11/23&26は日生劇場でオペレッタ《天国と地獄》に出演します
来たる11月23日(水・祝)[17:00開演]、26日(土)[14:00開演]に、日生劇場にて東京二期会主催 オペレッタ《天国と地獄》公演において、2019年のプレミエ公演に引き続き、地獄の王プルート役で再び出演する運びとなりました。
ギリシャ神話の中の有名なエピソード「オルフェとユリディス」を中世の作曲家グルックがオペラ《オルフェオとエウリディーチェ》として作曲しますが、フランスの作曲家オッフェンバックがそのオペラを奇想天外なパロディ仕立てに変えて完成させた作品が、この度出演致しますオペレッタ《天国と地獄(地獄のオルフェ)》となります。
オペレッタ(喜歌劇)とある通り、原作であるオペラ・セーリア(正歌劇)《オルフェオとエウリディーチェ》とは違い、大変コミカルな内容で、ハッピーエンドの大円団で終わる、とても楽しい作品となっております。
有名なシーンでは、カステラでお馴染み「文明堂」のC Mでも使われた「カンカン」の場面は、どなた様もお耳にされたことがあろうと思います。
私は天地を司る神々の長であるジュピターの弟、地獄の王プルート役で、神話上ですと冥界を治める神で悪魔や悪霊からも恐れられる存在なのですが、神らしからぬ女好きの兄ジュピターと、オルフェの妻であるユリディスを奪い合うなど、おっちょこちょいで、なんとも憎めない愛嬌のある役であります。
いよいよ稽古も始まり、これから公演に向けて本格的な準備が始まりました。
今回のプロダクションは、2019年の公演でも演出しました演劇界、オペラ界の重鎮、演出家の鵜山仁氏が自由自在にこの奇想天外な作品を演出し、指揮には、アメリカにおいて大きな成功を収め、近年活躍が目覚ましい新進気鋭の指揮者、原田慶太楼氏を迎え、前回の公演から更にパワーアップしたステージとなることと思います。
もちろん、私以外のキャストも、全てオーディションで選ばれました二期会精鋭のオペラ歌手が集結しましたので、この作品を最初から最後まで抱腹絶倒に導いてくれること間違いなしと確信しております。
前回2019年の公演をご覧になられましたお客様も、また今回が初めてというお客様も、是非日生劇場にお越しの上ご覧頂きまして、昨今のこのご時世だからこそ、思う存分お笑いになってお楽しみ頂ければと存じます。
ご予約の際は、「お名前」「ご住所」「お電話番号」「Eメールアドレス」「ご希望公演日」「チケット種別」「枚数」をご明記の上、下記のお申込先(渡邉公威直通)までご一報下さいませ。チケットとお振込先詳細をお送り致します。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。
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