生後4ヶ月のキジトラ猫姉妹を拾った(16)

お久しぶりです。
「変わらぬ毎日」だったので少し更新が空きました。
チチにはいっぱい課題があるけど、なんの変化もないいつもどおりの日常というのもいいですね。
9月に保護してからドタバタな毎日だったので、ちょっとゆっくり過ごしていました。

プーアルにキャットタワー

術後すっかり元気を取り戻し、エリカラ生活もどんとこい!なプーアル。
ケージから出るんだ!と主張して出た日から行動範囲がどんどん広がりました。がしかし、地上には猫をおもちゃにせんとする犬が。
犬も犬で遊びたいだけで悪気はないのですが、遊び方が激しすぎる…叱っても捕まえても興奮して追いかけてしっぽを噛みに行くので一緒にすることができません。

でもプーアルの行動範囲は広がる…お腹の傷に触っては行けないと思って先延ばしにしていたキャットタワーを大急ぎで買いに行きました。
このキャットタワーがとても気に入ってくれて、昼寝と遊びはキャットタワー、トイレはケージと教えてもないのにトイレをマスター(感動)

そしてあれよあれよと、キャットタワーを取り囲むオリジナルケージが完成。猫用のシステムトイレも置くことができて、毎日のトイレ掃除も楽ちんになりました。

ふてくされるチチ

キャットタワーのてっぺんでゴロゴロ転がったり、爪を研いだりするプーアルを羨ましそうに見つめるのはケージから一歩たりとも出してもらえないチチ。

いつもはかまくらに籠もって人間がいる間は出てこないのに、かまくらから出てきてプーアルの方をじっと見ています。

プ「ねーたん、ぷーのこれいいでしょ?」
チ「わたしも登りたいわそれ。。。」

そんな会話が聞こえてきます。
もちろん、プーアルの白血病が陰性化とチチのことをある程度人がコントロールできるようになれば、このキャットタワーはチチにも開放したい。したいけど、現実は2つの条件が揃わないので無理なのです。

キャットタワーから、すいすいっとチチのケージの上を歩くプーアルをチチが手をだしてちょっかいをかけます。
ケンカの猫パンチなのか遊びなのか分からなくて、始めは止めに入っていたんですが、「唸り声を上げたりパンチを貰うほうが耳を下げて怖がっていないのなら大丈夫」と聞いて見守ることにしました。

実は、チチには白血病混合のワクチンを打ったんです。
かといってガッツリ接触はさせないけど、これくらいの接触ならばOKかなと思っています。

チチとの距離が1歩縮まる

プーアルは、猫がすり替わったかのように良く食べる猫になり、人が何か食べている時も「プーも食べる!!」とキャットタワーから首を伸ばして大騒ぎします。

もともと生ゴミを漁っていたから雑食性が強いのかもしれないのですが、カスタードクリームとかケーキのいちごとか、お餅とか、何でも欲しがるのでほんの一欠片あげてみると食べる・・食べる(・_・;)

さすがにこれじゃぁ病気してしまうので、私達が間食をするときは鶏肉のジャーキーをあげるようにしました。
もちろん、おやつを食べるときはプーアルもチチも犬もみんな平等です。

わたしたちの間食がほぼ毎日なもので(笑)、ほぼ毎日おやつを求めるようになったプーアルに釣られて、チチにもおやつ習慣ができました。
おやつをあげるために扉を開けると、慌てて逃げていたチチが、「おやつだよ!」と予めおやつを見せて扉を開ければ逃げずにかまくらの中で待つようになり、しばらく警戒して食べなかったのにすぐにカリカリと食べるようになり、プーアルのおやつコールの時には自分もかまくらから出てくるようになり…

すごい、すごい変化じゃない?

ちょっと前に、チチにやいのやいの話しかけながら「ちったんおやつを覚えたの?」と聞いたらこちらを見ながら「にゃっ、にゃっ」と返事まで。

気分が良くなって、チチにちゅーるを手からあげてみようと近づいたら、猫パンチ食らいました。
でも、お皿にちゅーるを塗るとすぐに食べる。その間わたしが目の前に立っていてもOK。

チチ…(´;ω;`)

ハンモックの上からプーアルを見てることも増えたし、チチの分厚いATフィールドが1枚剥がれたようです。

2回目ワクチンと避妊手術

チチは年末には2回目のワクチンを摂取して、年明けに避妊手術に移ります。
これはわたしの密かな計画なのだけど、避妊手術が終わったらチチを室内フリーにしようと考えています。手術の日に捕まらなかったら困るから術後に(笑)

もしもプーアルの白血病が陽性継続だった場合は、チチはわたしの仕事部屋に移動するか、白血病ワクチンの効果を信じてわたしの監視が行き届かないときに限りプーアルをケージに入れるか猫先輩たちと相談しながら決めます。

もう3ヶ月もケージの中。
自由に歩き回るプーアルを見るたびに、チチがかわいそうになってわたしの胃が痛みます。
寒い寒い冬空の下で凍えて暮らさなくてよいだけマシかもしれないけど、家にいる間の暮らしだって幸せでなくてはね。もうお外なんて嫌だにゃ!って思ってもらえないとね。

プーアルの白血病を陰転させるために、インターフェロン打ったり、アガリクスサプリメント飲ませたり色々していますが、効果が出てくれるかもまだ分かりません。
もう神に祈るしかない!
2匹の猫たちの幸せのために!

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