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【少女トラベルミステリ】参考文献・ウェブサイトまとめ
がっつり書いてある訳ではないですが、備忘録を兼ねて書いていきます。思い出した時、確認するテキストなどがある時にちょこちょこ反映させていきます。余力がある時にはコメントを足していくかもしれません。なお『星子ひとり旅シリーズ』『幽霊事件シリーズ』本編は除きます。
あと、オンラインで参考にしたサイトなども書いていきます。
本(電子書籍を含む)
推理文壇戦後史4 双葉社
山村美紗先生、西村京太郎先生についての章があります。そことは別に学生時代の風見潤先生について書かれている箇所もあります。
2時間ドラマ40年の軌跡 増補版
トラベルミステリからは切っても切り離せない2時間ドラマについての本です。対談、インタビューも多く、とても参考になる本です。
トラベル・ミステリー聖地巡礼
トラベルミステリの名作を多く取り扱った本です。実際に作中の駅を探訪して書かれています。これからトラベルミステリを読もうという方にお勧めです。
京都に女王と呼ばれた作家がいた 山村美紗とふたりの男
花房観音先生によって山村美紗没後に書かれた評伝です。この本で多くの情報を知りました。
コバルト文庫40年カタログ コバルト文庫創刊40年公式記録
その名の通り四十年記念時に刊行された本です。『星子ひとり旅シリーズ』の山浦弘靖先生のコーナー、四十年記念のお祝いメッセージ、87年、91年の解説目録の山浦先生のコメント再録、当時読者プレゼントについた星子グッズの情報などもあります。
寝台特急殺人事件
言わずと知れた西村京太郎先生が初めて書いたトラベルミステリ。カッパ・ノベルズ版には初めて「トラベル・ミステリー」という単語が使われたらしいというあらすじが付いています。そのためにカッパ・ノベルズ版を買いました。
太陽 1982年8月号
初めてトラベルミステリを扱った記事、小池滋『トラベル・ミステリーの愉しみ』が載っています。初めてじゃなかったとしても「トラベル・ミステリーという単語と共に扱った」のは多分初めてだと思います。
本格ミステリ漫画ゼミ
ミステリ漫画について詳細にまとめられた本。全体をがっつり読んでから特定のテーマに沿って拾い読みしていくとまた別の把握ができて凄まじいです。
創作推理19 夢のような探偵小説について
初めて女性名で活躍した女性ミステリ作家、小流智尼こと一条栄子先生についての記事と、サンデー毎日大衆文芸募集の当選作品『そばかす三次』と『平野川殺人事件』『フラー氏の昇天』も掲載されています。
戦後少女マンガ史
前コミックマーケット代表だった米沢嘉博氏の書く戦後少女漫画の通史です。
漫画家人名事典
2002年刊行の漫画家の事典です。多少古いので新しい作家は載っていませんが、『少女トラベルミステリ』の時期を書く時の参考に買いました。
あらしの白ばと
西條八十先生の『日本初の少女探偵小説』という触れ込みで買いました。初めての発表は昭和27年(1954年)『女学生の友(小学館)』だそうです。現在、河出書房新社から復刊されています。
ミステリマガジン1996年6月号
アマンダ・クロスの執筆したナンシー・ドルーに関する評論『フェミニズム史に一時代を画した少女探偵』が掲載されています。(本名のキャロリン・G・ヘイルブラン名で発表されたもの)
女性探偵の履歴書
ミステリの女性探偵について書かれた本。この本で「ナンシー・ドルーの影響は真面目に考えねばならないのでは?」と気付きました。
貸本マンガRETURNS
貸本マンガについてものすごく詳しく書かれた本。『ガールガールミステリー』や『ミッキーシリーズ』について考える大きなきっかけとなりました。
江戸川乱歩と少年探偵団
タイトル通り江戸川乱歩先生と、一斉を風靡した少年探偵団についての本です。少女探偵を検証していく前段階として必読の本でもあります。
廃墟の残響 戦後漫画の原像
戦後の赤本、貸本について詳しく書かれた本です。いろんな視点から漫画を見ていたり、収録されているエピソードが面白いので、赤本、貸本に興味のない人にもお勧めしたいです。
藤岡和賀夫全仕事[1] ディスカバー・ジャパン
旅の概念を変えた一大プロジェクトをプロデューサー自身が語る本。ディスカバー・ジャパンがなかったら多分日本人の旅行観は大きく違っていただろうと伝わってくる本です。
「アンアン」1970
an・an創刊の年について詳細に書かれた本です。ディスカバー・ジャパンで重要な要素であるアンノン族の「アン」がどう成立したかが書かれています。
49冊のアンアン
堀内誠一がアートディレクターとなった初期のan・anについて書かれた本です。一冊一冊についての情報、その時の平凡出版の動向が書かれています。
DISCOVER JAPAN40年記念カタログ
一世を風靡したディスカバー・ジャパンのポスターが(小さいですが)多く収録されています。多分現時点でディスカバー・ジャパンのポスターを確認するのに一番いい本です。
an・an創刊号
アンノン族の「アン」であり、ディスカバー・ジャパンのムーブメントを知るために重要な雑誌です。アーティスティックで先鋭的な構成は今見てもすごいです。
non-no創刊号
アンノン族の「ノン」であり、アート優勢のan・an、ディスカバー・ジャパンのポスターのヴィジョンが「一般層にも手に取れるところまで降りてきた」雑誌です。
ウェブサイト
Amazonでは確認することが難しかったタイトルに一緒についてるジャンルタイトル(正式名称ご存じの方、館山までご一報をお願いします)、雑誌の記事タイトルも検索可能。本当に素晴らしいサイトです。
多くのレーベルの総目録があり、ものすごく参考になるサイトです。コバルト文庫、X文庫ティーンズハートのリストもあります。すごい情報量です。
星子シリーズの山浦弘靖先生の公式ブログです。
星子シリーズの凄まじい詳しさを誇る聖地巡礼ガイド『星子♥️宙太恋巡礼ガイド』を制作したスタッフさん達のブログです。今もいろんなイベントが開催されているようです。
少女漫画のミステリ作品を語る際に絶対に外せない高階良子先生の情報を多く掲載しているファンサイトです。
多くのミステリに関する資料が掲載されているサイトです。『少年探偵小説の部屋』のページがものすごく参考になります。西條八十『あらしの白ばと』収録の芦辺拓先生の『白ばとは少女探偵のしるし』で知りました。
日本国内探偵小説 (リスト) サイトとある通り、探偵小説のリストがたくさんあります。
トラベルミステリといえば一番に名前が挙がる西村京太郎先生のファンサイトです。サイト内に山村美紗先生の「山村美紗研究室」もあります。山村先生のチェックをするならここを抜きにできません。
ミステリに関する膨大なデータが掲載されているサイト。最近になって知ったので、ここを最初に知っていればよかったと後悔しました。
Vintage Series Books for Girls. . . and a Few for Boys
海外の少女探偵もののミステリのデータが多く載っているサイトです。
『名探偵コナン』の名探偵図鑑をまとめた記事です。
オンライン古書店です。少年読物、貸本漫画の『すぺくり研究資料室』がものすごく参考になります。
戦後の少年少女向けの雑誌のデータがまとめられています。チェックする可能性があるので備忘録的にここに置いておきます。
秋元書房の本について多くのデータがあります。
少女向けの貸本についてとても参考になりました。
辻真先先生の作品のデータがありサイトです。建造中だそうですが、とりあえず備忘録的にここに置いておきます。
戦前からの少女雑誌を豊富に取りそろえてある図書館です。ぜひ行ってみたいです。
海外ミステリに関する膨大なデータベースがあります。
パブーに投稿されているtontokaimo39さんのテキスト『少女探偵ナンシー』は、ナンシー・ドルーに関する多くの情報が掲載されています。ダウンロードもできます。
戸田和光さんのその名の通り山村美紗作品の短編リストです。かなり助けになります。
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