”自己否定感”の話のつづき。

おかげさまで、1ヶ月無事に過ごすことができました。三が日のお休みがありましたから、1月1日採用で6日始業、通常より勤務日数が少なくてちょっと得した感じです。
さて、1週間ぶりにnoteを書こうと思い、驚いたことがあってこの段落を書き足しております。前回の記事を書いていて長くなってしまったため、後半を今回の冒頭部分に回し下書き保存していました。今日つづきを書こうと思ったら、前回何を書いたか・どんなことを下書きしていたかをすっと思い出せない。(苦笑)
あれ?と思いつつ、小さな嬉しさがありました。ずっと抱えていた負の感情が、書いて外に出したことによって軽くなったのではないかと。100%を放り出し自分の中から無くすことはできない(もし無くなったらそれはそれで怖い)のですが、これはいいなと思いました。今後はどんな変化が生じるのか、期待しすぎず観察したいと思います。


前回の続き、新卒で働き始めたころの振り返りです。

私は、病院に就職することができました。働き始めたら、
要領よく、スマートに、強か(したたか)に、上司の性格を把握して適応し、周りに迷惑をかけず、目の前のことに対応し処理する
ことが求められました。どこの組織でもそうなのでしょうが、私には無理でした。毎日、「今日は何が起きるのだろう」と怯えていました。先輩に「なさん、何かに怯えてるみたい」と言われましたが、本当に怯えていました。指導担当はじめ、質問・相談できる先輩方はいましたが、なかなか話しかけられないこともありました。「自信を持って」と言ってくださる方もいましたが、やっぱり恐怖の方が大きいままでしたし、要領が悪くて“仕事ができないタイプ”であることは事実でした。
ご注意・指導を受ける中で「続ける気あるんだよね?」と言われたこともありました。それに対しては言葉を発しませんでした。正直、続けられないと思っていたからです。
仕事が出来るようにならないこと、それによって居場所が作れないことがとても辛かったです。このまま辞めても新たに就職できるところはないだろうと、自分で通信教育に申し込み、医療事務の講座を受けました。初めてのボーナスの使い道のひとつだったので覚えています。
1年経たず異動することになったので、結局辞めませんでした。他の部署に、育児のため時短勤務をする方がおり、入れ替わるかたちでした。私と入れ替わった方は「自分のせい?」と気にされていましたが、いえいえ、そんなことはありません。上司からすればお荷物を他の部署に出せるいい機会であり、口に出さずとも部署の全員がそう思っていたでしょう。そこまでわかっていても、私自身が嬉しかったです。この空間と違うところに行けるのかと。


ここで、悪いことしたな~と思っていることをひとつ。
同期は5人でしたが、4月時点で3人はすでに部署が決まって働いていました(専門学校出身者は研修等の名目で早めに働き始めるケースもあるようです)。私含め2人が4月からで、2つの部署に数日ずつ行かせていただき、一方を選ぶよう言われました。適性も分からないのに選べないよと思いつつ、希望を出しました。後から聞いたら、もう1人も同じ希望だったそうです。でも希望の部署に行ったのは私でした。それなのに適応できなくて、申し訳なかったです。その同期は配属先で着々とスキルを磨いて数年後には副主任になりました。立派です。どの部署でもしっかりできる方でしょうから、なんとも言いがたくて、謝るどころかこの話をしたこともないまま私は退職しました。


就活から最初の部署について書きました。
冒頭に書いたように、ネガティブな記憶が薄れていたくらいですから、また書きたくなるまで放っておこうと思います。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。

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