国が推し進める「事業ありき」のまちづくりの弊害(別所沼公園Park-PFI続編2022年1月まで)
国が推し進める「事業ありき」のまちづくりの弊害。
自分たちの首を自分たちでしめている。
そんな政治だなと思う。
2021年10月15日
だいぶ間が空いてしまいましたが、別所沼公園連絡調整会議が開催されましたので、皆さんにご報告します。
※ことの発端詳細はこちら https://note.com/granewdesign/n/n3aa987fbf284
結論から言いますと、
別所沼公園のPark-PFIを活用した事業は「一旦保留」になりました。
一時は、子どもたちがたくさん遊んでいる児童公園の場所が取り壊され、自然も壊され、カフェができるかもしれない?なんて話でした。
皆さんが声を上げてくださったおかげだと思います。感謝です。
さいたま市は今年の1月の会議でPark-PFIありきの別所沼公園事業構想の話をしていましたが、今日の会議では一変し、3月に実施したアンケート報告と今後の検討方法に関しての説明がありました。
アンケートは平日と土曜日の二日間の各日昼間2時間ほどの合計166票のみ。
アンケート結果はこちらhttps://www.city.saitama.jp/.../p082286_d/fil/besshonuma.pdf
今日の会議では、アンケートの実施方法や、Park-PFIありきの市の進め方(なぜ話が一変したのか?と私は問いましたが、明確な返答は無し)、今後の新しい協議会の設置に関することなどの質問や要望の発言が多数ありました。
2021年1月17日追記
別所沼公園協議会が開催(発足?)されました。
以前開催されていた、別所沼公園連絡調整会議から〜の新しい協議会です。
以前の調整会議のメンバーに新しく以下の方々が参加。
【学識経験者】として、横浜市立大学大学院客員教授/国土交通省PPPサポーター/(一財)公園財団常務理事の町田誠氏(さいたま市役所2009~10年勤務)
【公民連携識見者】として、さいたま市PPPコーディネーターの宮本恭嗣氏
そして、別所沼会館の管理者である埼玉県職員の方々が参加。
ちなみに、町田氏がこの会の会長だそうです。
南区選出の冨田市議は後方にて傍聴。(会の参加者ではないみたいです)
全部で約30名で2時間ほどの会議でした。
///内容///
●町田氏からのお話
・いつ行っても誰もいない公園の紹介
・Park-PFIの事例紹介
・公園での禁止行為に関しての事例紹介
●協議会設置についての説明
●別所沼公園に関する意見交換(ポストイットに記入で公園地図に貼り付け含む)
こんな感じで。
別所沼会館は県の管理なんで、今までこういった場に参加していなかったのですが、ようやっと!!県の担当職員が参加〜〜〜!!
ちょっと前進した気がします。
いろんな意見がポストイットに書かれていたので、この情報はまとめてくださるそうです。
この会自体に今予算があるわけではないそうで、今後専門家による調査費等が必要かと感じます。
その際は、市と相談、あるいは会自体で意見をまとめて市に提案するなどが必要になるかな。
個人的には、とにかく市の事業のおかしな進め方を一旦軌道修正できて良かったと思うております。
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