コンテスト必勝法?
何年か前にテレビで林修先生が話してた言葉が凄く腑に落ちて、以来仕事とか勝負事の時には頭にある。
歴史で戦国時代なんかを授業で受ける時は当たり前に時代を遡ることになるんだけど、遡るっていうことは進むっていうことで、敗れて死んだ武将なんかは過去のことになっていく。
だから必然的に戦国時代を勉強する上でクローズアップされていくのは、勝って生き残った武将なわけで。
ただ林先生は、「成功者から学ぶことも勿論沢山あるけど、僕らが知るべきなのは負けた武将の敗因だ」と話す。
その理由っていうのが3つあって、負けた武将は必ずそのどれかに当てはまるらしい。
これは現代にも置き換えることができるっていう話で、それがめちゃくちゃ納得できて。
負ける理由を理解することは裏を返せば成功に進んでいくということで、成功者がヘッジしてきている「成功法」とも言える。
それって本当にシンプルで。
①情報不足
②思い込み
③慢心
これだけ。
①は情報が無いと、そもそも勝負が出来ない。
ただどこまで調べられているかが大切だったりするから、シンプルだけど深い部分。
②は「〇〇だろう」「多分◯◯だ」
裏を取らず、憶測や固定観念で動いてしまうこと。
③は高を括る。おごる。あなどる。
嘗めてかからないこと。
この3つのどれかが当てはまると、その虚を突かれるということ。
僕は凄く腑に落ちて、ずっとこの言葉を頭に置いて勝負事の時は意識してる。
美容師の勝負事でいえば、わかりやすいのはコンテストがそれに当てはまる。
ディーラー、メーカー、協会
いろんな主催や規模があるコンテスト。
志の高い美容師さんは誰もが経験したことあると思う。
もちろんそこでは勝敗が決まるわけで。
美容師のコンテストの難しさは、正解が無いところ。
審査員の判断に委ねられるから、自分として出来ることはいかに本番までにやりたいことのクオリティーを高められるかということ。
ただやればやる程分からなくなったり、そもそも方向性から間違ってるような気持ちになるのは、コンテストやったことある人ならあるあるなはず。
そういう時に先の3つを意識すると、やりたいことの方向性と気持ちが整ってくる。僕のメンタル維持法。
コンテストは勝ち負けじゃないって言う人もいるけど、僕は共感出来なくて。
もちろん出ること自体に意義あるし、それなりの勇気が要る。
ただ自分としてはやるからには絶対勝ちたいし、それに拘って鍛錬してこそはじめて成長すると思ってる。
あとは、
やっぱり関わってくれた人たちには絶対結果でお返ししないといけないなと思ってて。
モデルさん、メイクさん、衣装さん、スタッフ。
沢山の人の時間を奪ってやってるということをちゃんと認識してないといけない。
関わってくれた人たちに喜んでもらえる一番の方法って?
そんなこと考えると、やっぱり負けらんないなって思えてくる。
コンテストは熱い。今年も頑張ろ。
またいつかタイミングがあれば、去年奇跡的にミルボンDAでエリアグランプリ取ったんですが、作戦がうまくいったかなって感じがしたのでその内容とか狙い方とか組み立て方とかファイナルに向けて考えてるイメージとか書けたらなーとか思ってます。
ではまたー!
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