高齢女子のTwitter奮闘記
「"うぃふぃ"じゃない。"わいふぁい"だよ」
私は笑われる。Wi-Fiを"うぃふぃ"だと言ったら娘に笑われたとある日の朝。どう見たって"うぃふぃ"じゃありませんか?
…さて、ご挨拶が遅れました。本日もお邪魔します、凛です。
昨年ライティングのスクールに入りまして、電子書籍に関することを学びました。そのとき同期と一緒にTwitterを始めました。
「ついったー」とは何のことやら。おばあさん界隈では「ついったー」なんて言葉は出てきませんのよ。手紙とメールの世代。iPhoneだってLINEを使えたら万々歳ですから。
そんなわたしがなんと先日21000フォロワーさまを達成いたしました。どうやら異例のスピードらしいのですが、おばあさんはまだ理解が追いついておりません。
最初の壁はログイン画面
Twitterのはじめの壁はログイン画面。ID・パスワードの管理ができず、間違えてふたつのアカウントを作成。もうひとつのアカウントはどこにいったのやら?いまだに行方不明です。
「できないよ〜!」とスクールの方に泣きつきながらどうにかログイン成功。いまだによくわかっておりませんので、ログアウトしたらもう一生ログインできないかもしれません(そのときはどうかどなたか助けてください)。
さて、そんな矢先で冒頭の言葉です。
「"うぃふぃ"じゃない。"わいふぁい"だよ」
他にも
「"やっほー"じゃない。"やふー"だよ」
とも言われました。
それだけではありません。
Twitterの投稿ボタンがわからず、またしても娘に笑われる。「いつになったら投稿されるのかしら」とおばあさん、ツイートだけ作成して投稿ボタンを押さずに待っておりましたの。1時間半経ってようやくうちにきていた娘が「これ投稿できてないよ?」と。
そうそう、リプをタイムラインに載せてしまうという珍事件も起こしておりました(お恥ずかしながら一度ではなく何度も)。
「凛さん、そのツイートみんなに流れてます」
「削除したほうがいいですよ!」
フォロワーさんからご指摘をいただいたときは冷や汗です。
削除のやり方が分からずに、オロオロと時間が過ぎておりましたら、削除方法を携帯で写真を撮って下さり、Twitterに張って下さったフォロワーさんがいらして。その時は申し訳なさに涙が出ました。その節は、ありがとうございました。
なにかあるたびにみなさんが笑いながらもやり方を教えてくださるものだから、どうにかこうにかTwitterを続けられております。高齢女子にとってTwitterやインターネットの世界はわからないことだらけでございました。
人生初のバズを経験
そんなおばあさん、はじめのうちは特にアカウント運営など考えてもおらず、夫の入院もありまして半年ほどTwitterはお休みをいただいておりました。
本年夏前に同期から「所在確認」として「おばあさん元気ですよ」と呼びかけるようにとのDMを頂き、再開を致しました。
はじめはなかなか手ごたえを感じることなく、そんな中AmazonのKindleで出版を致しましたら、少ないフォロワーさんでしたがベストセラーとAmazon 1位を頂きました。
そんな最中の、突然のバズです。
鳴り止まない通知。増えていくいいね。追いきれないリプの嵐。おばあさん、初の”バズ”というものを体験しましたの。
そのあたりから、フォロワーさんも増加し、今日に至ります。
目指す先は唯一無二のフォロワーさまとの一体感
さて、いつの間にかTwitterにお仲間入りしたおばあさん。ツイートさばきは職人さながら。日々腱鞘炎と戦いながら奮闘中です(右手がだめになったとき用に左手用マウスまで用意をするほどの本気ぶりです)。
そんなおばあさんの次の目標は唯一無二のフォロワーさまのお心に添わせていただくことでございます。
大きな大きな目標だと自覚しておりますが、高齢女子、駆け抜けます。人は何歳からでも挑戦できます。自分の可能性を信じられるのは自分だけ。みなさまどうかこれからも応援のほど、よろしくお願い致します。
※最後に、この記事は過去のツイートをもとに作成いたしました。