『巡や-meguri-ya-』ブランドとして立ち上げていくそのために・・・。
みなさんは奥多摩町を知っているだろうか。
自分は、東京に住んでいながら名前を聞いたことはあるものの足を運んだことはなかった。
だが、今回100DIVEという企画で「奥多摩町の空き家を活用して1500万円を生み出すビジネスを作る」といったプロジェクトに参加することとなった。この企画自体は5期目ということで色んな地域で企画をしているようだが、今回は奥多摩町と新島村の2ヶ所でそれぞれにテーマが設けられており、元々自分は食をテーマとしていた新島村の方のチームに編成されていたのだがどうしても奥多摩町の空き家の方が自分の今後に繋がると思い、事務局の方に無理を言って奥多摩チームへ変更してもらった。
実際に実感できたのは8月に入り、オンラインでの説明会があり参加費用をして4万円を支払いチームを組まれたくらいからだった。
現地セッションが9月9日にあるということで、まずはお互いを知る必要もあるだろうということで実際の現地集合前にオンラインで顔合わせということで9月4日の夜にオンライでMTGをした。正直な感想うちのチームは自分よりも若いメンバーが多く、しかも5人5様のカラーがあるなと感じた。だからこそ色んな意見も生まれるだろうし、その反面何ができるかとも思った。
9月9日から始まる現地セッションは残念ながら、自分は別の仕事で奄美大島へ行くことが決まっていたので参加はできなかったが当日の夜にオンラインでMTGをしようということとなった。
22時半から開始と決めていたので、それまでに食事やお風呂を済ませてリラックスした状態に仕上げていざMTGとなったのですが、どうやら打ち上げが落ち着いた頃にMTGとなったため、結構みんな仕上がっていてなかなか楽しげだけどきちんと今日の情報を共有してもらえるのか心配になったもののさすがチームの要の丸谷さんはしっかりとしていてきちんと共有してもらえました。翌日にはプレゼンをしなければいけないのになかなか方向性が見えずに自分も現在考えている内容があまりにもフワッとしたものだったので申し訳ないと思いつつも結局MTGが終了したのは0時近くで、途中から加わった間山くんはアルコールが入っているからかかなりキャラが変わっているし、ウインドウくんは疲れていたのか途中から寝てしまったし、すいちゃんは一番年下なのにきちんと正論を述べていて本当にこのチームで良かったと思い直した(笑)。
皆と一緒に奥多摩を回ることができなかったので、奄美大島から帰ってきた翌日には単独で奥多摩に向かい、現地で丸谷さんと合流し、車で移動しながら色んな奥多摩の可能性を見せてくれた。その場所その場所には色んなストーリーがあってそれを知ることで自分の中でやりたいことが少しずつ見えてきて、それを丸谷さんと共有しながらあっという間に時間は過ぎてしまった。1週間後にはプレゼンがあるが方向性は見えてきた気がして資料作りは丸谷さんに任せっきりとなってしまったけれどきちんと思いは理解してくれていてここまで意気投合できるとは思いもしなかったので正直自分でも驚いていた。でも、奥多摩には本当に魅力はたくさんあって、雲海が見えるという小河内地区の行き止まりまで連れて行ってもらったり、島勝で食べたとろろ定食や氷川地区にある美味しいコーヒーを淹れてくれた珈琲屋カフェドラポーブルー、そして古里地区にお住まいの丸谷さんと一緒に奥多摩の空き地を把握するために活動しているモロオカさんご夫婦と出会って改めてこの場所が好きになった。だからこそ本気で何かやり遂げたいと思えた。
古里駅から出る電車がちょうど行ってしまったので、丸谷さんが車で青梅駅まで送ってくれるとのことでもう少し師岡さんご夫婦との会話から奥多摩の可能性が改めて見えてきた。
時間も時間なので別れを告げ、古里駅に停めてある丸谷さんの車に乗り込み青梅駅へ。
帰りの車の中でも会話は止まらず、今日は本当に一日中話していたなと少しばかり反省しつつもやっぱり青梅駅に着くまでずっと話をしていた。だけど、そこの会話からまた新しいアイデアが生まれてきて早く他のメンバーにも共有したいと思いながら青梅駅で丸谷さんとは別れた。