3月9日(火)
@channel おはようございます。今日は、「自分の言葉で紡ぐこと」について。
最近、入札案件やクライアントへの提案資料、レポートやホワイトペーパーなど、いわゆる「執筆活動」が続いています。私は、人とお話することが好きな性分ですが、書くという作業も嫌いではありません。でも、自分が得意であるとは思ったことは一度もなく、毎回悩みながら書いてます。
既にお伝えしているように、来期から私以外の皆様も、「自分で書いて、外部に公開する」ということが求められます。頻度やトピック、どのような目的で書くのか?は皆様が考えてください。ただし、Syno Japan株式会社が支払う対価に対して、「自律性」が求められると同様に、「自分で書いて、外部に公開する」という業務も同様のカテゴリーであることを改めて強調させていただきます。これは、パートタイマーやフルタイム関係なく、MDやチームリーダーなど関係ございません。
「自分は文章が苦手です」「どういう文章にすればいいのかわかりません」「文章を失敗したらどうしよう」「自分は他のことでSyno Japanに貢献します」という書かない理由が頭をよぎるかもしれません。
結論、「書かない」選択肢はないと理解してください。
但し、少しでも「書きたい!」「書いてみようかな?」と皆さんが思えることを願って、私がなぜこうも執拗に書いてほしいか?その理由を私の立場でお伝えします。
良い文章というのは、表現や文体、使う言葉のセンスなどで判断する人が多いかもしれません。でも、私が求めるものは、そういったプロのライターが求められるレベルではありません。では。何か?
それは、「自分の言葉で紡ぐこと」です。
「自分の言葉」、それは自分の知っている漢字や表現を使うのではなく、ネットや他の人が書いた文章を書き換えるのではなく、自分しか書けない文章を書くということです。
自分しか書けない文章。それは、自分のこれまでの経験や考え方、性格、生き方etc 自分を定義する要素を洗い出し、それを足し算してみてください。そうすると、おのずと「自分の言葉で紡ぐ」作品となると思います。そこには、例えば日本語の表現が間違っていたり、最悪事実とは異なっていたりすることがあってたとしても、それはにしか書けない作品であると思います。そして、自分で書くことによって、自分の成長に対する下記の利点があると思います。
① 自分の言葉で書いた言葉に対しては、責任感が生まれる。
② 自分だから書ける言葉は、良い文体や文章力よりも勝る説得力を持つ。
③ 自分の言葉を書き出し、声を出して読んでみることによって、自分のコミュニケーションを客観的に評価できる。=改善することができる。
では、外部になぜ公開する必要があるのか?それは、他者への貢献です。
①このチームのメンバーだから書ける事は、純粋にSyno Japan株式会社以外の人が読むべき内容であると思うからです。(=Syno Japan以外の読者への貢献)
②「自分の言葉で紡ぐ」ことを自分で実践することによって、「自分の言葉で紡ぐ」ことを実践している人の気持ちをより理解することができます。(=Syno Japanのメンバーの相互の理解への貢献)
よって、「自分で書いて、外部に公開する」をしない人は、「自身への成長」と「他人への貢献」を放棄した人と見なします。これが、なぜこうも執拗にこの業務を皆様に求めるかの根本的な理由です。
繰り返します。4月からは、「自分で書いて、外部に公開する」ことは必須となります。もし、自分が何を書いていいのかわからない。ということでしたら気軽に相談ください。少なくとも、私には皆さんの書いたら絶対面白いのに、というネタはあります。
最後に、良いお知らせ。今年からSynoの時間を限定し、自身の夢に向かって歩き始めたMIchaelのショートストーリーが、オンラインマガジン上の一つのお話として出版されることが決まりました。日本に住んで15年、元英会話教師、元大学の講師、元北欧バルト三国クラフトビールのインポーター、元北欧発古都スタートアップ企業のマーケターだから紡ぐことができる言葉。
4月からの皆さんだから紡ぐことができる言葉を楽しみにしながら、今日は「おうじちゃまレポート」を書きあげます。今日も一日頑張ろう。