愛情と支配の境界線は?
ほとんどの人は、欲望と愛情は全く違うと答えるでしょうね。
愛情は注ぐもの、欲望は不足を感じてこれを満たそうとするものです。
頭ではよくわかりますよね。
恋愛は、出会うところから始まります。
初期は、容姿や表情、しぐさなどの行動的特徴が決め手になります。
これが第一段階。
二人が第一段階をクリアすると、つきあいが始まります。
この段階では、相性やフィーリング、趣味が合う、音楽・スポーツの好みなど価値観が似ていることが重要になってきます。
決め手は、いっしょに楽しく過ごせるかになります。
そして、より密接な関係になり、将来を共にするかどうかを考える段階になります。
この第3段階は、お互いの違いがはっきりわかるようになります。
似てはいても、まったく同じではないからです。
この段階になると、自分の意思に相手を従わせたい、相手を操作、支配したい欲望に突き動かされます。
相手を従わせるために、おどしたり、同情を買おうとしたり、罪悪感を抱かせたりする人もいます。
このような言動は、欲望であり、愛情ではありません。
これを見極めることができますか。
長くいい関係を続けるためには、相手を変えようとするのではなく、相手の相違点を受け入れ、その違いを尊重できるよう努力していく必要があります。
長い時間をかけて、つちかっていくものです。
愛情は心から湧き上がってくるし、育てていくこともできます。
あなたは大切なパートナーや家族に愛情を注いでいますか?
それとも、あなたにとって都合のいいように支配したいという欲望にとらわれ、脅したり、同情を引こうとしたり、罪悪感を抱かせていますか?
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