経営って面白い!【有限価値 と無限価値】

さて、今回はこれについて自分が学習したことを記事に書いていきます。

出典は、東京大学で准教授をしている岩尾俊兵さんの研究からです。

ポイントだけ、まとめます。
俺流に。

1  有限価値って?
コーヒーを飲む人がこの街に、100人いるとして、その人達をどうやってカフェに来させるか、を考えます。

100人という人数以上はいないので、必然的にその100人をそれぞれのカフェが奪い合う形になります。

だから、有限。限界がある。有限価値。

この場合、限られた数のものを、多数が取りにいくため、必然的に敵対関係が作られます。

2    無限価値って?
この街に住むコーヒーを飲む100人を、上限としない考え方です。

つまり、例えばコーヒーの良さをアピールして、コーヒーを飲む人を150人に増やしたり、コーヒーゼリーを商品にいれることで、苦いのが苦手な人も来てもらえるようにするとか。

100人をそれ以上に増やそうとする、つまり市場拡大を目指すため、価値は無限に広げられるということですね。

この場合、新しい市場を生み出しカフェに来る人を増やそうとする共通の目的を目指すならば、仲間関係になります。

新しい市場を独り占めしたいから、という場合は敵同士の関係になりますが、この場合はお客数をもともと有限と捉えてますね。
有限価値です。


3  どちらがいいということではない。
どちらも必要ですが、もっと無限価値を広めていけるといいな、というわけです。

ただ、今は有限価値で社会の大部分が成り立っているようです。

まあ、大体分かりますね。
レッドオーシャン、ブルーオーシャンという言葉も有限価値の考えの上にありますね。


この記事にある程度反響があれば、また続きを書こうかなと思います。

今回はここまで。



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