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みなかみ町それは未知の世界が溢れてた。

さて、18日にみなかみ町から帰ってきて現実に戻ってきましたが、毎回地方に行って帰ってくるとそのギャップを思いっきり実感しています。
一番感じるのは人の多さですかね💦
まぁ当たり前なんだけど、こればかりは毎回帰って来るたびに感じてます。
そんなみなかみ町での1週間はまた貴重な出会いばかりでした。

ゲストハウスほとりを拠点として活動したのですが、車がないと遠出は不便なところはありますがそこはタミーさんの協力やFLAPさんの協力もありかなりみなかみ町を知ることもできました!!
ですが、自分自身で行きたいところを行くためにはやはり車がないとどうしようもないので駅前にあるレンタカーを借りて結構な距離を走っていろんな場所を見てきました。
気になっていた藤原地区はまたみなかみの温泉街とは雰囲気も違っており、家の作りなども雪深いせいかそれ仕様に作られており、かなり興味深かった。流石にいきなり町民の方に家の中を見せてくださいとまでは言えないので外側から見るだけしかできなかったけれど本当に建物は地域性が顕著に見られるので楽しくて仕方ないですねw。
また、土合の方も行ってみたのですが谷川岳の方は雪が積もっていて5月末までは通行止めで行けなかったのが残念でしたが遠くから見える谷川岳はそれはそれで厳かで美しく、色んな場所から見える谷川岳を何枚写真に収めたことか。
自分自身はウィンタースポーツはだいぶご無沙汰していますが、それでも雪を見るとワクワクするのって何故ですかねw。みなかみ町初日はあいにく雨でしたが翌日は夜から降り出した雪が積もってくれたおかげで雪化粧を纏った温泉街を堪能できたし、3月の雪は結構珍しいとのことでそれさえも貴重な体験でした。

タミーさんからもこの1週間は色んなイベントなどがちょうど行われていた時期で本当にいいタイミングで来られましたねと言われ、持っているなとちょっと思ってしまいましたがw。それでも、この1週間で出会うことができた方々にGRADEGIONのこれからの活動や展望などを話すと皆さんが共感してくれたり、一緒に何かできたらいいですねと言ってくださったり、奥多摩にも興味を持ってくれることが本当に嬉しかった。だからこそ、しっかりとまずは奥多摩で実績を作る必要があるのだという戒めも感じました!!


さて、前回の続きですが3日目は東大の学生達が以前社員寮として使われていた建物の測量を行うということで同行させてもらって見学だけのつもりがいつの間にか一緒に測量を行うことに!!
学生が3名と准教授2名という構成でそこに自分とタミーさんが加わってのメンバーでしたが、まずはほとりへ一旦集合してから現場に向かうとのことで学生や准教授の先生方からしてみればタミーさんはまだ面識があるものの、果たして自分は何者?と思われていたので簡単な自己紹介から始まりなんだかんだと全員が自己紹介を終えてから現場へ。
ほとりから徒歩5分もかからない距離で、少し細い路地を入っていくとそこにはちょうど隙間に建つようにハの字のように2階建ての古びた建物があり、学生達は以前はそこの一角を使用してマルシェをしていたとのことでその名残もあり、慣れた手つきで建物の鍵を開けて中へと入っていく。一軒家風の建物に一旦荷物を置き、今回メインでプロジェクトを進行していく学生が今日の行程を説明してくれて二手に分かれる形で測量を開始。自分たちは平屋建ての物件の間取りを内と外で測量をしていく。建物内にはまだ荷物があり、若干やりづらさもあったが二人1組になって間取りを測量していった。学生の女の子とペアを組んだのだけど、慣れないせいか思うように進まず結局先生と自分である程度を進め、補助的な感じでタミーさんと女子学生で測量をお願いした。室内はまだ良かったのだが、外は雪が溶けてそれが滴ってきてずぶ濡れになりながら測量した。とりあえず、自分たちの方は測量が終了したのでどうするのか指示を仰ごうとリーダーの男子学生に話しかけるとこちらの測量を手伝って欲しいということになり、タミーさんペアには2回の測量をお願いし、自分と先生は外側を測量していったのだが先生は自分が測量したものをiPadへ入力していく役割分担ができていて何故か自分だけ雪解けの水に濡れながら測量する羽目に!!
自分たちの方の測量が終わったので先生と自分たちの事業について説明をしているとやっと他のメンバーも終えたようで、気付けばもうお昼近くになっていてタミーさんは別件があるからと先に別れ、自分は学生メンバーとランチを一緒に行くことに。リーダーが行きたい場所があるからとスマホで営業しているかどうか確認してみると残念ながら定休日とのことで、前々から行きたかった『だるま』へ。
学生達も以前来たことあるメンバーと初めてのメンバーもいるようでみんなで地下に続く階段を下りながら何を食べようかと話をしながら店内へ。
入り口近くのカウンター席には2名ほどの先客がおり、自分たちは奥の座敷へと進んでいき、各々が席につき壁に貼ってあるメニューと睨めっこしながら選んでいると店主がお茶を運んできてくれて注文を言っていくと先手を打たれて「焼き物は時間がかかるから、刺身を出して食べ終わったくらいの提供になるけどそれでもいいなら・・・」そんなこと言われちゃもう選択肢は刺身定食か海鮮丼しかないやないかと思いながらもみんな同じ海鮮丼にw。
何のためのメニューなんだよとみんなで笑いながら再び自分が何をしている人なのかをまたみんなに話しているとかなり興味を持ってくれたようで先生方とは名刺交換をし、学生達にはInstagramを宣伝しておきましたw。


その後はほとりに戻り、タミーさんと少し話をしたのちに洗濯物をしたいと初日に話していたのを覚えてくれていたのか、真沢地区にある『さなざわのテラス』という温泉とランドリーと宿泊と棚田?がある少し山に入った場所にあるところへ。
今回はタミーさんが町民割みたいは制度がありそれを使用して自分の分はタダで済ましてくれました。なので、自分はランドリーで洗濯物を突っ込んでから温泉へGO!!
貸切のサウナもあるらしく、この日はちょうどカップルが貸切で使用しており使用はできなかったのですがバレル型のサウナで次回来た時は利用してみたいなぁーとw。
温泉はサウナへ向かうドアの先にあり、とりあえず今回は温泉を堪能しようと思い服を脱ぎ浴場へ。
先客はお爺さんと若い子の2人だけで、若い子はさっき受付で彼女と来ていた子だったのですぐに出ていってしまい、ほぼ貸切状態。
泉質は特にこれといった特徴はないのですが、水上温泉で入った時よりは肌に柔らかく少しツルッとした感じがして気持ちいい感じでした。こちらは露天風呂もあり、外に出てみると棚田と谷川岳も一望できて空気も澄んでいてかなり気持ち良かったです。何度か往復をして満喫をした後に温泉から上がるとすでにタミーさんはテーブルで自分の仕事をしており、自分も洗濯物を乾燥機へとかけた後に合流して別々のテーブルで各々の仕事を始めました。
30分くらい経ってもなかなか終わらないので乾燥機を見にいったところどうやら自分の勘違いで10分/100円の料金体系だと思っていたら30分/100円だったようで後1時間は残っていて、その旨をタミーさんに伝えると笑いながら大丈夫との承諾を経て再び仕事へ。
少ししてからこの建物の責任者の方らしき人がやってきてタミーさんと話を始め横目で見ていたらどうやら自分にも紹介してくれるとのことでご挨拶をしつつ、今回の目的を話すとすぐに意気投合して気付けば今度働かせてくださいと頼み込んでいましたw。まぁこれは一旦保留ですが、以前から興味のあった土合駅にあるグランピングの施設『DOAIVILLAGE』は同じグループらしく、そちらが人手が足りないようで、大学生などが泊まり込みの期間限定で来ていてるが、そろそろ春休みも終わるので余計に人手不足になるといった実情などを知る事もできた。
せっかく、人を呼び込むことができるスポットさえも地方では人手が足りないのだなぁと改めて実感させられ少しでも解消の役に立つ術はないのかと考えさせられたのでした。

翌日は特に予定もなく、タミーさんも仕事が仕事がという事もありレンタカーを借りようとネットで検索してみると水上駅前のレンタカー屋さんでは空きがなく、そうすると上毛高原駅前のトヨタレンタカーしかなくそれにはバスに乗っていくしかなくてそのバスさえも本数が限られているのでどうしようか悩んでいたのだけど、いっそのこと電話した方が早いのではないかと水上駅前のレンタカー屋さんに電話してみると、なんと1台だけ空きが出たとのことで早速予約を済ませ、出かける準備をしてほとりを出た。
水上駅までは辺りから徒歩で大体15分前後。車では通り過ぎてはいたが歩いていくと見えていなかったものが見えてくるってことに改めて気付きよく足で稼ぐという言葉があるが歩くことで得られるものがあるのだと実感した。
目的地には少し早めに着いたので駅前にあった以前から気になっていた「生どら焼き」を買い、それからレンタカー屋へ。
車種はアクアで6時間、13時から19時までということで諸々の手続きと説明を受けていざ出発!!
どこに行こうかという目的は正直決めていなかったのでいざ出発してもののとりあえず車を走らせる。少し走るとみなかみ町内では最後のコンビニだというデイリーヤマザキへ。ここではコーヒーとお昼を食べていなかったのでパンと入り口近くにあった焼き芋を購入w。


そこからはとりあえず行き当たりばったりでまずは谷川岳がどんな感じなのか興味があったので車で向かってみたもののロープウェイ乗り場までは行けたけれど、そこから先は雪のため通行止めの看板があり断念。仕方なく戻って土合駅にあるDOAIVILLAGEも興味はあったけれど今日の目的はとりあえず興味がある場所へ行くことが目的だったのでそこから藤原地区へ。
一旦ナビを藤原地区の代表住所に設定して車を走らせること1時間弱。確かに雪の量が少しずつ増えてはいたがきちんと除雪がされていて車を走らせることにはあまり支障がなく、こういった配慮をしてくれていることは観光で訪れる人にとっても地元の人にとってもありがたいんだろうなと実感。
そして、スキー場の看板が目に入ったので一旦そちらに向かうことに。
雪の量はそこまで多くはなかったものの、それなりにお客さんもいてそこでも写真を何枚か撮って次の目的地へ。

タミーさんからみなかみにダムがあると聞いていたので次はそのダム巡りをしようと思い奈良俣ダムの方へ。進むにつれてだんだん家屋や車とすれ違う事も少なくなり少々不安もあったがいざ目的地に着いてみると工事中なのか作業員がちょうど駐車場の方に歩いてきていて一旦車から降りてはみたものの遊歩道を歩くと30分近くかかり、往復で1時間と考えるとここだけにそこまで時間はかけられないと思い再び車に乗り込み、気になった路地をふらっと入り行き止まりにぶつかったりしながらそこで出会った古民家がかなり良くてそこでも写真を撮ったりとこんな楽しみ方もありかと独りごちていました。

一通り行けるところまで行ったので今度は逆側も行こうと思い方向転換。
まずは水上温泉の方へと車を走らせ、初日にメールでいただいていた割引がきく温泉が3つあって、2つはすでに行っていたので3つ目は歩いていくには遠いと思っていたのでそこへと車を走らせた。
湯テルメ谷川』通常は630円のところ500円で入れて少しだけ得した気分で温泉へ。普通の銭湯のような作りではあったが、それ以外にも露天もありこの露天風呂がかなりいい感じで少しぬるめだけれど寝れるくらいのいい感じの温度で実際に自分が入る前にいた人でなぜかうつ伏せで寝ていた人がいて一瞬死んでるのか!?と驚いたが湯船が波打つ時にビクンと動いていたので生死は確認できたので安心して温泉を堪能しましたw。
戻る途中でペンションが複数ある場所があってそこも気になり急な坂道を下るとやっているペンションもあったのですが、潰れてしまって空き家になっている建物もあり、改めて宿泊業の難しさを垣間見た気がしました。


次に向かったのは一旦買い物をしておきたいと思い月夜野地区へ。ちなみにこの月夜野という名前がとても響きも良くて結構お気に入りでここにあるベイシアというスーパーで買い物を済ませてから猿ヶ京温泉方面へ。猿ヶ京温泉はFLAPのお二人と一度行ったのですが、その時はあまり時間もなくそこまで多くの景色を見る機会がなかったので改めて自分でもみに行こうと思っていたので夕方の時間に差し掛かってはいたけれど気にせず向かってみた。途中で大きな橋がかかっていて、それと夕日のコラボレーションがとても綺麗でそこでも一旦車を止めて写真を撮り、猿ヶ京温泉に到着した頃には夕陽が沈みかけていたのだけどなんとか間に合って赤名湖を見下ろす形で写真を撮ってきました。

とりあえずレンタカーを返却する時間までには戻らなきゃと思っていたのでいざ水上駅方面へと向かい始めたのだが、改めてナビが示す道が結構細い通りとかを示すので大丈夫か!?と思いつつも何とか見覚えのある風景が見えてきてホッとしながら無事返却時間前にレンタカーを返却してそこから辺りへと歩いて帰りながら、昔はもっとこの町には多くのホテルや宿があって、それらにきちんと明かりがと灯って賑わっていた時期があったんだなぁーと思うと少しばかり寂しさを感じながら帰路に着いた。

ほとりへと戻った後は、昼間にご挨拶をしていたご近所のクラフトビールのお店『オクトワンブルーイング』へ。
最近よく各地独特なクラフトビールが増えてきていて、食から地域を盛り上げていこうということに関しては大賛成なので購入することで貢献したいなと思う次第です。
まぁそんな感じでご当地のクラフトビールを味わいに行ったのですが、ほとりから徒歩で1分ちょい。お店の中に醸造所もあり、ガラス張りになっているためその様子も覗くことができる環境で、飲食スペースもカウンター席とソファ席、テーブル席も合わせて10名ほどが入れば満席になる広さで、自分が訪れた時には外国人の観光客が4名とカウンターに1名の5名の先客がいて、自分はカウンターに座ってメニューと睨めっこしながら頼んだのはゆ・ゾンという「カヤバ・セゾン」をベースに、赤城山麓の無農薬ゆずをふんだんに使用したフルーツセゾン。個人的にはフルーツ系の風味のするビールは好きなのでかなり好みの味でした。しかも、このお店は食事のメニューがなくてご近所の飲食店からのテイクアウトが可能になっていて、外国人の観光客の人たちはピザをテイクアウトしてきていてその香りがお店中に漂ってきて空腹な自分にとってはかなり羨ましかった。
1杯目を飲み切って2杯目を頼もうか悩んでいる時に、ちょうどタミーさんが知人2名と一緒にやってきてカウンターに横並びになりながら初めましての挨拶と2杯目は定番のオクトネエールを頼んで乾杯をした。
タミーさんが連れてきたのは昼間に行ってきたさなざわのテラスのグループでもあるDOAIVILLEGEのスタッフの方とその友人の女性で二人とも会うのは実は2度目という事実も発覚し、人と人との繋がりというのは奇跡なんだと実感しました。
タミーさんはこの後仕事があるということでビールをテイクアウトして戻っていき、自分はお二人と気になっていた吉兆さんという居酒屋にはしご酒をしに行ってきました。

吉兆さんはリゾートマンションの一階に入っていて、タコの唐揚げがオススメということを聞いていたのでまずはそれを頼み、それ以外ではなぜか「くさや」があり、お二人はまだ未経験だということで頼んでみた。実際に出てきたのはすでに焼き上がっているものを軽く炙っての提供らしく、理由としてはお店の中で焼いてしまうとあまりの臭さに住民からも苦情が出てしまうからということでなるほどなぁーと納得しながらとりあえず食べてみた。
自分は以前に生の状態から焼いたものを食べたことがあるのでその本来の臭さを知っていたが、二人は全くの初体験だったがそれでもこの状態で一口食べてみた結果が「これは食べ物ではない」とのことでしたw。まぁせっかく頼んだので残すのは不本意なので自分が食べ切りましたw。
それ以外にも結構料理を頼んでアルコールも入っているからか、ほぼ初対面のはずなのにこんなにも話しが弾むっていうのは新鮮だなぁーと感じた。
結局吉兆さんにも3時間近く滞在して、それでも話は尽きずまだ飲み足らないということで一旦お店を出てコンビニへ。ただ、コンビニでお酒を買ってもどこで飲むのか問題が生じてそこでスナックがまだやっているという事でコンビニから移動して「スナック春歌」へ。


本当にやっているのか!?という外観でしたが、地下への階段を降りると明かりが漏れていたので恐る恐る中へ入るとソファに横になっていたのかママさんが掠れた声で「いらっしゃい」と。一瞬大丈夫かなと迷ったが、そこは酔いが回っているせいか勢いで店内に。自分たち以外はお客さんはおらず貸切状態だった。
とりあえず席に着くと、ドリンクを頼んでからさっきの話の続きをしているとママさんがドリンクを作り終えて持ってきてくれた。
このママさんがかなり早口なのと声が聞き取りづらいため正直話の半分以上を理解できないままカラオケ大会へ突入。途中で急に「焼きそば食べない?」と聞かれ、正直先ほど食べてきたので断ろうかと思ったのだが、もう一人の子がいただきますと言ってしまったので引くに引けず、美味しいのかどうかもわからない味の焼きそばをいただいたw。
流石にいい時間だったので帰ろうかと話していたら、ママさんから自分が住んでいるマンションに大浴場があるからそこに入って行きなさいと半ば強制にマンションまで同行。結局、みんなでお風呂だけをいただき泊まって行ってもいいのよという申し出は丁重にお断りして帰路へと着きました。こうしてみなかみ町の夜が更けて行くのでした!!w


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