学校と家庭の連携で-肆
1分も、頻尿恐怖に耐えられなくなってしまった伊之子。
外出する時はどうしたらいいのか?
学校生活、授業中はどうするのか?
❶外出する時は - 我が家でやった方法
⑴車中で使える簡易トイレがあったのを思い出し、
災害時の避難リュックから取り出した。
水を流せなくなった時に使うタイプの簡易トイレのセットも、押し入れのダンボールから出し。
自家用車の荷物置きへ置く事で、いつ何処でもトイレができる体制をつくってあげた。
⑵大人用の尿とりパットを購入、装着させた。
大人用の薄型紙オムツを購入、装着させた。
とまちらか片方が不安になったら両方を装着させた。
⑶インターネットで心因性頻尿体験者のコラムをいくつか見つけ、参考にした。
①トイレの度に尿の量を計る。
計らせたり、見せる事で確認、認識させる。
②心因性の病気の場合は、薬を処方されないが、
頻尿に効果がある漢方薬があり、駄目もとで処方してもらった。【八味地黄丸】
⑷用意した⑴から⑶を『御守り』だと子どもに伝える事で、更に安心感を持たせた。
❷学校の時は - 学校で対応してもらった事。
⑴トラウマ、心因性の元となった教員による授業(特に体育と音楽)の時間は、
別の教室へ行き、そこの担当教員の指示にしたがう。
生徒のリハビリの為の教室を自由に活用し、
自由に絵を描く、折り紙をおる、ピアノなどの楽器を使う。
国語と算数のドリルをするなどの自習学習する。
⑵運動や体を動かすための部屋を利用。
なわとび、バスケット、バトミントン、バレーボール、などの用具を使う
かけっこなどして走る。
自由に体を動かす。
それぞれのリハビリのための教室には、担当の先生が一人以上は居る。
⑶校外授業やグラウンドを含む外での授業は、
校内に残り、リハビリ教室で自由に過ごす。
プリントや宿題をしても良い。
❸学校と家庭の連携は
焦らず、急がず、少しでも早く復帰ができるように、見守り、変化があれば連絡をし合う。
と、以上を実行した。