温故知新 子曰く、故きを温ねて、新しきを知れば、以って師と為るべし
風雅です。
11回目です。
最近、見たドラマで稲荷ずしを食べるシーンがありました。最近、読んだマンガで稲荷ずしを食べる場面がありました。
そうだ。稲荷ずしを食べに行こう。
CMのキャッチフレーズのように思い立ち朝から稲荷ずしを食べに行きました。
江戸稲荷
調べてみたら住んでいる所から割と近くにお店があり行ってみました。
江戸稲荷はちょっと濃いめの味付けの稲荷寿司です。
お店で買ってすぐ近くの公園にて食べました。甘めの濃い味付けでうまかったです。朝からお出かけして良かったです。
その帰りに見つけたパン屋さん。
店の見た目から『昔からやってます』感が分かる佇まい。開店前から行列が出来ていて並んでる人もご近所の方といった感じ。
きっと長年通ってる人もいるんだろうなと思いました。
稲荷寿司を食べた後だと言うのにしっかり並んでパン買いました。
おじいちゃんが1人でやっていて(他にもいたかもですが、おじいちゃんしか見ませんでした)開店直後にも関わらず、売り切れも出ている人気店でした。
パンも美味しかったです。稲荷寿司を食べた直後にも関わらずちゃんと食べました。
江戸稲荷を求めて行ったのにパン屋を見つけ、おしゃれな喫茶店やごはん屋さんも見つけてました。
ここでタイトルの温故知新につながるわけです。
古きを訪ねて新しいものに出会いました。
意味を調べてみたら『昔の事をよく研究し、それを参考に今突き当たっている問題や新しいことがらについて考えること』とありました。
別に稲荷寿司に関して研究していたわけではないですが、江戸稲荷を調べてパン屋やおしゃれな喫茶店に巡り合えたわけなので、まぁ間違えではないかなと。
他にも気になる所もあったので、また行ってみようかな。
昔からあるもの
最新の技術に昔からの技術が使われていたりヒントになっていたりするものって身近にも結構あるんですよね。
昔は今のような科学はなかったし医療だって現代の方が進んでいます。でも、そんなものがなかった時代から伝わってきたことが今の技術に通じるものやそれをヒントに今の技術に活かしたものなどがあります。
科学なんかがなかった時代と考えるとすごい事ですよね。
フグの内臓には毒があり、その毒は少量でも命にかかわります。そのため、フグを扱えるのは試験を受けて合格した料理人に限られています。
しかし、その猛毒が含まれているフグの卵巣を食べる方法があるのを知っていますか?
糠に数年漬け込むことで毒が消えるそうです。
本当か?と思う人もいると思いますが、商品として売ってます。ネットでも買えます。
実際に食べたこともないですが、感想を見ると美味しいらしいです。まあ、お酒の肴って感じですね。
しかし、なぜ糠に漬け込むと毒が消えるのか、その仕組みははっきり分かってないそうです。
糠漬けする時に塩漬けするそうですが、その時の塩分が毒を薄めるのか、糠に含まれる微生物や乳酸菌が無毒化していると言う説もあるそうですがどれもはっきりしないそうです。
理由は分からないとしてもそれまでの経験や先人の知恵で試してきたことの中で発見したものだと思います。
思いすが、そうまでして食べたいのか?
下手したら命に関わるのに。
と言うか食べれるようになるまでに命を落とした人は一人や二人ではないでしょう。
先人の知恵と言うよりも食べ物に対しての執念なのでしょうか。
フグの毒をどうにかして食べれるようにした事そうですが、今の科学や技術で調べてみたら『これって実はすごい事』って他にも色々ありますよね。
立ち止まって振り返る
昔の技術ではないですが、何かを始めた時たまには立ち止まって振り返る事も必要な時間だと思いました。
なぜ、それを始めたのか?
どうしたいのか?
今目指している場所は最初に思った場所なのか?
もし、目指した場所が最初に思った場所と違っていたとしてもそれは正解なの?
それともやっぱり最初に思った場所を思った場所を目指すべきなの?
問いかけはその時々で変わるだろうし、変わっていいと思います。
目指す場所だって変わっていいと思います。
私自身、色々変わって迷って遠回りして今、ここにいます。
まだまだ、迷って進んでいくことになりそうです。