温泉津ってなんて読むの?そして、世界遺産へ
初日は疲れ果てたので、ゲストハウスへと辿り着いてからは少しばかり休憩。外も暗くなり始めた頃にお腹も空いてきたので何か大田市ならではのものを食べようかと悩み、面倒だったのでオーナーさんに話しかけると色々と勧めてくれたのが『穴子』。どうやら大田市はアナゴ推しのようで色んなお店が穴子料理を提供しているようで、アナゴマップ?ならぬチラシを渡され、ここでまた悩んでいると天ぷらが美味しいよとまたまたオーナーさんが勧めてくれてしかもお店に電話までしてくれて確認もしてくれたのでもうここに行くしかない状況となり、とりあえず徒歩で5分くらいの場所にある居酒屋へ。
店内はカウンターとお座敷があり、先客が1名のみで自分も少し距離を置いてカウンターに座ると店主らしき人がおしぼりを持ってきてくれた。
メニューを見ている時になるものがあり、店主に聞いてみるとそれはこの地方独自のものらしく他ではあまり見かけない食べ物でそうとなりゃ頼まないわけにはいかず『赤天』を堪能しました。ちなみに、赤天とは魚のすり身に七味を混ぜて練った練り物でそれを蒸したものらしい。
それ以外では、アナゴの天ぷらと本当はアナゴの刺身もあったらしいのだが今回は見送ってしまったw。
まぁほろ酔いでゲストハウスに戻ると、オーナーさんがまだいてどうだったと聞いてくるので美味しかったですと正直な意見を返してその日は疲れと酔いでもうバタンキューでしたw。
翌日は、温泉津駅に9時15分待ち合わせということで大田市駅を7時41分に乗らなきゃいけなくて、6時に起床し、シャワーを浴びて準備をして駅に向かうとめっちゃ学生いるやん!!と思いながら慣れない券売機で切符を購入。
普段はSuicaのタッチで改札抜けているせいか切符でしかも駅員さんにスタンプを押してもらいホームへ。電車は2両編成でな、なんと自分ともう1人以外は全部学生という異常な光景に違和感を感じながらも流れる車窓の景色に感動しながら目的地の温泉津駅へ。途中、仁万駅には学生が大量に降りていき、数人の学生と自分ともう1人のお客さんのみで温泉津駅には8時10分に到着してしまい、待合室には2人のおじさんがベンチに座って何やらずっと言い合いをしているのを横目に駅前に出た。
正直なところコンビニとかはあるだろうと思い、マップで調べてみるとどうやら温泉津にはコンビニはないということに気づき、驚きながらも街中を歩けばスーパーとかはあるだろうと歩いてみたけれど時間が早いからなのかシャッターが下りていて空いてなかった😭。それでも諦めず歩き続けていると海が見えてきたのでもう少し近づいてみようと歩いて行くとどうやら湾になっているようでそこまで歩いてみたのだけど待ち合わせの時間も考慮して引き返すことに。途中、酒蔵があって中から音がするので気になって覗いてみるとどうやらお酒を作っているのではなく何やら片付けをしていたようでお店の方もあるようでそちらの入り口から中に入ると土間があり昔ながらの住宅をそのまま店舗としても利用しているようでかなり年月が経っている建物のようで見回していると店主らしき方がこちらに気づいて声をかけてもらってから色々とお話を伺うことができました。大田市には以前はかなりの数の酒蔵があったけれど今は2軒しか残っていないとのことで、どこもかしこも後継者不足に悩まされているとのことでこれが地方の現実なのだと感じた。
駅前の自販機で飲み物を買って待合室で時間になるまで待っていると一台の車が駐車場に入ってきて待合室の方に1人の男の人が歩いてくると中を覗いて遊ぶ広報の方ですかと声をかけられた。自分はそうですと返すと今回のアテンドツアーをしてくれる方らしく、その場で簡単に挨拶をしてもう1名の参加者を待つことに。約束の9時15分より少し遅れてやってきた女性と合流して車に乗り込むと早速目的地の石見銀山へ出発!!
車内で簡単に挨拶を交わし、車は温泉津から大森町へと向かう道中、今回アテンドをしてくれる金田さんが実は地域おこし協力隊として働いていて、アテンドの仕事もそれ関連だと言うことでした。20分ほどで目的地の大森町へと到着し、そこでもう1名が合流予定だったのでロータリーの真ん中にあった大森町と石見銀山の地形を模したものがあったのでそこで簡単な説明を受けていたときに途中から1人の女性が近づいてきて、どうやらその方がもう1人の参加者とのことでなんとか全員が揃ったのでツアー開始となりました