学校と家庭の連携で-参

伊之子がキックボクシング🥊を始めたのは2年生の9月頃からで、1年間続いたスポーツ。
心因性頻尿の心配があっても、好きな事なら会場に着いてからと休憩中にトイレへ行ければやれる。
そう考えて、キックボクシングに参加させたのだが、
準備運動が始まる前からソワソワしはじめ、不安な顔でチラチラと見学していた親(私)の方を何度も見るようになり、トイレへ行って3分後、1分後とトイレへの不安が酷くなって、結局は準備運動中に途中棄権してしまった。

それは、1度ならずと2度までのA先生による『授業中でしょ!』事件(ほんとうに事件というしかない)が原因だ。
※note-教育者側だけじゃなくて全ての大人へ、子の心も身体も守るために-を参考に

たったひとりの教師による心ない言動が、
心因性頻尿という病気を発症させ、
そしてパニック障害へと悪化させたのだ。

小学3年生の女の子にとって、どれだけ辛く心が震え涙する時間を過ごす事になるのか?
想像できなかった。

月曜日の朝、登校時間になり、歩いてスクタク待ち合わせ場所へ行くと、すぐにソワソワしはじめた。
自宅を出る前も、マンションを出る前も(合わせ2回)トイレへ行っていたのにもかかわらず、
🚕待機する間が尿意の恐怖が耐えられなくなっていたのだ。目には涙も。
私『もうすぐタクシー来ちゃうよ。間に合わないから。ガマンは無理?』
伊之子『……むりだよ。でそう』泣き顔で耐えられないと、私にうったえる。

いつもなら、例年ならば1月はスキー場が営業していて、ちょうど待機中に開くのだが今年(2020)は雪不足でまだ閉まっていた。

どうしたら??
まわりをキョロキョロして、唯一トイレが借りれる施設を見つけた。スキー場の近辺にあるHOTELだ。
利用は予約者だけかもしれないが、子どもの緊急事態ならトイレを使わしてもらえるだろう。
そう、はじめは躊躇したが、子どもからしたら緊急なのだ。

私『仕方ない!ホテルでかりよう!いこう』
伊之子を連れて、スキー場近くのHOTELへ入り、
手洗い場を聞いて行かせた。

“時間がない!スクタクがもう来る!”
『気にしないでいいから。
タクシー来たら訳を話して先に行ってもらうから。』

伊之子に私の考えを伝え、安心させた。

ギリギリだった。スクタクが少し遅れたおかげもあり、再び待ち合わせ場所へ戻り、乗車できた。

私が帰宅してすぐに、朝のドタバタパニックを家族へ報告した。

スクタク待機時間さえ、尿意を抑えられない

それは、通常の登校方法が出来なくなった事を意味する。
自家用車での送迎はできるが、自宅から学校に到着するまでの間が、尿意の我慢ができるのか?
という不安さえ出てきたのだ。

パニックを抑えるため、心身的に安心させるため、
どうすれば良いのか?何か方法があるのか?
考え、インターネットも検索し、そして、
学校にも再び相談する事になる。

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