空も慌ただしく 大変だ。
3月初旬の雪。もしかしたら、あの子かもしれない。なんて思い出し心が純粋になる。
もうひとつの思い出と言えば、友達に教えてもらった
バスの窓についてた雪の結晶。その時の感動が蘇り、より純粋なキモチになる。心が洗われた始まりの11日の夜。窓に一匹の白い蛾が止まっていた。蛾は、私に「今にいなさい」と伝えた。
『今、ここ』にいる意味や重要さもより理解できるようになった。現状を変えてゆくにも、今にいないと始まらないからだ。
とある深夜、2匹のカラスの鳴き声がした。なにか話しをしているようだ。少し気になりながらも眠りについた。次の日の朝、出勤時の道のり。1匹のカラスが私の前にいる。側を通るのを、少しためらいながら、カラスの目の前を通ろうとした瞬間、カラスが少し前に出た。
その瞬間に私は、カラスと約束を交わした。
その週の日曜から月曜にかけて強い風が吹いた。月曜の夜は、月とオリオン座が接近した。最近、作った遠視用の眼鏡をかけて星空を楽しんだ。とても美しい星空だった。
大きな広場での眺めは最高で、まるで星空を独り占めしている気分。自然と口から溢れる歌にあわせて身体が動きだす。そう。この瞬間は全開に心が開いているから、最高な気分なんだ。恐怖や不安なんてない。なんだって可能だと感じる瞬間。
そんな喜びもつかの間。ある日、強風と大雨に襲われた。私は、傘をもっていかれないよう抵抗した。その瞬間、傘の親骨が曲がり、傘地が逆さまに向いた。落ち着いて、傘地を元に戻し、外れた露先をはめ込んだ。幸い、傘の親骨が曲がったのは一箇所だけだった。なんとか、傘をさして帰ることができた。私は、風から抵抗しない方法を教わった。そして、風に感謝した。
3月締めの仕事もスムーズに達成することができた。そして月末の金曜日。私は、お休みをもらうことができた。休みを取れたことに感謝した。なぜなら、この日もひどい強風と大雨に襲われた。週末は、5月初旬のような天気。びしょ濡れの土や樹もいっぺんに乾かし、桜も顔を出し始めた。おかげで日記の更新と本を読むことができた。本はまだ、読み終えていないけれど、世の中が、まるごと見えたように感じた。地球の環境問題。それを解決するには、わたし重心に生きることだなぁ。