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レポート!グラフトプレナー × SLUSHTOKYO イベント#17
![スクリーンショット 2019-11-08 17.41.04](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/15832213/picture_pc_40e46342987dc157be09512cdcbdf1df.png?width=1200)
グラフトプレナー(家業を活かして新しい価値を生み出そうとしている人たち)の後押しや、コミュニティを作るために行なっているイベント「グラフトプレナー × SLUSH TOKYO」。10/30(水)に開催された第17回目のイベントの様子をレポートします。
今回の会場は永田町GRiD地下1Fのイベントスペース「SPACE 0」。フードは、同じビルの1Fにあるtiny peace kitchen 。今回も野菜を中心にした彩り豊かなフードが並びます。
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さらに今回も前回に引き続き、医療機器製造を手がける町工場を継がず、ビール屋さんになった山崎さんのビールが登場!新潟南魚沼ストレンジブルーイングの900というビールでした!900は水の硬度を表すそうです。あ〜美味しい。
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テーマは「Uターンしなくても東京から出来る地方創生」ということで、体験型サービスを展開する株式会社ガイアックスのTABICA事業部山之内稔真(やまのうち・としまさ)さんと山手線沿線をTABICAと連携して東京感動線を作っていくという試みをしているJR東日本山手線プロジェクトの道正俊明(どうしょう・としあき)さんをトークゲストにお招きしました。
![スクリーンショット 2019-11-08 17.40.28](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/15832274/picture_pc_9e39690f153c8f0c0349f44dde67d2c7.png?width=1200)
TABICAの取り組みとグラフトプレナーってどういうつながりなの?とお思いになるかもしれません。山之内さんのお話を通じて、実はとても密に繋がっていることが分かりました。
例えば、地方出身でお酒屋さんの家業を持っているけれど、継がずに東京で働いているAさん。継がないけれど、何かしら家業の為になることをしたいと思っていたそうです。そこで、お酒の飲み比べイベントをTABICAを通じて企画し、東京にいながら家業に関わっているそうです。それも立派なグラフトプレナーと言えるのではないでしょうか。
また、それが家業だけでなく、地域を活性化させることにもなるという一石二鳥なのです!
地域活性の視点では、地方だけでなく、東京でも同じような体験や企画は出来るというお話を道正さんがされました。
山手線沿線に住む人の45%は、地方出身者。高層ビル群など近未来的な街並みを好むよりも、自然や体験することに興味がある人々が多いというアンケート結果が得られたそうです。地方でやりたいと思うことが、実は東京でも実現可能なのかもしれない。グラフトプレナーが東京で家業に絡めたことを企画したり、体験ツアーをすることで家業を超えた新しいビジネスが生まれるかもしれません。その点でグラフトプレナーとTABICA×東京感動線は相性が良さそうです。
![スクリーンショット 2019-11-08 17.43.30](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/15832300/picture_pc_92ea1c963c6aa3240c568b95c9a2c9fd.png?width=1200)
![スクリーンショット 2019-11-08 17.43.37](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/15832305/picture_pc_f19ccce256de56985bd78e49649ecfad.png?width=1200)
トークの後は、参加者によるグラフトプレナーピッチ。
1人目は、北山弥栄奈(きたやま・やえな)さん。お酒を飲む前に飲む二日酔い防止サプリメントの販売と企業向けに健康カウンセリングをされています。
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家業は、父方は病院経営で、現在お兄さんが院長をされており、母方も開業医という医療関係者家系。その中で北山さんは医療系には進まず、IT系でバリバリ働いていたそうですが、マネージする人が増えていく中で自由ではない!と感じ、昨年お母様の進めで起業したそうです。医療従事者でなくとも医療に関することにやりたいことがあれば関わることができるという事例でした!
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2人目は藤本麻衣子(ふじもと・まいこ)さん。現在はベンチャー向けコンサルティングを手がけていらっしゃいます。海外のスタートアップがどんどんグローバルに拡大している中で、自分の家の家業は淘汰されてしまうのではないかという危機感を持ったことから、ベンチャー×コンサルという「継がないけれど、外から支える」という選択をしたそうです。お話を通じて家業や家族への愛を感じるピッチでした。また、世界の中で自分の家業をどうしていけば良いのか?まさにこれから多くの家業持ちが考えていかなくてはならないことだという問題提起を頂きました。
ネットワーキングタイムでは、恒例の家業を持つみなさん各々が販売している商品のプレゼンをしたり、情報交換したりワイワイと盛り上がりました。
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次回は、12月12日開催!
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東京でのサラリーマンを経て、実家松山で家業であるアパレルセレクトショップ内にタップルームを併設し「こだわりを楽しみ、文化をつくる」をテーマに新しいコミュニティ作りをしている山之内圭太さんがゲスト!
家業は継がない、だけど自分の好きな事はやる。そして家業と繋げる!そんな生き方をしている山之内さんのトーク、ぜひご参加ください。もちろん家業がない方もご参加大歓迎です!
チケットはこちらから!
*本イベントは終了いたしました。
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