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日本学生支援機構 奨学金免除
こんにちは😊
Ph.D学生(博士学生)のやなです🎓
今回は日本学生支援機構の奨学金免除の話です。
前回に引き続き博士学生の金銭的援助に関したお話しします。
今回は【博士学生】と書きましたが、【博士前期課程】、【博士後期課程】両方が対象です。
奨学金免除を考えている学生も多いと思うので、是非参考にしてください!
実は、、、
私は【博士前期課程】にて奨学金免除していだだけることになりました。
その経験を踏まえて、インターネット情報がどこまで本当か、をお話しします。
特に優れた業績による返還免除
概要
大学院で第一種奨学金の貸与を受けた学生であって、貸与期間中に特に優れた業績を挙げた者として日本学生支援機構が認定した人を対象に、その奨学金の全額または半額を返還免除する制度です。
【第一種奨学金】、【貸与期間中に優れた業績】がキーです。
変換免除内定までの流れ
20XX年 3月 卒業の場合:
20XX-1年 12月 日本学生支援機構から大学へ推薦依頼
20XX年 ?月 学生が大学へ申請
(私の大学は1月でした)
20XX年 ?月 大学が推薦者を決定
20XX年 ?月 機構が返還免除者の審査
20XX年 7月 機構が申請者&大学に通知
学生が関係あるのは、申請と結果通知の2つですね。
通知日は覚えていませんが、、、おそらく夏頃だったと思います🤔
特に優れた業績の評価方法
『特に優れた業績』と考えられるのは以下のとおりです。(詳しくはURLをご覧ください)
何を重要視するのか(業績1つあたりのポイント)はわかりませんが、おそらく論文、学会発表などだと思います🤔(大学内での選抜であり、公表されていません。)
学位論文やその他の研究論文
著書,データベースその他の著作物
発明
授業科目の成績
研究又は教育に係る補助業務の実績
音楽,演劇,美術その他芸術の発表会における成績
スポーツの競技会における成績
ボランティア活動その他の社会貢献活動の実績
私はこれらについて、まとめて提出しました。
私の大学は論文や発表資料の提出も必要でした。
TAやボランティアなどに関しては、雇用契約書またTAorボランティアを行った証明書(教員のサイン必要)が必要でした。
(あくまで私の大学の提出方法です。)
よって、上記の内容、すなわち積極的に研究を行い、学会発表や論文執筆を行うことが、免除に近づくと思います😊
※数年前に一度提出フォーマットに改変があったようなので、今後も改変があるかもしれません。必ず所属大学の指示を確認してください。
博士後期課程に関して
ここまでは博士前期課程も共通でした。
ここからは博士後期課程の特有のものに関してです。
〇博士後期は学位論文やその他の論文が重要
大学間の業績に係る評価水準の均等化を図ることを目的として、項番1の業績「学位論文その他の研究論文」を中心に本機構の定める評価基準をより具体化するため、「博士課程の業績評価に関するガイドライン」を設けています。
〇博士課程は対象外の人も多い
注)令和5年度以降に博士課程において第一種奨学生として採用された人で、博士課程在学中に国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が実施する「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」、「次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)」又は「国家戦略分野の若手研究者及び博士後期課程学生の育成事業(BOOST)次世代AI人材育成プログラム(博士後期課程学生支援)」の支援を受けた人は対象外です。
詳細は以下をご確認ください。
上記2点、注意してください。
本日の内容は以上です。
以上、参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました!