお金を投げつけて良いわけではありません。

以前私がスーパーのレジで見かけたおじさんはまさにこれでした。

そのおじさんは急いでいたのでしょう。

一度並んだレジが中々進まないことに焦れ、隣の列の並ぶと元のレジが急に進みだし、並び直したレジより早かった事でキレた様です。

〇〇〇じゃねーか!!〇〇〇!!!

店内に響きわたる位の怒声をレジの女性に張り上げ怒りをぶつけます。

店長らしき方が飛んで来て対応しますが、怒りが収まらないおじさんは更に怒りをぶちまけます。

〇〇〇!!!!  〇〇〇!!

そしてお金をレジの店員に投げつけます

気持ちもわからない事ないですが、いい大人が大声を張り上げ不満をぶつけるのははっきり言って見苦しいものです。

後ろでは小学生の子供が

「なにあれ?馬鹿じゃないの!」とつぶやいたのが聞こえ、思わず笑ってしまいました。

怒りに任せお金を投げつけることは見苦しく恥ずかしい事です。

威圧感や支配感を示す

相手に対して威圧感や支配感を示す行為の一つとしてお金を投げつける場合もあります。

「しょうがないからこれを買ってやる」
「買って欲しそうな顔しているから買ってやる」
「俺は金に困っていないから買ってやる」

「◯◯してやる」と完全に上から目線で相手より優位な立場にあると勘違いしているようです。

お金とは対価を支払うものなので優位とか関係無いのでは・・・

と思いませんか?

無意識に行う

この無意識にお金を投げてしまう方が一番多いかもしれません。

コロナ時代を経験した我々は密を避ける為、相手から距離を取ることを無意識に行っています。

相手から離れることでお金を無意識に投げつけてしまっています。

又、初詣でおなじみ日本の神社などでは、お賽銭は賽銭箱に投げて入れます。

賽銭箱は遠くに位置していますので必然的にお金を投げるという行為を幼い頃から経験しています。

これが無意識にお金を投げるという行為につながっているのかもしれません。

投げ銭とは

投げ銭とは応援や感謝の気持ちを表す行為です

インターネット上で配信者やクリエイターに対して、視聴者やユーザーが感謝の気持ちや応援の気持ちを込めて、少額の金銭やギフトを送ることができるシステムです。

投げ銭で、配信者やクリエイターは、視聴者やユーザーからの応援や感謝の気持ちを受け取ることができます。

いわゆるWin-Winの関係と言えます。

YouTube Live、17LIVE、ツイキャス、SHOWROOMなどのライブ配信プラットフォームの他にTwitter、Instagram、FacebookなどのSNSにもさまざまな投げ銭システムが用意されています。

noteにも投げ銭システムがあります。

正式にはクリエーターサポート機能と言います。

クリエーターサポート機能は配信者に応援や感謝の気持ちを表す行為です。

怒りや不満の気持ちを相手にぶつける行為
お金を投げつける事とは正反対で、似て非なるものなのです。

お金を投げつける投げ銭・・・・

どちらも同じ意味に思えますが意味は正反対の日本語は難しくもあり面白いですね。




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