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グラフィック社 2025年1月新刊まとめ

2025年1月の新刊をご案内いたします。


『布で作る立体模様 ラティススモッキング』 20種類のパターン見本、刺し方、作品を掲載した初の本

ラティススモッキングは布を裏から格子状に縫い縮めて表に柄を出す手法で、シンプルな1枚の布にまるで彫刻のような立体感が生まれます。

本書は模様が美しく、ついつい夢中になってしまうパターンを20種類選び紹介。パターンの表裏、刺し方図と解説、布との相性、ラティススモッキングを使った作品などもしっかりと掲載しているので、どんな方でも楽しむことができます。見ためではどうやって模様ができているのかわからない、手作りのイメージを超えた不思議さ、自分の手でこんな立体模様が作れる感動が味わえる一冊です。

『フェイクブック・コレクション』 ヨーロッパのアンティークを中心に本型アイテムコレクション約760点を紹介

ブリキのビスケット缶、嗅ぎタバコ入れ、オルゴールから裁縫箱まで。ヨーロッパのアンティーク、ヴィンテージを中心に、蚤の市やアンティークフェア、オークションで収集された、本型アイテムのコレクション約760点を、写真と詳細なキャプションによって紹介します。

本書で紹介するアイテムは、時代も産地も色もスタイルも千差万別でありながら、フェイクという点で共通しています。図書館や収集文化に関する展示や研究といった分野においても、一挙に見れるフェイクブックは、とても貴重。フィジカルなオブジェとしての本の魅力を堪能したい方、愛書家はもちろん、アートファン、かわいい雑貨好きにおすすめです。

『菜食菓子店 増補版』 卵、乳製品を使わない。身体と自然に優しい食材を使ったレシピ本

著者は、現在は缶入りクッキーが大人気のミトラカルナさん。インスタのフォロワー数は5.2万人で、なかなか購入できない人気お菓子研究家です。そんなミトラカルナさんのお菓子の魅力は、シンプルな素材にスパイスやハーブを合わせた個性的なお菓子。ザクザク薄焼きなクラッカーにしっとり厚焼きクッキーなど、バリエーションも様々です。

お年寄りも、アレルギーの方も、みんなが一緒に楽しむことができる、身体に良い安心な食材を使ったレシピが満載です!

『増補新装版 作字百景 ニュー日本もじデザイン』 手描きによる文字デザイン作例集の名著

発売と同時に多くのメディアに取り上げられ、⾼い評価を得た『作字百景』に⼈気デザイナー、⼤原⼤次郎のインタビューを加えた増補新装版です。アナログとデジタル、モダンとレトロを横断するデザイナー40組の約800作を掲載。

『新装版 ひみつの薬箱』 ハーブ、動物などの薬と治療術。読み継がれた写本の一部を解説した本

本書では、古代から中世ヨーロッパで実践されていた「新奇なハーブ」「動物」「鉱物」など、中世医学と薬草医療にまつわるひみつを解き明かします。

現代に通じるハーブの効能は、ときに荒唐無稽で興味をくすぐり、ときに有益で知識欲を刺激する知恵や知識が満載です。そして、描かれている古文書のような古めかしく妖しい図画は、ページをめくるだけで時空を超えて、暗くかび臭い、西洋の書庫にいるような気持ちになること間違いないでしょう。

『迫力ビジュアル図鑑 プランクトンの世界』 美しく神秘的なプランクトンの世界に迫る

地球が青く、水分をたっぷりと含んでいるのは、主には覆う海、湖、河川のおかげです。生命はこうした水圏環境中で誕生しましたが、現在でも水圏環境には多様な生物が生息し、地球の健康にとって重要な役割を果たしています。本書では、その水圏環境中に最も重要な役割を担っているプランクトンを探求します。

プランクトンの分類は多様で、魚類の幼生、クラゲの幼生、甲殻類の幼生、藻類、細菌などいろいろ。そのミクロの世界に焦点を当て、その多彩な生態に迫る美しいビジュアルブックです。

『フランク・ロイド・ライトに学ぶ50の建築レッスン』 建築に見え隠れする、巨匠ライトの思考と発想を解説

NYに建てられている近現代美術専門の美術館<ソロモン・R・グッゲンハイム美術館>や、1936年に作られ、美しすぎる名作建築とも言われている<落水荘(フォーリング・ウォーター)>など、フランク・ロイド・ライトのすばらしい作品を味わいながら、建築の設計の思考と発想を、7ジャンル50のレッスンに分けて紹介します。

同時に、ライトの著作から厳選した珠玉の言葉を掲載し、今なお巨匠として存在し続ける所以や、仕事と人物像も浮き彫りにします。

『新装版 スーパーマンガデッサン』 ベテランアニメーターがおくる累計20万部発行の元祖マンガデッサン本

元本発刊から20年の月日を経ても、作画に役立つデッサンが盛りだくさんの1冊。対象を新装版に伴い、一部イラストやカバーメイキングページも一新! 基本的な人体デッサンをはじめ、同一体型での体型の描き分けや男女の描き分け、細かい動作や筋肉の動き、キャラのデフォルメの仕方まで徹底網羅! イラストを描く際の教科書としてオススメです。

『ドラァグ 「自分を信じる」という生き方』 異性装の歴史を辿り、ジェンダーの奥深さを垣間見る

リアリティ番組『ル・ポールのドラァグ・レース』で人気を集め、エミー賞を獲得し、ルッククイーンとも呼ばれたドラァグクイーンに脚光があたり、自分らしく生きられるようになった現代。そしてジェンダーの多様化と複雑化で、その存在を実感する機会も増えています。

しかし歴史を紐解けば、ドラァグは古代より時代を築いてきた存在で、いつの時代もジェンダーは多様であり複雑だったことを知ることができます。本書では、ドラァグの歴史をクイーンとキングに注目しながら振り返り、その生き様とドラァグの真髄に迫ります。LGBTQ+への理解を深めたい方にもおすすめの一冊です。

『行きたくなる 撮りたくなる くすぐられる飲食店デザイン』 世界25カ国52店のレストラン、カフェ、バーの事例集

一皿の美味に感動するディナー、印象的なカフェでのひととき、思い出に残るバーでの一杯。素晴らしい飲食体験は味覚や嗅覚だけでなく、視覚も重要。究極の味わいとSNS映えするクールなビジュアルを求めて世界を旅するフーディーと、デザインや建築に情熱を傾けるクリエイターたちに、多大なるインスピレーションを与える一冊です! 美味体験を盛り上げる建築、インテリア写真とデザイナー、建築家、オーナーの声も収録。

『製本家とつくる紙文具』 あったら便利なオリジナル文房具と製本を35点紹介

ノート、ファイル、ボックス、文庫本の改装などを、書く、整理する、保存する、の目的別にそれぞれ10種類ずつ、計35種類の「紙製の文房具のつくり方」を写真でわかりやすく説明します。

本書は「週末でつくる紙文具」の増補改訂版。“ペーパーバック(文庫本)の改装”のアイデアを加え、さらに充実した紙文具本になりました。自分だけの本格的な紙文具を楽しめる一冊です。

『ホームコンピューター』 60-90年代の初期家庭用パソコン100機を徹底解説

DIYキットから始まった家庭用コンピューターは、今や私たちの生活に欠かせない存在へと進化しました。本書では、1961年から1998年までの家庭用コンピューターの驚くべき変革を振り返りながら、黎明期を彩った名機100選を徹底紹介します。

かつての名機『ZXスペクトラム』や『コモドール64』が生んだ独創的なゲームやメディア、新興企業の興亡、そして技術者やデザイナーたちの挑戦と情熱と葛藤——デジタル時代の夜明けには、壮大な物語が秘められています。世界を変えたコンピューターの歴史を鮮やかに蘇らせ、当時の感動と興奮、デジタル革命の軌跡と人々の情熱を窺い知れる1冊です。

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