第15回 うつ病の治し方


 こんにちは。社会復帰を目指す
ASD、うつの2児パパです。

良くなる過程には、波がある

 精神疾患の患者さんは、自分の状況から今体調が良いのか?それとも悪いのか?判断するのってなかなか難しいです。

 1週間調子が良くても8日目で体調が悪くなったりすると、なんでまた調子が悪くなったんだと悩んだり、3日目で調子が悪くなると、スパンが短くなってるどうしようと苦しんだりしますよね。

 精神疾患の場合は、1週間などの短い期間で、体調が良くなってるのかどうかは判断できません。

 精神疾患には、回復曲線というのがあります。
 体調は、良くなっては悪くなる、良くなっては悪くなるという一進一退を繰り返していきます。
 
 この繰り返しがありながら良くなっていくというのが、ほとんどの精神疾患の治り方です。

 ですので、しんどい時期があって当然です。 

 スパンが短くても気にする必要はありません。

 とんとん拍子に良くなることはないと、知っておくだけでも気持ちが楽になりませんか?

 体調を比べるなら月単位がいいです。1ヶ月前と変わりないなら、2ヶ月、3ヶ月前と比べてみるといいと思います。

 その時に役立つのが日記です。

間違った休み方

 うつ病は、精神的エネルギーが少なくなった状態にあります。

 ですので、調子が悪い状態からいい状態になったときに、頑張りすぎたり、活動しすぎてしまうと、体のエネルギー残量がすくなくなり、体が動かなくなったり、寝込んだりという状況に陥ります。

 休む時は、携帯を触らないことも大切です。

 休む時は、特に脳を休ませること。休む練習を、普段からしておくことです。

 これができない人は、社会復帰した時に必ず再発します。

 精神疾患になったら、普通の人よりもエネルギー残量が減るスピードはものすごく早いと思っていたほうがいいです。

 普段からそれができない、あるいは、自分のエネルギー残量がわからない人は、普段から自己観察をしておくといいです。そのためのステップは日記をつけることです。

 ですので、休む、はとても大事です。休む時はちゃんと休む。携帯も触らない。snsを習慣的にみたりもしない。YouTubeも検索しない。見ないことです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
 

いいなと思ったら応援しよう!