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【中学受験】算数苦手っ子の家庭学習

こんにちは。ひろママです。
2024年春、娘の中高一貫校受験を終えました。
小4~2年半の受験勉強のことをnoteに残しています(*^_^*)
自己紹介はこちらです。
【自己紹介】 親と子が「やってよかった!」と言える中学受験にするために|さくらママ (note.com)

うちの娘は読書大好き・計算苦手の典型的文系なので中学受験算数に苦労しました。塾では四谷大塚の予習シリーズを使用していましたが、予習シリーズは近年の改訂で算数が難しくなりました。「算数は差がつく科目」「基礎からしっかりやらないと積み上がっていかない」と聞いていたので自宅では6年生になってからも「基礎問題」を繰り返しました。
今日は苦手な算数の習得の為に使用した問題集について書きます。





きょうこ先生のはじめまして受験算数 朝日新聞社

朝日学生新聞社きょうこ先生のはじめまして受験算数

・主な使用時期 小4秋~小5
・難易度☆
入塾後初めて塾のテキスト以外で購入した家庭用教材です。
娘は入塾当初とにかく算数に苦手意識がありました。この本は基本的な解き方が学べる。全ての単元で算数教育家の安浪きょうこ先生動画解説があります。難関校向けではなく中堅校向け。4.5年生の算数苦手な子の復習にピッタリです。うちは塾で学び苦手な単元、模試の結果が悪かった単元の学び直しに例題を解きました。特に苦手な単元については動画も見ていました。


下剋上算数基礎編 産経新聞社

産経新聞社 下剋上算数基礎編

・主な使用時期 小5後半~小6前半
・難易度☆☆
1回の目標が10分なので主に朝勉強でやっていました。基礎編は「偏差値40→55への道」ですので比較的基礎問題中心。1回に色んな単元が入っているので総合的な復習になります。この問題集をやり始めるとき、算数の偏差値がすごく落ちた時期でした。ですがこれを毎朝1回ずつやっていくと安定して基礎問題が取れるようになりました。毎日コツコツ繰り返すと不思議と力がつくような問題であることを実感ました。問題集の合間にコラムのような解き方、ポイントのコーナー「桜井信一の板書コーナー」があり、これが分りやすくまとまっていてよく読んでいました。私は存じ上げませんでしたが、「下剋上受験」というブログが話題になった方の著作問題集です。


となりにカテキョ つきっきり算数 実務教育出版


実務教育出版 中学受験となりにカテキョつきっきり算数

・主な使用時期 小6
・難易度☆
こちらは算数教育家の安浪京子先生と富田佐織先生が監修されたのでどんなものか見たくて購入しました。発売が小6夏前だったので小6で購入しましたが実際は小4~小5向けの基礎の内容です。優しい絵柄と丁寧な説明で算数苦手な子でも取り組みやすくハードルを下げた内容でした。線分図の書き方など、きちんと書けているか、の確認をするために使用していました。苦手単元のみ使用しました。単元の最後に「入試問題にチャレンジしてみよう」のページがあり、理解度の確認もできました。

すらすら解ける魔法ワザ 算数・図形問題 実務出版

実務教育出版 中学受験すらすら解ける魔法ワザ

・使用時期小6夏~入試直前期
・難易度☆☆☆
我が子は図形が苦手。ですが志望校の入試には図形が頻出問題でした。図形には解き方のパターンがあり、パターンを習得すれば解ける。という大前提の上で小6の夏休みに毎日1枚やる!と決めて取り組みました。秋からは過去問が始まるので小6夏休みが苦手克服のラストチャンス!と思って取り組みました。実際は夏休み内で全ては終わりませんでしたが秋以降の過去問への下準備に大いに役立った1冊でした。夏期講習も1日中ありますので、小6の夏休みは「やることを絞る」が大事でした。

予習シリーズ計算四谷大塚/でる順過去問計算 旺文社

四谷大塚 予習シリーズ計算/旺文社 でる順過去問計算

・使用時期 小6
・難易度☆☆
中学受験勉強の基本、「計算問題は毎日やる」。算数が苦手&面倒くさがり屋の娘には小5までは「毎日やる」が難しかったです。ですが6年になる頃には塾の先生からの言葉や周りの雰囲気からでしょうか、毎日欠かすこと無く朝起きたら、計算問題を1ページずつ解いていました。入試当日の朝にも計算だけは解く。いつもと変わらないルーティーンとしてやる。それは入試を受けること自体もいつもと変わらない、ただ問題を解く。ルーティーンのような作業、朝計算をすることでリズムを作っていた様に思います。
予習シリーズの計算は6年生から一行題も入ってくるので、簡単ではありません。6年生からはなるべく時間を計って集中的に取り組むようにしていました。でる順計算は単元がしっかり分かれているので、小数や分数を強化したい時、模試で計算問題をミスしたとき、過去問で出やすい計算を強化したいときに集中して取り組みました。



まとめ

家庭学習の問題集は最初から最後まで全てやりきる、という訳では無く、あくまでも苦手な単元の復習として使用しました。問題集は最初から最後まで全部出来なくてもいい。基本は塾の宿題中心に。
問題集によって子供の好み・合う合わないもあると思いますので、「今週はどっちやってみる?」など子供に選んでもらうやり方もいいと思います。算数の単元の中でも何が苦手か話し合いながら、復習に使うと効果的です。


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