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創業3年目を迎えて

令和元年5月8日に創業したGrand Storyは、今週から3年目を迎えます。

なお元来スタートアップとは「常に未来のVISIONから逆算思考で考え、VISIONと現状のGAPを埋めるために、今という命と現有するあらゆる資産をオールベットすることに熱狂し続けるチーム」だと思ってますので、過去を振り返ることに大きな意味はないと考えます。

ただ、この2年間の私たちの挑戦を、温かく見守り支えてきてくださった多くの皆さんへの恩義は、紛れもなく私たちの資産でありこれからへの原動力。今回はそんな皆様へ心から感謝の気持ちを表したく、また私たちと未来を描く共創パートナーとしてこれからもご一緒いただきたい、との願いから本稿を書きました。よろしければご一読ください。

令和元年5月がGrand Storyの始まりであることの意味

Grand Storyの創業準備中に、この国のリーダー(前首相)が「令和」という元号を発表しました。

希望に満ちあふれた新しい時代を切り拓いていく。若い世代が活躍できる時代であってほしい。次世代の若者がそれぞれの花を咲かせることのできる日本をつくろう。

この時、リーダーは純粋にこの国の未来を願う朗らかなVISIONをありありと示してくれた、と私自身は感じました。また普段はリーダーの言行に批判しがちなメディアも、斜に構えがちな国民も真摯にリーダーのメッセージを受け止め、日本じゅうが「この国の悠久の未来を希求する温かい気持ち」に包まれる感覚を覚えました。(あくまで私の実感として)

この「令和の時代」に希求する想いと、当時自分たちが描いていた創業意志・コンセプトが極似していたことは、未知の挑戦に対峙する創業期の不安を打ち消すのに充分すぎるくらいの励みとなり、ますます使命感を強くしました。そんなタイムリーな経緯とも相まって、令和に改元される2019年5月に合わせ、なる早で法人登記すべく、登記書類準備やオフィス入居契約をせっせと進めました。

そして令和元年の5月8日に「Grand Story(あるべき豊かな物語)」という想いと、大和心丸出しのロゴを冠した会社を設立しました。

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Grand Storyの創業意志とフォーカス課題

これらついては、以下の2枚のスライドご覧ください。これが当社の羅針盤であり、存在の原理原則です。

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こうして私たちGrand Storyは、以下のVISIONを掲げてスタートアップとしての航海に意気揚々と漕ぎ出していきました。

活き人が集う産業創造プラットフォームを通じて
次世代に希望と活力に溢れた幸福な未来を届ける

2年間の大いなる学びと価値、そして仲間との出会い

当然のことながら2年前の創業時には、全世界がこんなにも大混乱に陥り、あらゆる常識がゼロリセットに向かうとは思ってませんでした。(まさか「令和」の「令」にこんなにも神妙で残酷な意味があったとは)

恐ろしいスピードで見えない不安が覆いかぶさり、あらゆるシステムが無効化する中、私たちも少なからず出口の見えないトンネルの中で行ったり来たりし、心が擦り切れそうになる場面がありました。手元キャッシュがどんどん減っていく中、なかなかキャッシュカウを生めない不安から目先の利益やコストに気を取られ、歩幅と行き先を見誤りそうになる瞬間もありました。そして、自分ひとりでこの会社の未来を背負っているような浅はかな自己欺瞞に陥り、仲間を信じて素直に頼れなくなることもありました。

ただそんな中でも、自分とGrand Storyの可能性を信じて見守り、常に勇気づけながら、分厚く支えて続けてくれた取締役の田島さんや、ジェネシア・ベンチャーズの皆さん、またお互い苦しい中なのに、背中で応援しあってくれるスタートアップ経営者の皆さん。そんな身近な「活き人」たちの存在は常に自分を奮い立たせてくれて、絶対に負けるもんかと思わせてくれました。

そして何よりこの荒波に漂流する小舟に食らいつき、全力のバタ足で浮力をかけ続けてくれたGrand Storyのひとりひとりには、ありきたりの感謝の言葉では何も伝わらないくらいに感謝しています。みんなとの切磋琢磨の日々がこの2年の価値でありギフトでした。

もっとも、これを書いている今も、諸手を挙げて順風満帆とは到底いえない状況だけれど、創業期の2年間で得たチームのHPとブレイクスルーは、これからの荒海を越えるアドバンテージになっていくと確信します。

抽象的で簡単すぎる振り返りで恐縮ですが、今後も日々精進し、あらゆる人や経験との一期一会に意味と価値を見出し、学びに変換し続ける姿勢を大切にしながら、もっともっと強いチームを創っていきたい。
今は肩の力は抜きつつも、そう強く願っています。

やっと見えてきた事業の手応えと大きな未来

2年間の歳月を経て、私たちは2つの事業を具象化してきました。

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左図の「活き人を増やす」事業は「IKIBITO Transition Academy

そして右図の「STORIUM(ストリウム)」は「STORYを生む / STADIUM(場)/ STREAM(縁の流れ)」との言葉を融合し銘打った「新産業創造のキーパーソン限定のプラットフォームサービス」です。現在は一部企業様限定・完全クローズド運用中のため、戦略上、詳しくはお伝えできませんが、控えめにいってもかなり良い手応えを感じています。チーム一同、アクセル全開でこの事業に邁進し、やり甲斐ある日々を謳歌しています。

新たなVISION / MISSION 実現に向かう新フェーズへ

3年目の新たなフェーズ、これから新境地を迎えていくにあたり、経営メンバーで新たなVISION / MISSONを決める合宿をGWに行いました。

創業期に決めたビジョンに誰も違和感はなかったものの、改めて経営チームが骨の髄・肚の底から納得し、熱狂し続けられる新たな羅針盤を再定義したかった。Grand Storyが強いチームとしてより発展し続け、永続的な社会の公器として、次世代にインパクトをもたらすプラットフォームを構創し続けるための大義を定めたかった。

そうして新たに言語化した当社の新VISION / MISSIONはこちらです。

<新VISION>
 次世代に活力と希望に溢れる 豊かな未来をつなぐ

<新MISSION>
 意志ある人の可能性を解き放ち
 新たな価値を生み出すプラットフォームをつくる

細かな経緯や説明を書くとかなり長くなりそうなので、この場では省きますが、私自身はこのVISION実現を見届けるまではこの人生は終わらせられないくらいの「世界観」であり、私たちが活きる・存在する意味そのものだと捉えています。

これから私たちはこのVISIONに100%仕えるひとりひとりとして、あらゆる資源と命を活かし続けていけることに感謝しながら、まだ見ぬ仲間たちも含めた新生Grand Storyと共に、Grand Story(あるべき豊かな物語)を描いてまいります。

3年目のGrand Storyの飛躍にどうかご期待ください。
そして私たちと共に豊かな未来を描く挑戦をご一緒ください。


追伸:
私たちの一員として共に駆け抜けてくれるチームメンバーも常に募集しています。たった1度しかない人生。共に可能性を解き放っていきましょう。


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