かめおか霧の芸術祭を観て想う
「かめおか霧の芸術祭」に参加して来た。実は亀岡行ったのは初めてなのですが、初めてだからこその感想もあるので感じたことをメモしておきたい。
意外に近いぞ亀岡
京都市内から亀岡に向かったんですが、地下鉄で二条駅まで行き、そこからJRに乗り換えて亀岡まで。JRの本数が少ないのが難点ですが、うまくタイミングが合えば、割とすぐに着く感じでした。電車の車窓から見える畑が印象的でした。メイン会場のガレリアかめおかは駅から歩いて20分。バスもあるようですが、街の感じを知るために徒歩で向かった。よくある田舎の都市のように車中心に街ができていて、歩いても全然楽しい感じはしない。これは全国共通で、街が空洞化する原因ともいえるがいかんともしがたいかな。
ガレリアかめおか
メイン会場のガレリアかめおかは、なんか何もないところに唐突にあるコンベンションセンター?でした。ここではシンポジウムに参加して話を聞いたりしていたんですが、ほとんど登壇者の話を聞くだけで終わったので何となく盛り上がりには欠ける印象です。話自体は面白いところもありましたが。ここで一番面白かったのは、生ける野菜展でした。展示もそうですが、生産者の方も面白く、野菜も美味しかったです。後は、かめおかアートマーケットをさらっと覗きましたが、手作り感あって悪くない感じではありました。
かめおかの魅力って何?
シンポジウムに参加したこともあり、さらっとしか見えなかった「かめおか霧の芸術祭」ですが、全体の印象としては、サテライト会場とかが散らばりすぎであんまり芸術祭やってる感がなかった。
例えば観光でかめおかをアピールするとしたらどうだろう。観光にとって重要な要素は、1)文化、2)人、3)食事と言われる。ではそれぞれについてちょっと考えてみる。
かめおか観光地化計画
文化と言えば、亀岡は先ごろ始まったNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公明智光秀の居城があったことで知られているが、サンガスタジアムに記念館はあるらしいが、街のそこらには何があるのかわからない。もっと掘り起こせば歴史好きは多いので色々できるかもしれない。後、亀岡と言えば保津川下りだが、これを光秀に絡ませて、光秀京に行くとか、持ってるものを絡ませたら良いと思う。
次に人と食事ですが、上で触れた生ける野菜展でも感じたんですが、亀岡と言えば京野菜、ならば京野菜のふるさとという感じでブランディング化して、京野菜を使った料理とかももっと駅の近くとかサンガスタジアムとかで定期的にイベントしてアピールすればいいのにと思う。時々は京都市内でサテライト出店とかしてブランド浸透の努力も必要ですが。芸術祭もガレリアかめおかという建物内に閉じこもるのではなく、もっと街を訪れて楽しいものにする方向になればと思う。
以上、亀岡に初めて行ってみての勝手な感想でした。
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