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チチとプーアルうちの子1年記念日

6月に推定1歳を迎えた元野良猫のチチとプーアル。9月25日にチチが、10月4日にプーアルがうちに来てちょうど1年を迎えました。

チチもプーアルも、それぞれに難しい問題を抱えていたので、1年という節目に思うことがあります。

最初に来たチチはとにかく警戒心の塊で、人前ではご飯も食べず瞬きもせず、触ることもできず、強制的にリビングに連れてきたものの慣れないし後から来たプーアルが白血病だしで、閉じ込められたまま半年過ごしました。

プーアルの1年

プーアルはチチに10日ほど遅れて捕獲。最初の威勢はチチよりあったものの、食事を摂らなかったりトイレフリーダムだったり、ちょっと手のかかる子でした。そうしてるうちに異変に気づき、毎日病院に通った10月。
11月には大きな手術をして、そのために人の手にガンガン触れられた成果か、よく懐きました。

プーアルはハンモックとキャットタワーのてっぺんがお気に入りなので、基本はそこを動きません。壁やソファーを引っ掻いていたずらも、チチの10分の1くらいのいい子です。

犬がいないときは、わたしの隣に座ったり、頭突きしてきたり、そういう姿がたまらなくかわいいです。

かまって欲しいときに鳴いて呼んで、ちょっと加減をわきまえてないけど手を甘噛して遊んで、家猫らしい猫になりました。移設した尿道だって、経過良好花マルです。

チチへの後悔

プーアルに手がかかりっぱなしだったからと言うといいわけですが、チチにもっと積極的に触れたらよかったというのはこの1年の唯一の後悔です。

チチの暮らしは、家の中フリーになった日から少しずつ変わり、プーアルと一緒にご飯コールしたり、ご飯の時間にはソファーの下から出てきたり、今はわたしの後ろを付いて歩いたり、床に転がって伸びて寝る姿も見られるようになりました。手からおやつも食べます。

触れないけど。

まったく触れないけど。

懐いてない=人への警戒心が溶け切ってないことで不便なのは食事のときです。犬がキャットタワーに飛びついたとか、私達のどちらかが立ち上がったとか、ほんの少しの刺激で、ご飯を中断して逃げ出してしまうため、いつもご飯が途中。

おかげでいつもお腹が空き気味のチチ。
チチのご飯を奪ってまるまるしてきたプーアルが二人の日常です。

お腹が空いているせいか、チチがわたしのストーカーになったため、洗面所、寝室、書斎、くっついてきたときにおやつを少々。

「プーには内緒だよ」

ってあげてるときにかぎって、プーアルも珍しくついてきて「にゃーーーーん」って声がしたりします笑

こっそり親愛を示してくれるチチ

人に触られるのは怖いし、ご飯食べそこねたりする暮らしだけど、チチ本人はその暮らしをあまり悲観的には思ってないようです。

キッチンに立ち上がると必ず着いてきておやつをねだり、ソファーで寝てるわたしの近くにこっそり寝ていたり、洗面所で顔を洗うわたしの後ろでゴロンゴロン転がって待っていたりと、「あぁ、なんだかんだチチに好かれてるな」って思える行動があるんです。

夫が呼んでも返事しないけど、わたしが居場所確認のために呼ぶと返事をするし。

触れられたほうが、爪切りなどのケアを始め、病気をしたときに困らない。
人への警戒心がないほうが、ご飯もじっくり食べられる。

だけどそれは、わたしの望みであって、チチの求めることでもないのかも。そう思って、チチの変化をゆっくり見守れるようになったのは、飼い主の1年の成長ですね。

12月には白血病のワクチンを打ってもらわないといけないので、まさかの家の中で捕獲器使用になりそうな予感ですが…笑

なんだかチチのことばかりになってしまったけど、触れられるプーアルのことは毎日触れて、たまに吸ってます。毎日かわいいねかわいいねって褒めてます(*´ω`*)
移設した尿道と白血病がうまくいきますように。このかわいい子が長く側にいてくれますようにと願う1年目です。


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