変拍子のシンフォニック・ロックが聴きたい日に:ロカンダ・デッレ・ファーテ 『妖精』
きっと誰もプログレなんて聴きたくないのだ。
先日書いたキング・クリムゾンの記事へのアクセス数を見たらよくわかる。
「スキ」の数を冷静に受け止めるなら、「需要がないのだ。もう二度と書くのはやめよう」と判断するのが賢明であるに違いない。
しかし私は、以前デザイナーだったときに顧客の気持ちを汲み取りすぎたことを深く反省している。
現在は自分の心の声を一番大切にするようにしている。
今日は変拍子のシンフォニック・ロックが聴きたい気分なのだ。
フルートのようなクラシックで使われる楽器が入っているやつがいい。
ということで、今日はイタリアのプログレバンド、ロカンダ・デッレ・ファーテ(Locanda delle Fate)が1977年に発表したアルバム『妖精(Forse le lucciole non si amano più)』をフルで57分!
いや、さすがにフルアルバムは調子に乗りすぎた。
だまされたと思って最初の1曲だけでも聴いてほしい……6分半の長尺だが。
トップ画像引用元:BORDEL DO ROCK