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解剖学の学び アメリカへ⑤ 解体4日目

やっと普通の睡眠をとることができ、逆に朝のジョギング時間を削るはめに。慌しく朝食を済ませミーティングルームへ。

今日はDVRTサンドバッグの開発者ジョシュ ヘンキンとジェシカがゲスト講師。こちらのプログラムは昨年受けたので内容は知ってることだけどとりあえず再確認。
単なるトレーニングの重り、っと言う認識しかない人はもったいない。
このジョシュ、以前内臓を取り出して背骨を治す手術をしたらしい。

ジョシュの講義が終わるとトムのいつものスライドを使った講義。

体は細かい知識や理屈が理解できると動作そのものに意識と意味が正しく持てそう。

時代が進むにつれ解明されていくことはまだまだ多いだろうし、今までの常識が非常識になることは身体の世界でも同じ。

終了後、部屋に戻らずすぐにラボへ。

今日は臓器を取り出し、裏側の組織を観察予定。まず内臓を取り出と背骨や腸腰筋をみることができる。グループの献体は大腰筋含め全体が小さく膝は人口関節が両足に入っており下半身の筋力は小さく、癌のため脂肪が少ない。
筋肉をみるには見づらいが、脂肪が少ないので他のグループよりは作業がスムーズ。次に肺と心臓の切除。やはり首もとの腫瘍とつながっていて、ついでに首の腫瘍を摘出。
献体を伏臥位に戻し、僧帽筋と臀部の切除の途中で終了。

終了後、メジャーリーグのダイヤモンドバックスの施設見学をさせて頂きました。感想はさすがメジャーと思うのはお金のかけ方のほうで、トレーニングは目新しいというより緻密。球団により方針が違うだろうから比較はやはりできない。でもいい経験でした。

ラボに行くのもあと1日。体調は一貫して良好。

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