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オペレッタ《白馬亭にて》終演

一昨日は渋谷の伝承ホールにて、オンプラゾリステン主催の、ベナツキー作曲オペレッタ《白馬亭にて》の公演が無事終了しました。
ご来場のお客様、誠にありがとうございました。
とても蒸し暑い一日でしたが、心地よいそよ風吹く夏のSalzkammergutでの愛の一日をお客様にはお楽しみ頂けましたでしょうか?


ホテル《白馬亭》の女将ヨゼファへの片想いの末に、その想いを遂げるボーイ長、レオポルトを演じましたが、9年前に同役を演じたとは言え、台本がガラリと変わった上、9年の歳月で当時と比べると些か記憶力が衰え始めた僕は、再度読み直しということで、よく言えば新鮮な気持ちで新たに作品に向きあうことができました。

お若く有能な演出家の三浦奈綾さん、そして沢山の芸達者の共演者から多くのことを感じ学ぶこともできました。
何より、若い頃から銀座でともにステージに立っていた仲間と、店が無くなってもこうして同じステージに立てたのは、この上無い幸せでした。
本番前の超タイトなスケジュールをこなす妙な結束力も相変わらず😆でした。
また、皆さんと共演できますことを。

改めてまして、お客様、並びに共演者、スタッフの皆様、誠にありがとうございました。

終演後、ステージ上で


一夜明けて、昨日は朝から大学の術科試験の試験官、夕方からは二期会の研修所で指導でした。
大学での試験官は初めてでしたが、沢山の学生の渾身の演奏、心に響きました。

早朝、大学へ向かう電車の中で😎
流石に疲れが😆

夜の二期会オペラ研修所は2週間後に迫った、前期試演会に向けた演出稽古の大詰めの授業でした。
指揮者の大勝秀也先生、演出家の中村敬一先生による熱の入ったご指導に食らいついていく研修生の姿。
珍プレー好プレーもあったり、おお!と思わせるような進歩もあったり、授業が始まる前は疲労のピークで若干げんなり気味でしたが、終わる頃には沢山のパワーをもらい元気100倍でした!
やはり音楽の現場にいると、元気になれます。

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